2018年03月02日

富士フイルム2018年大商談会改め、フォトイメージングフェア〔番外編〕 “世界初” 衝撃の昭和のデジタルカメラからスマホ時代までの長い道のり

*この記事は、2018年2月16日付記事の続きで、道草食べながらの長文です
 備忘録のような内容ですが、よろしければどうぞ最後までお付き合いください。

注)今回の一連の記事は会場で感じた印象をまとめたものです。
  展示内容やセミナーの講義内容等をレポートするものではありません。

▽富士フイルム2018年フォトイメージングフェア展示会場の
 「シーン別ビジネス提案」のコーナーにて(2018年1月26日)。
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前回は、「フォトビジネスセミナー」に関するお話しでした。
今回は、

  

くつ?
“あのお話し” ですよ。

 ある会社からはるばる異国の島へ派遣された2人の靴のセールスマンがいました。
 1人目のセールスマンは「この島には靴を履く習慣がない」と諦めて引き揚げました。
 2人目のセールスマンは「この島では靴を誰も持っていない」と張り切って売りました。

「どちらが出来るセールスマンか考えてみましょう」という問題を私は確か小学生の頃、
記憶は定かでないのですがホームルームの時間に担任の先生から与えられたように
覚えています。女性の先生でしたが今思えば小学生相手に凄い先生でしたね(°▽°)
正解はなく、「2人目のセールスマンの考え方も身につけて欲しい」というお話しでした。

今やYouTuber(ユーチューバー)としてもすっかり有名でいらっしゃいます。
あおば会計さんの非常勤講師で起業コンサルタントのタナカキミアキ先生も、
この「靴のセールスマン」のお話しを動画で面白く説明されています。
特に後半が面白くてためになります。
「常に環境が変わるので〜考えぬく癖をつける」ことが大事だそうです。

「裸足の国で靴を売る★考えぬく癖をつける - YouTube」 (←公式)
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 (c)タナカキミアキ先生

 「裸足の国で靴を売る 営業とマーケティングは考え抜く癖付けを」
 (2016年4月29日付 「節約社長」 営業 ニュース記事)

 「裸足の国で靴を売る★考えぬく癖をつける - YouTube」
 2016年4月13日に公開
 https://youtu.be/KJhloPhJ1F0

 「キミアキ先生の起業酔話 - YouTube」

どのお話しも、たいへん勉強になります。

ところで、
「考え抜く癖をつける」のが下手な人に馴染み深いことわざを、私も知っています。
「下手の考え休むに似たり」??
自分で言ってはいけませんね。いろいろと考えさせられてしまいます(^^;ゞ
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 (c)タナカキミアキ先生

 「ニート、引きこもり、無職★働けるヤツだけ働けばいいと思う - YouTube」
 2018年9月9日に公開

このくらいにしておきましょうか。
さて、

  デジタルカメラ

デジカメ?
“あのお話し” ですか?

▽デジタルカメラの先駆者(事実)、
 富士フイルムさんが世に送り続けてきたデジカメブランド、「FinePix」シリーズ。
 当店「あるばむハウス しゃしんのポップ」にも販売実績が少々ございます。
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 (c)富士フイルム

 ある街にカメラ屋さん(写真屋さん)を長年営んできた2人の店主さんがいました。
 1人目の店主さんは「スマホ時代はプリントする習慣が根付かない」とこぼしました。
 2人目の店主さんは「スマホ時代は誰もデジカメを持ちたがらない」となげきました。

  否!

