2017年05月31日

越生町が平成31年3月末の完成を目指してる『越生駅東口開設事業』と、5月12日発表の『東武グループ中期経営計画2017〜2020』について

2018年4月28日、追記しました。後の方をご覧ください(skip↓)。
2017年12月6日、追記しました。
後の方をご覧ください。

  越生(おごせ)駅東口が平成31(2019)年3月末完成
   当店「アルバムの森 しゃしんのポップ」も東口ご利用が便利です
    西口の旧駅舎は「観光案内所兼おもてなしの拠点」に

当店「アルバムの森 しゃしんのポップ」の最寄駅、
JR八高線と東武越生線とが乗り入れる越生駅で、
いよいよ今年度から東口開設に向けた本格的な工事が始まるそうです。
越生町の広報誌によると、完成は2年後の平成31(2019)年3月末予定(下図)。
当店所在地の越生東からは、踏切を渡らずに越生駅が利用できるようになります。

 注:出典や(c)の明記がない写真はすべて、当店が5月中旬に撮影したものです。

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△現在の越生駅東側。東口の開設で、駅周辺の活性化が期待されます。
 写真の電車は今年の3月、14年ぶりに復活運転された池袋からの臨時直通列車
 「越生観梅号」にも使用されたオリジナルツートンカラーの特別編成です(後述)。
 この色は1960〜70年代中頃にかけての東武鉄道通勤電車の標準色でした。

▽越生町が公式サイトで公表している、『越生駅東口開設事業』に関するファイルの
 写しです。上の写真に見える階段通路(手前)とエレベーター通路(奥)がそのまま
 延伸され駅の東西を結ぶ自由通路となり、駅前広場の改修と併せて、越生駅東口
 として平成31(2019)年3月末までに整備される予定です。    (c)越生町
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  出典:『広報おごせ 平成29年5月号』p.10 (公式 PDFファイル
     『都市再生整備計画 越生駅周辺地区』p.2 (公式 PDFファイル

▽西口駅前ロータリーの出口。踏切とは反対側の(当店「しゃしんのポップ」がある)
 駅東側からは一方通行出口になるため直接進入することができず、お車での送迎
 の際は迂回を強いられ不便でした。さらに、駅前からもどるとき踏切で待たされると、
 写真の路線バスの進路をふさがないよう、もう一周迂回が必要になる場合もありま
 した。こうした問題も駅東口開設で解消し、越生町がより住み良い町になるでしょう。

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▽駅東側のロータリー。現在はあまり活用されていませんが、毎年7月下旬に開催の
 「越生まつり」の際は駅西側で車両の通行規制があるため、その間、越生駅着発の
 路線バスの停留所はこちらへ変更されます。
 駅の東西を結ぶ自由通路や東口の開設に併せ、このロータリーがある広場も改修
 されます。駅周辺で様々なイベントが開催しやすくなりそうなので今後が楽しみです。
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「越生まつり」の2017年版パンフレット内容の写しです。   (c)越生町
 催しのスケジュールや交通規制などは、年毎にご確認ください。
 (PDFはこちらの越生町役場産業観光課運営の公式サイト、「越生観光ナビ」から)
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  「観光案内所兼おもてなしの拠点」として
  期待が高まる駅西口

越生駅西側は県道(旧道)沿いに古くからの市街地が連なり、由緒あるお寺や神社も
点在し、多くの人々が訪れます。また、奥武蔵の山々を巡るハイキングの出発地でも
あります(越生町役場産業観光課運営の公式サイト、「越生観光ナビ」はこちら)。

▽長年に亘り越生町の表玄関、観光の拠点として機能してきた西口駅前ロータリー。
 毎年7月下旬の「越生まつり」では、夕方になると中央に山車がそろって壮観です。
 (ご参考写真を掲載した当ブログ記事はこちら。)
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△西口の旧駅舎は「観光案内所兼おもてなしの拠点」として整備が予定されています。
 訪れるたび旅情を感じさせる懐かしい佇まいは、映画やドラマの舞台にもなりそう。
 首都圏では貴重な昔からの駅待合室の雰囲気が、少しでも長く残るといいですね。

右上の駅舎の写真で、「越生駅」の看板の下に「梅フェア〜梅と農産物の直売会〜」
(6月11日開催)
の案内が掲げられています。梅は、柚子とともに越生町を代表する
特産品のひとつで、当店のご近所にも梅農家さんがあります。春には町中が梅の花
の香りに包まれます。

