2017年09月30日

「カメラのキタムラ」さんの再建に着手! 「リヴァンプ」さんの経営支援に高まる期待〔前編〕

2017年10月17日に記事を加筆しましたので、再編集して〔前編〕、〔後編〕に分けました。

 (c)カメラのキタムラ

  「リヴァンプ」は「刷新する」という意味

皆さまは、経営支援会社の「リヴァンプ」さんをご存じでしょうか?
お恥ずかしい話しですが、私はつい最近まで全く知りませんでした。
「リヴァンプ」さんにとっての最初の再建案件は、
大手ファーストフードチェーン店の「ロッテリア」さん。
2005年11月から4年半で経営再建に成功し、マスコミの注目も集めたそうです。
(「リヴァンプ」さんの公式サイトはこちらをご覧ください。)

ハンバーガーやファーストフード店がお嫌いという人は、
もちろん中にはいらっしゃると思いますが、そんなには多くないと思います。

皆さまはお好きですよね。私も大好きです(^^)

なら、いかにしてライバル店に勝つか。
当時の「ロッテリア」さんの経営陣は、そのことを意識し過ぎてしまっていたそうです。
「リヴァンプ」さんの経営改善策は、
何よりも「お客さまのご意見を商品開発などの早い段階で反映させること」。
売り上げでライバル店の運営会社に追い付き、追い越すことではなく、
お客さまにご満足いただけるサービスを提案すること。
何のためのお店なのか? やはり、原点に立ち返って考えることが大切なのですね。

その「リヴァンプ」さんがいよいよ、
「カメラのキタムラ」さんの再建に着手し始めたことが分かりました!
これまでは主に外食産業の再建で注目されてきたそうですが、
写真業界は多分、初めての案件なのではないかと思われます。

  世界最大にして唯一の総合写真メーカー、
  「富士フイルム」さんとのつながり

「カメラのキタムラ」さんの本業である“カメラ+フィルムの販売”が不振な理由とは?
言うまでもなくスマホの普及が背景にあり、それはもはや多くの人が知るところです。
既存の同業者さんのほとんどは相当前から家電量販などの多角経営に乗り出すか
(「ビックカメラ」さんや「ヨドバシカメラ」さんなど)、
逆に写真プリントやアルバムなど写真用品の専門店へ特化するかなどしてきました
(「コイデカメラ」さん、「ビックフォト」さん、当店「しゃしんのポップ本店」など)。
「カメラのキタムラ」さんはというと、これまでそのどちらかへ舵をとることもなく、
今年に入りようやくカメラ売り場の総面積や流通ルート等を調整し始めたところです。
つまり店舗数の「大幅見直し」ですね。「縮小」とか「削減」とか、ここでは一まず禁句。
(当ブログ2017年2月14日付記事参照)

なお、上に挙げた「カメラのキタムラ」さんを含む各大手カメラ販売店さんはいずれも、
当店「しゃしんのポップ本店」でも導入を進めている
「富士フイルム」さんの次世代店頭受付機「WPS(ワンダープリントステーション)」の
設置店さんです。
(当ブログ2017年1月6日付記事参照)
プリント材料も当店と同じ、銀塩方式の「フジカラーペーパー」を使用。
当店と同じ様に「フジフイルム フロンティア」シリーズでデジタルプリントしています。
そして、当店と同じ様に「富士フイルム」さんの各種プリントサービスキャンペーンの
実施店さんでもあります。
(当ブログ2017年10月1日付同年9月11日付同年8月20日付の各記事参照)

▽「富士フイルム」さんの次世代店頭受付機「WPS(ワンダープリントステーション)」
 を設置した「カメラのキタムラ」さんの「photo+(フォトプラス)」(TVCM映像より)。
 2015年7月以降、全店でスタートしたプリント注文の新コーナーです。
 記念撮影スタジオの「スタジオマリオ」併設店では特に、ベビーカーや車イスなどを
 ご利用のお客さまもよくお見えになると思います。座席やテーブル、通路の間隔が
 広いとよりご来店しやすいことでしょう。駐車スペースと同じように、そうしたお客さま
 の優先コーナーもあるなら良さそうですね。
IMG_0933.PNG
 (c)カメラのキタムラ

▽当店「しゃしんのポップ本店」では、2017年1月より店頭プリント受付機が
 合計5台(うち「WPS(ワンダープリントステーション)」は2台)になりました。
 将来的に6台まで増やせるよう、スペースや配線を確保しています。
 ベビーカーや車イスも出入りしやすいよう、通路も可能な限り広く取りました。
170106_IMG_0110.JPG

▽2017年1月から2台になった、当店「しゃしんのポップ本店」の
 「WPS(ワンダープリントステーション)」(両側手前)。
 左下のラック内に少し覗いているのが、こちらの記事でご紹介した
 UTM(Unified Threat Management=統合脅威管理)装置。
 セキュリティソフトとの併用で、情報漏えいや不正アクセスへの対策も万全です。
170119_IMG_0209.JPG

以上のことからも、「リヴァンプ」さんが「カメラのキタムラ」さんを再建するにあたって、
「富士フイルム」さんとの間で何らかの協議が発生することは、避けて通れないものと
予想されます。

 例:「フィルムカメラの再生産はできないのか?」(仮)

「ロッテリア」さんの案件では考えられなかった、写真業界特有の事情によるもので
しょう。でも、そのことこそが当店「しゃしんのポップ本店」のお客さまにとっても一番、
楽しみにしていただけるところなのではないかと思っています。
「お客さまのご意見を商品開発などの早い段階で反映させること」。それは、
「富士フイルム」さんにとっても永遠の最重要課題なのですから。

「富士フイルム」さんは「カメラのキタムラ」さんの大株主の1社でもあり、持株比率は
発行済株式の総数の9.5%ですから、経営への影響力は決して小さくないはずです。
(2017年3月31日現在。「カメラのキタムラ」さん公式サイトの株式情報はこちら。)
ほんとうに目が離せなくなりそうです。
何と言っても、「リヴァンプ」は「刷新する」という意味ですから。

後編〕へ続く
posted by 安瑠芭夢家 しゃしんのポップ at 17:19| 業界の話題