 「そんなことはない!」

そう考え自ら勉強しようとする方々が集い賑わうのが、
富士フイルムさんの大商談会改め、フォトイメージングフェアです。
特に、当店「あるばむハウス しゃしんのポップ」のような小規模事業者向けの勉強会
が少ない中で、本会場での「フォトビジネスセミナー」は本当に貴重な機会なのです。

▽デジタルカメラの先駆者(事実)、
 富士フイルムさんが世に送り出さんとするデジカメブランド、
 「FUJIFILM GFX & X」シリーズ(上)と専用の各種「FUJINON」交換レンズ(下)。
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 (c)富士フイルム

 「富士フイルム GFX & Xシリーズ オフィシャルサイト」
 https://fujifilm-x.com/jp/

プリントを中心としたスマホ時代の「フォトビジネスの可能性」については前回まで
「フォトビジネスセミナー」の記事でお話ししてきましたので、今回の記事ではそこから
少し離れて、「デジタルカメラの可能性」について掘り下げてお話ししたいと思います。

*当ブログの2016年2月15日付記事も、併せてご覧ください。

 ☆富士フイルムさんがBluetoothレジスタードマークに対応した
  スマホ時代のデジタルカメラをこの春、市場へ投入!

次の写真のデジタルカメラこそ以前からネット上で噂されていたこの春の新製品です。
Bluetoothレジスタードマーク対応によりスマートフォンやタブレット端末と常時接続して写真の自動
転送が可能です
(富士フイルムさんはなぜかデジタルカメラのBluetoothレジスタードマーク対応に
慎重で、実は同業の他社さんより2〜3年は対応が遅れていたのです。まずは安心)。

▽「FUJIFILM X-H1」(左、2018年3月1日発売予定) NEW!
 「FUJIFILM X-A5」(右、2018年2月15日発売) NEW!
 レンズ交換式のプレミアムな最新鋭デジタルカメラ。両機種共Bluetoothレジスタードマーク対応。
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 (c)富士フイルム

今回のフェアで展示されるかと思い期待して出かけましたが、残念ながら当日の会場
では、何の情報も得られませんでした。

  アウトドア向けのフレンドリーな
  防水コンパクトデジタルカメラ

  「FinePix XP130」 (2018年2月15日発売)

直前の2018年1月24日付でニュースリリースが発表されたばかりの新製品でさえ、
カタログの配布のみ。前モデルの「FinePix XP120」(2017年2月2日より発売中)
のデモ機もなく、少し寂しい展示でした。次の写真の新製品が1月24日に発表された
「FinePix XP130」です。製品の特長は次の各リンク先をご参照ください。

▽「FinePix XP130」(2018年2月15日発売) NEW!
 こちらはレンズが固定式で交換はできないのですが、アウトドア向けのフレンドリー
 な防水コンパクトデジタルカメラです。
 新たにBluetoothレジスタードマークに対応したことにより、スマートフォンやタブレット端末と常時
 接続して写真の自動転送が可能です。
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 (c)富士フイルム

 「FinePix XP130」 富士フイルム公式サイト内
 http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/xp/finepix_xp130/

 「約207gの小型軽量ボディで
 『20m防水』 『1.75m耐衝撃構造』 『-10℃耐寒』 『防塵』
 の堅牢性能を備えた最新モデル
 デジタルカメラ 『FinePix XP130』 新発売」
 (2018年1月24日付 富士フイルムニュースリリース)

  レンズ交換式の 「X」 シリーズ
  最高パフォーマンス機

  「FUJIFILM X-H1」 (2018年3月1日発売予定)

  レンズ交換式の 「X」 シリーズ
  ズームレンズキットとして最軽量の496gを実現
  「FUJIFILM X-A5」 (レンズキットは2018年2月15日発売)

結局、噂の新製品の詳細は、2018年1月31日付ニュースリリースで知ることができ
ました。今回のフェアの大阪会場は2月7日開催でしたからデモ機も見れたでしょうか。
製品の特長は次の各リンク先をご参照ください。

▽「FUJIFILM X-H1」(2018年3月1日発売予定) NEW!
 Bluetoothレジスタードマークにも対応しています。
fujifilm_x_h1_main01.jpg
 (c)富士フイルム

 「FUJIFILM X-H1」 富士フイルム公式サイト内
 http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/fujifilm_x_h1/