今年は「越生梅林梅まつり」期間に合わせ、3月5日(日)に、東武東上線の池袋から
越生まで、臨時直通列車「越生観梅号」が運転されました(先述)。今回は1日限りの
復活運転でしたが、池袋〜越生間の直通運転は14年ぶりの試みということです。
(当ブログの2015年7月16日付記事もあわせてご覧ください。)

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△2017年1月25日付東武鉄道ニュースリリースの写しです。3月5日(日)運転の
 臨時直通列車「越生観梅号」は、「越生線沿線への誘客および越生町の活性化を
 図るもの」で、埼玉県の「地域鉄道元気アップ協働事業」の一環でもあるそうです。
 今回はどちらかというと、主に鉄道ファン向けのイベント的な性格が強い印象でし
 たが、こうした試みが今後も継続されることに期待したいものです。  (c)東武鉄道

  出典:『3月5日(日)、東上線 池袋駅から越生線 越生駅に直通する臨時列車
     「越生観梅号」を運転!』 (公式 PDFファイル

  東上線池袋〜越生線直通のイベント列車増発も可能に!
  東武鉄道が池袋駅構内の線路を3本から4本に増設する計画を発表

先述の臨時直通列車「越生観梅号」は1日限りの復活運転でしたが、
今後の継続も期待できそうな嬉しいニュースが発表されました!
東武東上線の池袋駅は現在、駅構内の線路が3本しかなく、
そのことが臨時列車増発の制約になっているようです。
それを近い将来、4本に増設するという計画が東武鉄道から発表されたのです。
これで、臨時列車用の乗り場が新たに確保できるようになるわけですね(^_^)v

『東武グループ中期経営計画2017〜2020』を5月12日付で発表した東武鉄道は、
その中で池袋駅の改良にも触れ、「線路数増により着席有料列車、イベント列車の
増発が可能な施設に改良」すると説明しています。
「着席有料列車」とは「TJライナー」のような列車のことでしょうね。夕方以降小川町
方面へ30分毎に運転されているほか、土休日以外は森林公園発池袋行きも毎朝
2本運転されています。
駅周辺の再開発と連動した工事になるためか、具体的な完成時期は未定ですが、
どのような列車が増発されるのかとても楽しみですね。

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△『東武グループ中期経営計画2017〜2020』の写し(抜粋)。  (c)東武鉄道
 右下の「2面4線化イメージ」を見て、向かって左側の4線目を増設したあと、中央
 2線の位置を移動するのではと想像しました。とにかく複雑な工事になりそうです。
 線路は増えてもホームの番線の数は工事後、計5番線から4番線に減りますが、
 安全面ではその方が安心。池袋駅ホームドアは2020年までに設置される予定
 ですが、2面4線化や西口地区再開発の本格的な工事はその後に着工されます。

  出典:『東武グループ中期経営計画2017〜2020』 (公式 PDFファイル

2017年12月6日追記)

▽『「東武グループ中期経営計画」の推進(2017年度第2四半期)』の写し(抜粋)。
 2017年11月10日に公表された資料には、改良後の池袋駅構内のより詳細な
 「駅空間イメージ」イラストが掲載されています。本年10月から設置工事が進め
 られているホームドアは「可動式ホーム柵」と呼ばれるタイプですが、ホームの
 「2面4線化」完成時は、天井までガラスで仕切られた「フルスクリーンタイプ」に
 改められるようです。より安全になるだけでなく空調の効率改善も期待できます。
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 (c)東武鉄道

  出典:『「東武グループ中期経営計画」の推進(2017年度第2四半期)』 
  (公式 PDFファイル

  これから期待される
  越生線直通列車のグレードアップ

東武鉄道は新型特急車両500系「リバティ」を導入し、2017年4月21日ダイヤ改正
から浅草が起点の東武スカイツリーライン、伊勢崎・日光線などで運転開始しました。
500系「リバティ」は3両1組で別々の路線の列車を併結・分割運転できるのが特長。

