2018年01月11日

【年頭所感】2018〜2020年、これからのスマホプリントを占う。なんて言ってる場合じゃないですよ〜! で、5G(ファイブジー)とは?

  5G(ファイブジー)とは?

5G(ファイブジー)とは? あまりに専門的過ぎて私には説明できません(^^;
そこで(↓)こちらの、NTTドコモさんの最新TVCMですよ。

Perfumeの皆さんが出演するドコモ「FUTURE-EXPERIMENT」のTVCMです。
東京、ニューヨーク、ロンドンの3都市のステージを最先端の通信テクノロジーで
つないだ前例のないライブパフォーマンスに、目も耳も心も釘付け \(@o@;)/

*この記事は、当ブログ2016年1月30日付記事などからの続きでもあります。


FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 距離をなくせ。 TVCM (2017年12月28日に公開)
171228_IMG_1675.jpg
 (c)NTTドコモ

このライブパフォーマンスの全貌は、
NTTドコモさんの公式スペシャルコンテンツをご覧ください。
「FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 docomo × Perfume 距離をなくせ。」
http://future-experiment.jp


  2018年のお正月のTVCMを見ていて実感させられたこと

2018年のお正月のTVCMを見ていて、
「第五世代移動通信システム=5G(ファイブジー、5th Generation)」に関する
CMがかなり目立つようになってきたな、と実感させられました。

携帯電話業界のみに止まらず、モバイル通信の進歩が世の中全体を巻き込んで、
いよいよ大きな変革へと導いて行くことになりそうです。

5Gは、高速(現在の約10倍=10Gbpsの通信速度)かつ大容量のデータ通信を
今までと変わらないコスト、消費電力で可能にするだけでなく、多接続や低遅延も
実現できる次世代モバイル通信です。遠隔医療(診断、手術)や各種機械の自動
運転、農林水産業の分野などでも、新しいシステムへの応用が期待されています。

より専門的な説明は、次の各通信キャリア公式サイト内のページをご参照ください。

 「5G(第5世代移動通信システム)」 NTTドコモ公式企業情報ページ
 「au5G」 au公式解説ページ
 https://www.au.com/mobile/area/5g/
 「SoftBank 5G」 ソフトバンク公式特集ページ

次の各WEBマガジンの記事もお勧めです。

 「次世代移動通信“5G”って何? 2020年の暮らしはどう変わる?」
 『価格.comマガジン』(2017年4月28日付記事)より
 「次世代モバイル通信“5G”とは?
 【第1回】 なぜWi-Fi並みの低電力で10Gbpsの超高速通信を目指すのか」
 『FUJITSU JOURNAL(富士通ジャーナル)』(2012年12月21日付記事)より
 「2020年のスマホがすごい! 次世代通信『5G』をNECさんに聞いてきたぞ!」
 『マイネ王 | スタッフブログ』(2016年6月30日付記事)より
 https://king.mineo.jp/magazines/special/347

  5G対応スマホが2019年には登場!?
  写真屋さん(写真プリント専門店)はどう変化する???

5Gの商用化は、これまでは2020年、
5Gに対応するスマホやタブレットなどの通信端末の商品化はそれ以降と報じられ
てきましたが、最近はどちらも早ければ2019年には実現する見通しだと報じられ
ているようです。鬼さえ笑う? すでに来年のお話しになっているではないですか!

 「2019年に登場する5Gスマートフォン
 “高速通信”だけでなく“低消費電力”もメリットに」
 『ITmedia Mobile』(2017年10月30日付記事)より
 http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1710/30/news097.html

お客さまのスマホが5Gに対応することで、写真屋さん(写真プリント専門店)の店頭
プリントサービスにどのような変化が生まれるのか、想像しながら探ってみましょう。

  スマホのメモリーは映画や音楽、書籍、アプリを容れる買い物カゴ?
  撮影データはクラウドサービスに預け、お買い物をいっぱいしましょう!