 「新開発の高剛性・高耐久ボディ、究極の高画質、快適な操作性を実現した
 『X』 シリーズ最高パフォーマンス機
 ミラーレスデジタルカメラ 『FUJIFILM X-H1』 新発売」
 (2018年1月31日付 富士フイルムニュースリリース)
 http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1259.html

▽「FUJIFILM X-A5」(レンズキットは2018年2月15日発売) NEW!
 Bluetoothレジスタードマークにも対応しています。
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 (c)富士フイルム

 「FUJIFILM X-A5」 富士フイルム公式サイト内
 http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/fujifilm_x_a5/

 「高速AFによる高い機動性、
 省電力設計によるクラス最高450枚の連続撮影を実現
 ミラーレスデジタルカメラ 『FUJIFILM X-A5』 新発売」
 (2018年1月31日付 富士フイルムニュースリリース)
 http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1255.html

  Bluetoothレジスタードマークでカメラとスマホとを常時接続
  富士フイルム製デジタルカメラ専用リモコンアプリ
  「FUJIFILM Camera Remote (カメラリモート) アプリ」

富士フイルムさんのデジタルカメラにはスマホ、タブレット向け専用リモコンアプリが
無料で用意されています。この春発売の各デジタルカメラはBluetoothレジスタードマークにも対応
したことで、専用アプリの利用価値もさらに高められています。

▽「FUJIFILM Camera Remote (カメラリモート) アプリ」
 カメラの設定を変更しながらのリモート撮影もできる富士フイルムさんのデジカメ
 専用のリモコンアプリ。Bluetoothレジスタードマーク対応で、カメラとペアリングし常時接続する
 ことでスマホやタブレットが取得した日時・位置情報を同期したり、カメラ内の写真
 の閲覧や自動転送などもできます(掲載写真は「FinePix XP130」での使用例)。
fujifilm_finepix_xp130_pic_34.jpgfujifilm_finepix_xp130_pic_08.jpg
 (c)富士フイルム

 「FUJIFILM Camera Remote アプリ」 富士フイルム公式サイト内
 http://app.fujifilm-dsc.com/jp/camera_remote/

 ☆富士フイルムさんのデジタルカメラの
  Bluetoothレジスタードマーク対応は、昨年秋から始まりました!

  レンズ交換式の「X」 シリーズ
  初めてBluetoothレジスタードマークに対応
  「FUJIFILM X-E3」 (2017年9月28日発売)

富士フイルムさんのデジタルカメラのBluetoothレジスタードマーク対応は、昨年秋発売の新機種、
「FUJIFILM X-E3」から順次始まっています。製品の特長は次の写真と各リンク先
をご参照ください。

▽「FUJIFILM X-E3」(2017年9月28日発売)
 先述の「FUJIFILM X-H1」と「FUJIFILM X-A5」との間に位置づけられるクラス。
 両機種に先駆けて昨年秋、「X」シリーズで初めてBluetoothレジスタードマークに対応しました。
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 (c)富士フイルム

 「FUJIFILM X-E3」 富士フイルム公式サイト内
 http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/fujifilm_x_e3/

 「FUJIFILM X-E3 : 製品の特長 Bluetoothレジスタードマーク によるワイヤレス通信」
 富士フイルム公式サイト内
 「究極の高画質と快適な操作性を、『Xシリーズ』 最小・最軽量ボディで発揮!
 ミラーレスデジタルカメラ 『FUJIFILM X-E3」 新発売』
 (2017年9月7日付 富士フイルムニュースリリース)
 http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1215.html

 ☆富士フイルムさんの今後のデジタルカメラは
  上級者向きのモデルが中心になりそうです

富士フイルムさんがなぜデジタルカメラのBluetoothレジスタードマーク対応にこれまで慎重だった
のかは、今回のフェア会場では時間の関係でお尋ねすることはできませんでした。

スマホ撮影がごく普通になった今、デジタルカメラがスマホとの常時接続に対応して
いることは、お客さまがカメラをお求めになる際の絶対条件になりそうな気もします。
当店でも、お客さまがスマホからご注文いただいたプリントの中に、デジタルカメラで
撮影されたお写真も含まれていることが増えています。

