2017年06月23日

パシフィコ横浜で開催の「PHOTONEXT2017」へ行ってきました〔その1〕

パシフィコ横浜で6月20〜21日開催のフォトグラファーズ&フォトビジネスフェア、
「PHOTONEXT2017」(写真館、写真店向け関連用品展示会)をレポートします。

20日(火)はちょうど当店「アルバムの森 しゃしんのポップ」の定休日でしたので、
当店臨時スタッフの仲田とともに、初めて会場のパシフィコ横浜へ出かけました。

〔その1〕は横浜行きのレポートです。
会場のレポート
の本編〔その2〕をご覧ください。
(「PHOTONEXT2017」の公式サイトはこちらをご覧ください。)

  東武東上線坂戸駅から1時間半ちょっと
  直通の最速電車「Fライナー」1本で
  横浜高速みなとみらい線みなとみらい駅に着きました

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△展示会場最寄りのみなとみらい駅を出ると、早くも潮の香りが漂ってきます。
 駅周辺は見所がいっぱい。日を改めて、ゆっくり訪れてみたいと思いました。

展示会場最寄りの横浜高速みなとみらい線みなとみらい駅まで、東武東上線坂戸駅
から1時間半ちょっと、直通電車1本で来ることができます。当店最寄りの東武越生線
越生(おごせ)駅からも、坂戸駅で乗り換え1回、2時間以内で着いてしまいます。

2016年3月26日のダイヤ改正で、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ副都心線、
東急東横線、横浜高速みなとみらい線など、5社線を直通する最速電車「Fライナー」
(追加料金不要)が誕生し、埼玉西部と神奈川東部との交通がより便利になりました。
(「Fライナー」の公式サイトはこちらをご覧ください。)

平日の午前中、私たちが乗った「Fライナー」も、東上線沿線から横浜方面へ乗り通す
人が想像以上に多かったように感じました。東上線内から一緒だったカップルさんは、
鎌倉の観光ガイドブックを見ながら楽しそう。横浜駅で乗り換えて行かれたようです。

みなとみらい駅のホームは地下4階と深いですが、一部が「クイーンズスクエア横浜」
という大型複合施設の巨大な吹き抜けと一体で、地上4階からも駅のホームが見える
構造です。地上1階と改札のある地下3階とは、長いエスカレーターで直結しています。

みなとみらい線はどの駅もデザインが個性的で、まるで西欧の観光都市の駅のよう。

「PHOTONEXT2017」レポートは〔その2〕へ。各社の展示を一通り回った私たちは、
横浜の名所、山下公園へ足を延ばすことにしました。横浜高速みなとみらい線の終点、
元町・中華街駅を出れば目的地はすぐです。埼玉西部から電車1本で来れるなんて!

  山下公園の氷川丸の前では
  遠足中の高校生の生徒の皆さんが
  思い思いに写真撮影を楽しまれていました

山下公園に着くと、グループで散策する高校の生徒さんたちの姿が。遠足のようです。
皆さん、スマホで思い思いに写真撮影を楽しまれていました。中には自撮り棒を持参
していたり、本格的なレンズ交換式のデジカメで作品撮影に臨んでいる生徒さんも。

共学高校の生徒さんでしたが、私たちの高校時代と変わったな、と思えるのはまず、
撮影される写真の多さ、です。ほぼ全員の生徒さんがスマホを所持されているので、
これは必然。それと、レンズ交換式カメラ=趣味としての写真が女子の皆さんの嗜み
になったということ。写真を撮る男子生徒さんは、なぜかあまり見かけませんでした。

「PHOTONEXT2017」の来場者は男性が目立ちましたが、これからは女性の方が
増えてくるのかもしれないですね。

▽レンズ交換式デジタル一眼レフ、リコーイメージングさんの「PENTAX K50」(上)
 と比較的新しいスマホ、Appleさんの「iPhone 6 Plus」(下)との比較写真です。
 一眼レフの方がご覧のように、背景をぼかして主役を浮かび上がらせる、といった
 テクニックも楽しめますが、写り具合の差は実用上、ほとんど無いように感じます。
 (↓瞳に映るキャッチライトはストロボの光ではなく、薄く雲のかかった夕日です。)
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△偶然後ろに写った遠足の高校の生徒さんたちが、スマホで記念撮影をしています。
 男子の皆さんより女子の皆さんの方が、積極的に写真を楽しまれているようでした。
 山下公園の氷川丸前にて(プライバシーに配慮し、お顔はボカシをかけています)。

