2016年11月19日

さだまさしさんと『遠くへ行きたい』

今年の7月に亡くなられた、放送タレントで作詞家でもあった永六輔さんを偲んで、
当ブログでは「だから、今こそ『遠くへ行きたい』(食堂車で)」と題する追悼記事を
2016年7月12日付で掲載しました。
その記事の一部を、今ここに抜粋して、再度掲載させてください。

当ブログの2016年6月29日付記事で、
私と同じ4月10日の「駅弁の日」がお誕生日にあたる
シンガーソングライターのさだまさしさんや、さださんの歌曲、
『驛舎(えき)』(1981年リリース)についてご紹介しましたが、
永六輔さんも同じく、4月10日の「駅弁の日」のお生まれです。

さだまさしさんも永六輔さんとの親交が深く、お別れを悼んで、
「僕の歌曲のひな型のような作品をたくさん作られた人」
「僕がペーペーの頃からずいぶん目をかけてくださった」
と、想いを寄せられたそうです。

 出典)産経ニュース(2016.7.11):【永六輔さん死去】
    (こちらをクリック)

私にとって永六輔さんの存在を一番強く感じることができたのは、
1970年にテレビ放送が始まり今も続いている国内最長寿紀行番組、
『遠くへ行きたい』でした。放送開始時、私はまだ幼稚園生でしたが、
永さん作詞の主題歌になぜか、子供ながらも運命の出会いを感じ、
『遠くへ行きたい』が自分自身の“憧れの番組”になっていったのです。
「毎日が旅です」と永さんが冒頭で語ったナレーションが印象に残り、
その言葉が私の人生にどれほど大きく影響したか計り知れません。
(なお、さだまさしさんも同番組で、2000年秋から2004年春にかけ
て、主題歌の歌唱をご担当されています。)

先日、インターネットで何気ないくつかのニュースサイトを閲覧していたとき、
次のような記事が目にとまり、何だかとても嬉しくなってしまいました。

さだは永六輔さんとの対談などをまとめた新著
『笑って、泣いて、考えて。永六輔の尽きない話』の中で、
永さんの作詞について

「歌はいわば生鮮食品で、特に『言葉』は傷むのが早い。
ところが、永さんの歌詞は全然古びない。
今の世に新曲として出しても十分、通用する」

と評している。
中でも評価しているのは『遠くへ行きたい』で、さだは

「これほど見事な旅の歌はいまだなく、今後も出ないかもしれない。
この歌があるためか、僕は今でも旅の歌が書けません」

と語っている。

 出典)さだまさしが明かす「今でも旅の歌が書けない」という理由
    - エキサイトニュース 2016年11月15日 より抜粋
    (こちらをクリック)

「これほど見事な旅の歌はいまだなく」というさだまさしさんのお話しには、
きっと誰もが共感を覚えるのではないでしょうか。
それぞれの想いを胸に人は、「旅」を夢見るのでしょうね。
posted by 安瑠芭夢家 しゃしんのポップ at 01:48| 旅のヒント