ただ、最初にスマホでの撮影に慣れ親しまれた世代のお客さまには、たとえスマホと
常時接続できて便利になったとしても、デジタルカメラの機能は複雑で、扱いにくいと
お感じになられるかもしれません。スマホのカメラアプリは機能も比較的シンプルで、
後からでも必要に応じて機能が追加できるアプリを任意でインストールできますから、
戸惑いも少ないのだと思います。望遠カメラも搭載したスマホが増えれば、いわゆる
普通のコンパクトデジカメが市場での生き残るのはいよいよ苦しくなるでしょう。協力
してくれる外部の工場や部品メーカーも限られてくるかもしれません。

あらためて富士フイルムさんの新発売のデジタルカメラを見てみると、本格的な防水
タイプやレンズ交換式のタイプなど、どちらかというと少し専門的な撮影目的をお持ち
のお客さまがお使いになる上級者向きのモデルが中心であることが分かります。特に
レンズ交換式モデルへの力の入れようから開発に社運を賭けている様子が窺えます。

富士フイルムさんの今後のデジタルカメラは上級者向きのモデルが中心になりそう
です。フィルムカメラの時代は、フィルムの需要拡大のためにも全自動の大衆的な
コンパクトカメラが中心でしたが、スマホ時代はより撮影目的がはっきりしたお客さま
を増やしていく方向へ、慎重かつ大胆に舵をきったような印象が感じられます。

 ☆何と!?
  富士フイルムさんが約20年にわたり普及に努めてきた
  ご家庭向けのデジタルカメラは今、ゼロ機種!?

当店「あるばむハウス しゃしんのポップ」でも大分以前はデジタルカメラを常時在庫
していた時期がありました。「一番安いので良いから」と、急に必要になり駆け込まれ
てくるお客さまが時々いらっしゃったからです。そんなとき、富士フイルムさんの定番
「FinePix」シリーズの一番安いモデルをお奨めすると、お客さまのご満足度も非常
に高かったですね。何しろ、安くてもたいへん美しい色に写ルンですから(^▽^)

どうしてもう、在庫は置かなくなってしまったのでしょうか?
スマホ時代だから。

すみません。私も共犯者に違いありません。

富士フイルムさんはデジタルカメラの先駆者で、約20年にわたりご家庭向けの機種
を世に送り続けてきたメーカーさん、というイメージが強く残っていました。ところが、
かつてあれ程同社の公式サイトを華やかに彩っていたバラエティ豊かなご家庭向け
デジタルカメラが、すべて「生産終了品」のページへ移動していたことに去年の暮れ
になって、私はようやく気付いたのです。愕然としましたorz

 「デジタルカメラ | 生産終了品」 富士フイルム公式サイト内
 http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/oldproducts.html

▽(再掲載)
 デジタルカメラの先駆者(事実)、
 富士フイルムさんが世に送り続けてきたデジカメブランド、「FinePix」シリーズ。
 実は、写真のいずれの機種もすでに生産終了しています。
fujifilm_finepix_thumb_b04.jpgfujifilm_finepix_thumb_b03.jpg
 (c)富士フイルム

先にご紹介した最新の防水コンパクトデジタルカメラ「FinePix XP130」やその前の
「FinePix XP120」は価格こそお求め安く(店頭価格税込3万円未満)、その点では
ご家庭用にお奨めできますが、本格防水のためやや大柄で、日常用途にはお客さま
の好みが分かれるところかもしれません。安くても、どちらかというと上級者向きです。

レンズが固定式で交換はできないタイプの富士フイルムさんのデジタルカメラは今、
先の防水コンパクトデジタルカメラ「FinePix XP130」や前機種「FinePix XP120」、
そして次にご紹介するプレミアムコンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X100F」のみ
です。わずか3機種だけになりました。