  帰りの直通の最速電車「Fライナー」は
  意外と早い時間に運転終了してしまうのが残念です

行きは東武東上線から直通の「Fライナー」で速くて快適でしたが、帰りの「Fライナー」
は意外と早い時間に運転が終了してしまいます。せっかく横浜が近くなったのに残念。

横浜高速みなとみらい線元町・中華街発の東武東上線森林公園行き「Fライナー」の
最終発車時刻は、平日が16時04分、土休日が15時34分です。それ以降も直通便
はありますが、森林公園行きは少なくなり、東上線内も各駅停車になってしまいます。

幸い、池袋駅での東京メトロ副都心線から東武東上線への乗り換えは近いですから、
時間が合えば、東上線は有料定員制列車「TJライナー」を利用した方が良さそうです。
元町・中華街から西武池袋線方面へは、土休日に有料座席指定制列車「S-TRAIN」
(「Sトレイン」)の運転がこの春に始まりました。好評なら東上線方面へも同様の列車
が実現するかもしれません。

↓ちょうどタイムリーな記事が公開されました!
『プレジデントオンライン』2017年6月21日付記事 著者:杉山淳一さん
「座れる通勤列車」が週末に変身する理由
−指定席で平日は通勤、週末は秩父観光−

(当ブログの2017年4月29日付記事もあわせてご覧ください。)

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△夕暮れ時の山下公園で。
 氷川丸にもイルミネーションが灯ります。
 仲田にとっては学生の頃、
 家族皆とドライブで訪れた思い出の場所でもあります。
 山下公園には色とりどりの、香り豊かな花が咲き誇り、
 訪れる人々の心を和ませてくれます。
 見頃は5月下旬ですが、
 まだ少し、薔薇の花も楽しむことができました。
 カメラはリコーイメージングさんの「PENTAX K50」
 レンズは上の作例とも、キット同梱の標準ズーム、
 smc PENTAX-DA L18-55mm F3.5-5.6AL WR。
 安価なレンズですがアンティークな描写がお気に入り。
 (カメラ内臓ストロボを強制発光。)

「Fライナー」の運転時間は過ぎていましたが、元町・中華街駅へもどってホームに降り
ると、西武池袋線飯能行きの直通電車が待っていました(何か、一気にローカルな?)。
始発駅なので座れましたが、みなとみらい駅を出る頃にはもう、満員の通勤電車です。

途中、東京メトロ副都心線小竹向原駅で東武東上線方面行きの電車に乗り換えます。
私たちが乗ってきた電車には、横浜方面から西武線方面へ乗り通す人の姿も目立ち
ました。西武沿線で生まれ育った仲田は、現在の生活圏の広がりに感動していました。

  お留守番シロウちゃん

今年の当店制作の「フジカラーの写真年賀状 2017」にも登場した
仲田家のシロウ@コバタン(39才)は、この日も良い子にお留守番。
飼い主がもどると、いつもとは違う感じなのか、「はい? はい?」と、
ちょっと不思議そう。もしかして潮風の残り香が分かるのでしょうか。

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△お留守番をしてくれたお礼に大好きなスイカをもらって、
 とても満足そうなオウムのシロウ@コバタン(39才♂)です。
 (プライバシー保護のため、この写真の位置情報は消去してあります。)

飼い主と一緒に遊んだあとは、自慢のぶら下がりダンスも見せてくれました♪
シロウちゃん、良い子で待っていてくれて、今日はどうもありがとう(^_^)ハート


「PHOTONEXT2017」レポートの本編は〔その2〕へ。
posted by 安瑠芭夢驛(アルバムステーション) 吉 川 写 真 店 at 14:27| 旅のヒント