5Gの可能性はまだまだ未知数のようですが、
身近なスマホの例ではより高品質な映画や音楽、電子書籍などのコンテンツ、高度
なアプリ等のダウンロードが高速・大容量の通信で手軽にできるようになるでしょう。

それらのコンテンツ等をダウンロード販売する企業にとって妨げになってしまいそう
なのが、スマホ内のメモリーに残された大量の写真やビデオなどの撮影データです。

そこで、各種コンテンツやアプリの購入者から撮影データを低コストで預かるクラウド
サービスも、同時に展開されることが予想されます。

5Gなら、インターネット固定回線へWi-Fi接続できる環境がなくても、快適にクラウド
サービスを利用できるはずです。あるいは、スマホの契約時点からそれが初期設定
で、クラウドへ自動送信済みの撮影データは、スマホ内に残されないような使い方が
前提になるのかもしれません。これはあくまで想像ですが。

  クラウドサービスに預けた撮影データを
  お店のプリント受付機へ読み込み、手軽に写真プリント注文!
  できるようになる初夢を見たような気がしました

当ブログの2017年11月20日記事でも少し詳しくご紹介しましたが、お客さまの

 「大切なスマホが壊れたり無くなったりしたら
 今まで撮りためた思い出のお写真も動画もみんな
 二度と見られなくなってしまうのでは!?」

 「新しく買い換えたスマホから、
 解約した前のスマホで撮影したデータを
 再生して見る方法はあるの!?」

という様な不安や疑問を解消してくれるのが、Googleさん提供の「Google フォト」、
Appleさん提供の「iCloud フォトライブラリ」などの、インターネット上で撮影データ
を預かって管理までしてくれるクラウドサービスです。多くはスマホ解約後もパソコン
などから引続き利用できます(有料クラウド
サービスは決済にもれが無いよう注意
そして、新しく契約したどのスマホからも、撮影データにアクセスしダウンロードできる
サースを提供している事業者さんもあります(上記のGoogleさんなど)

それなら、写真屋さんの店頭プリントサービスも、お客さまのスマホが万一故障など
のアクシデントに遭った場合でもお写真のプリントを受注できるよう、店頭受付機も
各社クラウドサービスからの撮影データ読み込みに対応していることが理想でしょう。
当店「アルバムショップ しゃしんのポップ本店」は、Googleさんの「Google フォト」、
Appleさんの「iCloud フォトライブラリ」に暫定対応済です(2017年8月16日付)。

Googleさんの「Google フォト」もAppleさんの「iCloud フォトライブラリ」も、主な
クラウドサービスはモバイル通信による撮影データ送受信に対応しています。ただし
従来のモバイル通信では通信速度や容量に制約があり、インターネット固定回線へ
スマホをWi-Fi接続して利用する方法が基本でした。それを5Gが解放してくれます。

いざというとき頼りになる保険のような存在だったクラウドサービスですが、これから
は5Gがもたらす高速かつ大容量の通信環境の下で、普段から活用できるより身近
な存在へと変わって行きそうです。デジカメの撮影データもスマホ経由で送信OK!

クラウドサービスだけでなく、人気の「Facebook」や「Instagram」などのSNSも、
5Gによって一層楽しいものになるでしょう。

当店が導入を進めている富士フイルムさんの次世代店頭プリント受付機、
「WPS(ワンダープリントステーション)」の「画像の読み込み元」の選択画面では
2種類のSNSが選択でき、「Facebook」「Instagram」へお客さまが保存された
スマホ内のお写真を直接オンラインで読み込み、快適に受付操作していただけます。

170611_IMG_0776.JPG
△当店が導入を進めている富士フイルムさんの次世代店頭プリント受付機、
 「WPS(ワンダープリントステーション)」の「画像の読み込み元」の選択画面です。
 同社のアプリ「おみせプリント(わいぷり)」に対応し「Facebook」「Instagram」
 へお客さまがスマホから保存されたお写真も直接オンラインで読み込み、快適に
 受付操作していただけます。 ピンチやスワイプなどスマホ感覚の快適操作と23
 インチのワイドディスプレイが自慢(2017年1月6日付記事も併せてご覧ください)。

▽プリント受付機「WPS」の「画像の読み込み元」の選択画面。
 ここに「Google フォト」や「iCloud フォトライブラリ」等も加われば理想的でしょう。
170610_IMG_0766.JPG
 (c)富士フイルム

  富士フイルムさんの「iPhone」スマホ用
  「FUJIFILMおみせプリント(わいぷり) for iOS」アプリから
  Appleさんの「iCloud フォトライブラリ」内の
お写真が
  お店で簡単にプリント注文できます!