ふと5年以上前の、当ブログ2012年8月20日付記事2012年10月30日付記事
で書いたことなどを思い出しました。

  ファインダーにこだわった
  プレミアムコンパクトデジタルカメラ

  「FUJIFILM X100F」 (2017年2月23日発売)

スマホでの撮影に慣れたお客さまには、「FUJIFILM X100F」はファインダーを覗く
だけでも新鮮な体験になることでしょう。製品の特長は、次の写真と各リンク先をご
参照ください。

▽(左)「FinePix XP130」(2018年2月15日発売) NEW!
 (右)「FUJIFILM X100F」(2017年2月23日発売)
 富士フイルムさんのコンパクトデジタルカメラはこの2系列に集約されています。
fujifilm_finepix_xp130_thumb_main03.jpgfujifilm_ffnr1141_01.jpg
(c)富士フイルム
 「FUJIFILM X100F」 富士フイルム公式サイト内
 http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/fujifilm_x100f/

 「究極の高画質を実現するプレミアムコンパクトデジタルカメラ
 『X100シリーズ』 の第4世代
 光学式と電子式を自在に切り替えられる
 『アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー』 がさらに進化!
 『FUJIFILM X100F』 新発売」
 (2017年1月19付、同年1月31日更新 富士フイルムニュースリリース)
 http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1141.html

  シリーズ化未定だった最初の「X」
  世界初! 光学ファインダーと電子ビューファインダーを切り替え可能な
  「ハイブリッドビューファインダー」 を搭載
  「FinePix X100」 (2011年3月5日発売)

「FUJIFILM X100F」の初代。
現行「X」シリーズの記念すべき第1号機が
2011年3月5日発売の「FinePix X100」です。
この時点で本系列は独立したシリーズではなく、「FinePix」シリーズの一員でした。
製品の特長は、次の写真と各リンク先をご参照ください。

▽「FinePix X100」(2011年3月5日発売)
fujifilm_ffnr0479.jpg
 (c)富士フイルム

 「世界初!光学ファインダーと電子ビューファインダーを切り替え可能な
 『ハイブリッドビューファインダー』 を搭載
 デジタルカメラ 『FinePix X100』 新発売」
 (2011年2月8日付 富士フイルムニュースリリース)

2011年2月の富士フイルムさんの大商談会のセミナーで「FinePix X100」の企画
責任者の方が「私達は“本物のカメラ”が作れるメーカーだということをお伝えしたい」
とおっしゃられていたことを、今でも思い出します。当事はまだレンズ交換式モデルの
具体的な計画は公表されていませんでしたが、セミナーを聴講した誰もが内心、期待
したのではないでしょうか。光学ファインダーと電子ビューファインダーとの切り替えが
できる、かつてないレンズ交換式デジタルカメラの登場を。

富士フイルムさんは、その期待を裏切りませんでした。

 ☆富士フイルムさんの
  レンズ交換式デジタルカメラ市場への本格的な参入は
  6年前から始まりました

  光学ファインダーに拘った
  初のレンズ交換式「X」 シリーズ
  「FUJIFILM X-Pro-1」 (2012年2月18日発売)

富士フイルムさんは今から6年前、2012年2月18日発売の「FUJIFILM X-Pro-1」
で、レンズ交換式デジタルカメラ市場へ本格的な参入を果たしました。レンズ交換式
の分野では最後発の企業ですが、本機種で快進撃が始まります。「FinePix X100」
譲りの「ハイブリッドビューファインダー」を、さらに進化させ搭載しています。

▽「FUJIFILM X-Pro1」(2012年2月18日発売)と同時発表の各種交換レンズ。
 「FUJIFILM X-Pro2」(2016年3月3日より発売中)の前身となった機種です。
 (「FUJIFILM X-Pro2」については2016年2月18日付記事をご参照ください。)
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 (c)富士フイルム

 「最高峰の画質と質感で、『ミラーレス一眼』 の概念を変える!
 レンズ交換式 プレミアムカメラ 『FUJIFILM X-Pro1』 新発売」
 (2012年1月26日付富士フイルムニュースリリース)
 http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0606.html