『東武グループ中期経営計画2017〜2020』の中で東武鉄道は、500系「リバティ」
の増備を計画していますが、今のところ東上・越生線で運転する計画はないようです。
先述の臨時直通列車「越生観梅号」は4両編成の通勤電車(越生線各駅のホームの
長さは4両分)で運転されましたが、500系「リバティ」のような特急車両なら3両編成
なので、例えば越生線直通の着席有料列車を実現するのに適していると思われます。
この記事の最初の写真で分かるように、越生線越生駅の東側には電車の留置線が
1本あります。ここをよりグレードアップした直通列車の専用ホームにできそうですが、
今からでも『越生駅東口開設事業基本計画案』の見直しはできないものでしょうか?
もっとも、ホームの増設工事部分に関しては、町の事業とは別に鉄道会社側の事業
になるのかもしれませんが。

東武スカイツリーラインにも、東上線の「TJライナー」に相当する着席有料列車があり
ます。「スカイツリーライナー」、「アーバンパークライナー」と称し、500系「リバティ」、
100系「スペーシア」といった特急車両で運転されます。着席料金も310〜510円と
「TJライナー」並み。どうしても「うらやましいなぁ」、と思えてしまうのです。
(東武鉄道公式サイト内のご案内、「特急列車」はこちら。「TJライナー」はこちら。)

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△『東武グループ中期経営計画2017〜2020』の写し(抜粋)   (c)東武鉄道
 右側に新型特急車両500系「リバティ」の、3両×2組の計6両編成運転時の写真。
 「シームレスな輸送サービスの提供」と説明があるように、途中で行き先別に併結・
 分割運転が可能。同様の特急車両を東上・越生線にも導入するなら、3両×3組の
 9両編成で池袋を出発し途中で越生行き3両を分割する運転方法も考えられます。
 なお右下に「特急列車の地下鉄乗入れ検討」と記されていますが、詳細不明です。

  出典:『東武グループ中期経営計画2017〜2020』 (公式 PDFファイル

現在、越生線の定期列車はすべて坂戸乗換えになり、越生行きの電車は越生線内で
しか見ることができません。これはとても残念なことです。
将来、500系「リバティ」に準じた地下鉄乗入れ対応の特急車両が登場し東上・越生線
に増備されれば、東上線と相互直通している東京メトロ有楽町・副都心線、東急東横線、
横浜高速みなとみらい線にも越生行き特急が運転できるようになり、越生の知名度は
首都圏の広い範囲で高まるでしょう。越生からのお出かけも、便利で快適になります。
(当ブログの2017年4月29日付記事同6月23日付記事2018年3月20日付記事
も、あわせてご覧ください。)

越生町はもちろん、近隣の市町村は四季折々の花や紅葉の名所、旧跡、伝統行事、
伝統産業、ハイキングコースなどの観光資源に恵まれ、地元の人々に愛され親しまれ
てきました。さらに、遠方からのお客さまもお迎えし、おもてなしをすることで交流の輪が
育まれ、地域全体が活性化していくことが期待できると思います。
かけがえのない貴重な観光資源を維持していくためにも、何より欠かせないことでしょう。

越生町がより一層、訪れてみたい、住みたい町になることを、当店も願ってやみません。

2018年4月28日追記)

東武鉄道は2018年4月27日、
「2018年度の鉄道事業設備投資計画」を発表しました。

  2018年度 | ニュースリリース | 東武鉄道ポータルサイト
  http://www.tobu.co.jp/corporation/news/
  2018年4月27日付ニュースリリース(PDF)  
(特急券購入の利便性向上)
特急券は、これまで自動券売機やチケットレスサービス等にてご購入いただいておりましたが、2018年度は、会員登録不要で当社ホームページ上からクレジットカード決済による特急券購入が可能となるシステムを新たに構築し、あわせて多言語化(日本語・英語)することにより、インバウンドのお客さまにも特急券をお求めいただきやすくします。

  東武携帯ネット会員サービスとは | 東武携帯ネット会員サービス | 東武鉄道
  http://railway.tobu.co.jp/service/about/

「チケットレスサービス」は「TJライナー」でも利用できますが会員登録(無料)が必要
でした。今回のニュースリリースで「東武川越特急」などのお知らせはありませんが、
2018年度にホームページ上からクレジットカード決済で特急券を購入できる新しい
システムが始まることで、新列車実現に向けた環境整備が進むものと期待されます。
(当ブログ2018年3月20日付記事同4月20日付記事もあわせてご覧ください。)

▽東武鉄道の「2018年度の鉄道事業設備投資計画」には、
 越生駅の新しい東口ロータリーから見た橋上駅と自由通路
 の完成イメージも掲載されています。この春から工事開始。
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 (c)東武鉄道
posted by 安瑠芭夢家 しゃしんのポップ at 00:25| 旅のヒント