当ブログ2017年11月20日記事で詳しくご紹介しています。
こちらの方法も、5Gの恩恵でより快適になることでしょう。

「FUJIFILMおみせプリント(わいぷり) for Android」アプリは、Googleさん提供
のクラウドサービス「Google フォト」には未対応です。あらかじめご了承ください。


▽無料アプリをダウンロードしてWi-Fi通信で簡単注文!
 「スマホからお店簡単にプリントできるようになりました。」は、
 今から約4年前のキャッチコピーです。
171027_index_img_01.jpg
171107index_img_05.jpg
 (c)富士フイルム

 「スマホからプリントする」 富士フイルム公式サイト内

富士フイルムさん提供の「FUJIFILMおみせプリント」アプリ、
略称「わいぷり(Wi-Fiプリント注文ソフト)」は、スマホに保存されたお写真データを
受付機へケーブル接続しなくてもお店で簡単にプリント注文できる無料のアプリです。
「iPhone」スマホ用のほか、「Android」スマホ用もございます。
(「Android」スマホは受付機の仕様の関係で、今はケーブル接続に非対応です。)

  写真屋さんの店頭から
  これまでの約20年間をふり返って

デジカメが普及し始めた2000年代初めは、メモリーカードが高価で撮れる枚数も
多くなかったことから、撮影データはひとまずパソコンに移動させ、空にしたカード
をくり返し使うことが普通でした(当ブログ2017年8月7日付記事もご参照ください)。
写真屋さんにプリントを頼むにもパソコン内のデータをMOやCD-R等安いディスク
にコピーする手間がかかりました。コピーではなく間違えて移動の操作をしたことに
気付かず、確かめないままディスクごとデータを破棄してしまう失敗もあり得ました。
(想像しただけでもこわいです。場合によっては、何年も失敗に気付かないことも?)
インクが高価でもパソコンに接続したプリンターで自家プリントする方が無難でした。

2010年以降は、安価でたくさん撮影できるメモリーカードが普及。写真屋さんでは
普段持ち歩くデジカメからカードを抜いて、手軽にプリント注文していただけるように
なりました。また、2011年以降は富士フイルムさんの店頭プリント受付機が段階的
に、スマホとのケーブル接続に対応。スマホからのプリント需要も増えて行きました。
2013〜2014年には、先述の「おみせプリント(わいぷり)」アプリにも対応しました。

フィルムカメラの時代は、ご家族の記録を写真で残すことは、どちらかというと主に
お父さまの役目でした(カメラ代、フィルム代、現像代もお父さまのお小遣いから?)。
デジカメが普及してからもやはり、お父さまに撮ってもらたいと思っているお母さま、
お子さまの方が多かったように思えます。それがスマホの普及で様変わりしました。
いつも手元にあるコミュニケーションツール、スマホを日常生活の中で使いこなすの
は、お母さまやお子さまの方がアイディア豊かで、とてもお上手なようですね(^^)

そして2018〜2020年、5Gの商用化を控えた今、ご家族やご親戚、お友だちとの
間でインターネット上の撮影データをシェアするお客さまも急増することが予想され
ます。当店「アルバムショップ しゃしんのポップ本店」もその前提でプリントサービス
の体制を整えるべく、プリントシステム提供元の富士フイルムさんとの連携を深めて
参りたいと考えています。これからの写真屋さんの可能性に、どうぞご期待ください。
posted by 安瑠芭夢驛(アルバムステーション) 吉 川 写 真 店 at 21:14| フォトライフ