 ご参考) 2018年5月10日追記
 『デジカメ Watch』 2012年1月12日付記事
 【CES/PMA】富士フイルム、「FUJIFILM X-Pro1」の説明会を開催
 初めに電子映像事業部次長の松本雅岳氏がXシリーズの成り立ちと現状について紹介した。

「レンズ交換式デジタルカメラを出そうと考えていたのは約3年前。しかし、ハイアマチュア向けを含むレンズ交換式の世界で実績のない富士フイルムが突然出しても、世の中の人に振り向いてもらえないのではないかという危惧があった。そこでFUJIFILM X100を企画、その後FUJIFILM X10、FUJIFILM X-S1を発売した」

「スマートフォンの品質が良くなってきた。低価格なデジタルカメラとの差が縮まり、そうしたカメラが売れてなくなっている。特に米国では顕著。低価格帯のカメラを主に扱うメーカーは、売上を4割ほど落とすのではないか」

「3年前にも携帯電話の画質向上を危惧していた。安いカメラが淘汰される時代、残るのは中高級カメラ。今後、そういうカメラを作れるメーカーしか生き残れないのではと考えていた」

▽世界唯一、本系列製品だけの「アドバンストハイブリッドマルチビューファインダー」。
 液晶モニターを用いた電子ビューファインダー(EVF)と見やすい光学ファインダー
 (OVF)とを切り替えできる、「アドバンストハイブリッドマルチビューファインダー」が
 採用されています。もちろん、背面モニターでライブビュー撮影もできます。
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 (c)富士フイルム

電子ビューファインダー(EVF)や背面モニターで見る映像は実際の撮影結果に近く
安心ですが、あくまでもコンピューターを介して得られる映像です。光学ファインダー
(OVF)はコンピューターに影響されないシーンを生で確認でき、撮影者がその時の
イメージを記憶し、自身の表現をRAW現像など後処理に反映できる利点があります。
もちろんEVFもOVFも撮影をいかにクリエイティブなものにするかは、使う人次第です。

 「FUJIFILM X-Pro2 : 製品の特長 4 ファインダー」
 富士フイルム公式サイト内
 http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/fujifilm_x_pro2/features/page_02.html

「FUJIFILM X-Pro2」はBluetooth未対応なので後継機の登場が期待されます。

 ☆富士フイルムさんの
  レンズ交換式デジタルカメラ市場参入の試みは、
  実は前世紀から始まっていました

  「FinePix S5 Pro」 (2007年1月下旬発売)

▽「FinePix S5 Pro」(2007年1月下旬発売)
 撮影レンズ後方の可動式レフレックスミラーで光学ファインダーのフォーカシング
 スクリーンに像を映し出す、今となっては古典的な一眼レフ方式のデジカメです。
 「FUJIFILM GFX & X」シリーズでは、レフレックスミラーを廃したミラーレス方式
 にすべく、開発に時間を要しました。「FinePix S5 Pro」と「FUJIFILM X-Pro1」
 との間に、実に5年もの空白が生じています。「FinePix S5 Pro」はニコンさんの
 デジタル一眼レフ「NIKON D200」の部品と交換レンズ、アクセサリー類を流用。
 自慢の自社製「FUJINON」ブランド交換レンズが用意されずにとても残念でした。
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 (c)富士フイルム

 「新開発のCCDと画像処理エンジンを、
 過酷な撮影環境にも耐える堅牢ボディに搭載!
 広いダイナミックレンジと徹底した低ノイズ化により、
 銀塩写真に匹敵する表現力を実現
 プロフェッショナルのハイレベルな要望にこたえる
 デジタル一眼レフカメラ 『FinePix S5 Pro』 新発売」
 (2006年12月7日付 富士フイルムニュースリリース)
 http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0073.html

  「FinePix S2 Pro」 (2002年6月21日発売)

