2016年01月30日

2015〜2016年、これからのスマホプリントを占う〔前編〕

 多くの場合、人は形にして見せてもらうまで、
 自分は何が欲しいのかわからないものだ。

   スティーブ・ジョブズ(1955年2月24日〜2011年10月5日)
     アップル社の共同設立者の一人
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△『スティーブ・ジョブズ I』 2011年10月刊表紙より    (c)講談社
  ウォルター・アイザックソン 著、井口 耕二 翻訳
  有名な肖像写真。

私が初めて必要に迫られ自分のケータイを購入した夏、
アップルの「iPhone(初代)」がアメリカで発売され、
翌年の夏には日本でも「iPhone 3G」が発売されました。

そうです。
私が欲しかったのは、本当は「iPhone」だったのです。
ケータイは欲しくてではなく、必要だから買っただけです。

私のケータイには150万画素の実用的なカメラが付いて
いましたが一度も撮影に使うことなく、2012年の秋の暮、
ついに憧れの「iPhone 5」と買い換えたのでした。

そして、当店のプリント受付機が「iPhone」や「Android」
スマホに対応できるよう、ソフトウェアのバージョンアップを
進めていた富士フイルムさんに、心から感謝したのです。

スマホを手にして、
初めて「自分はこういうカメラが欲しかったんだ」と
気づかれる方も、実は少なくはないのではないでしょうか?

  スマホプリントの軌跡をふりかえる

当店「しゃしんのポップ」では、
すでに過半数のお客さまがスマートフォンをお使いです。
特に初めてご来店のお客さまはほぼ100%、デジカメより
スマホからのプリントを主にご注文になるお客さまです。

当ブログでも毎年、節目ごとに所感らしきことを書いて
きましたが、今回はこれまでのスマホプリントの軌跡を、
できるだけ簡潔に時系列でまとめてみることにしました。

文中、「iPhone」以外の機種で特に明記が無いものは
すべて「Android」スマホです。

 1.「iPhone」と「Android」、2強登場で新たなスマホ時代到来

2007年06月29日 「iPhone(初代)」がアメリカで発売(約200万画素)
2008年07月11日 「iPhone 3G」が日本で発売(約200万画素)
2008年10月22日 「HTC Dream」がアメリカで発売(約300万画素)
2009年07月10日 「HTC Magic」が日本で発売(約320万画素)

 大型マルチタッチスクリーンの採用でスマートフォンが身近なものに。
 普及が本格化し、「スマホ」の略称も定着。

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△2007年6月、米国内で発売が開始された初代「iPhone」  (c)Apple Japan
  「Today, Apple is going to reinvent the phone.
  =今日、アップルが電話を“再発明”します。」
  (本製品発表プレゼンでのスティーブ・ジョブズ氏の言葉)

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△「HTC Magic」 2009年7月発売    (c)HTC
  日本で最初に発売された「Android」スマホ。台湾のHTC製。
  キャッチコピーは「ケータイするGoogle デビュー。」

 2.本格デジカメに匹敵、高画素スマホカメラの台頭

2010年04月01日 「XPERIA(SO-01B)」発売(約810万画素)
2010年06月24日 「iPhone 4」発売(約500万画素)
2011年10月14日 「iPhone 4S」発売(約800万画素)

 その後大容量のメモリやバッテリー、「4G LTE」通信への対応も進む。
 デジカメにもWi-Fi通信機能やGPSが採用され、スマホとの連携が強化。
 スマホをデジカメのリモコンや写真の転送先として利用するアプリも普及。
 写真もビデオもスマホで撮影し、アプリで編集してネットで共有する時代。

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△「XPERIA(SO-01B)」 2010年4月発売   (c)ソニーモバイルコミュニケーションズ
  日本ブランドの「Android」スマホもデビュー。
  DVCが得意なソニーグループが、810万画素カメラや「YouTube」との連携を強調。

 【重要な出来事】
 2011年3月11日発生の東日本大震災では、津波の襲来や被災地の状況などを
 多くの人々がスマホで撮影。貴重な写真やビデオ映像がリアルタイムに世界中へ
 ネット配信された。
 
 3.富士フイルムの店頭プリント受付機がスマホと直結

2011年07月初旬 「iPhone」とのケーブル接続に対応
2012年05月下旬 「Android」スマホとのケーブル接続に対応
2013年07月中旬 「Android」スマホとのWi-Fi通信接続に対応
2014年04月中旬 「iPhone」とのWi-Fi通信接続に対応

 「おみせプリント」アプリ(無料)で受付機とのケーブル接続が不要に。
 本アプリの略称は「わいぷり(Wi-Fiプリント注文ソフト)」。
 スマホ内に保存した写真が多いとケーブル接続では表示に時間がかかる問題を
 本アプリが解消。

▽「おみせプリント for iOS」のスクリーンショット例。
  「おみせプリント for Android」とほぼ同仕様のデザイン。
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 (c)富士フイルム

 【重要な出来事】
 2012年(平成24年)末のスマートフォンの世帯普及率が49.5%に達する。
 (総務省「平成25年版 情報通信白書」より)
 2014年(平成26年)末のスマートフォンの世帯普及率が64.2%に達する。
 (総務省「平成27年版 情報通信白書」より)

  これからのスマホプリントを占う

  4.2015〜2016年、これからのスマホプリントを占う出来事

2015年07月08日 富士フイルムが次世代店頭プリント受付機「WPS」を発売
2015年11月18日 富士フイルムが各スマホ用写真検索アプリ「写真をmikke」を発表
2015年11月20日 初の4Kスマホ「Xperia Z5 Premium」発売(約2300万画素)
2016年02月05日 薄型光学ズーム付「ZenFone Zoom」が日本で発売(約1300万画素)

  〜 〔後編〕へ続く

*この記事は、当ブログ2017年1月11日記事にも続きます。
posted by 安瑠芭夢家 しゃしんのポップ at 00:27| フォトライフ