▽「FinePix S2 Pro」(2002年6月21日発売)
 「FinePix S5 Pro」の2世代前のモデルです。私も購入しデジタル撮影の練習用
 に重宝しました。手放したのは「FUJINON」交換レンズが用意されず失望したから
 です。シリアスな報道写真ならニコンさんのレンズの方が向いていると思いますが。
 本体はニコンさんのフィルム一眼レフ「NIKON F80」の部品を流用した設計です。
 なお「FinePix S4 Pro」は永久欠番で“幻のカメラ”です。理由は、推して知るべし。
 本系列のマーケットは主にお祝い事の記念写真を撮影する街の写真館さんでした。
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 (c)富士フイルム

 「有効画素数617万画素、最大記録画素数4256×2848(1212万画素)を実現
 スーパーCCDハニカムIII搭載
 『CCD RAW 12bit』 記録モード装備により、階調豊かな画像データを取得
 デジタル一眼レフカメラ 『FinePix S2 Pro』 新発売」
 (2002年5月30日 富士フイルムニュースリリース)

  「FinePix S1 Pro」 (2000年7月8日発売)

▽「FinePix S1 Pro」(2000年7月8日発売)←前世紀の製品ですよ!
 メーカー希望小売価格375000円(ボディ本体のみ、税別)と比較的高価ですが、
 個人ユーザー向けのレンズ交換式デジタル一眼レフとして、草分け的な製品です。
 本体はニコンさんのフィルム一眼レフ「NIKON F60」の部品を流用した設計です。
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 (c)富士フイルム

 「スーパーCCDハニカム搭載、記録画素数最大613万画素
 レンズ交換式一眼レフタイプ デジタルカメラ 『FinePix S1 Pro』 新発売」
 (2000年5月18日付 富士フイルムニュースリリース)

  「FUJIX デジタルカードカメラ DS-515A」 (1996年11月7日発売)

▽「FUJIX デジタルカードカメラ DS-515A」(1996年11月7日発売) ’90年代!
 メーカー希望小売価格130万円(ボディ本体のみ、税別)と非常に高価で、全くの
 法人向け業務用レンズ交換式デジタル一眼レフです。それでも、前年の1995年
 2月発売の初代モデル「FUJIX デジタルカードカメラ DS-505・DS-515」よりは
 価格が下げられました。本系列は、富士フイルムさん初のレンズ交換式デジタル
 一眼レフですが、ニコンさんとの共同開発で交換レンズ等もニコンさんのフィルム
 一眼レフ用の製品を流用する設計でした。当時は、フィルムの1コマと同じ大きさ
 のイメージセンサーは製造できず、縮小レンズを通して小型のイメージセンサー
 (2/3インチ、約130万画素、1280×1000ピクセル)により撮影する方式でした。 
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 (c)富士フイルム

 「VT方式 130万画素 2/3インチCCD搭載
 『フジックス デジタルカードカメラ DS-515A』 新発売」
 (1996年10月14日付 富士フイルムニュースリリース)
当社は通常の一眼レフカメラと同じ感覚で撮影でき、しかも鮮明なフルカラー・高精細なデジタル画像を得ることのできる「デジタルカードカメラ DS-505・DS-515」を平成7年2月に発売、さらに本年9月には撮影感度をアップした「デジタルカードカメラ DS-505A」を発売。同シリーズは、報道、コマーシャルフォト、印刷、医療、学術、教育等の各分野で、使い勝手の良さと豊富な周辺機器、パソコンとのインターフェースの良さ及びハイクオリティーな画質に於いてご好評を得ています。

今回発売いたします高速連写タイプの新製品「デジタルカードカメラ DS-515A」はさらに多くの方にご使用頂くために撮影感度アップと一層の低価格化を実現いたしました。

 (1996年10月14日付 富士フイルムニュースリリースより)

 ☆富士フイルムさんのレンズ交換式カメラの黎明は1970年
  
「FUJICA ST-701」 (1970年発売)

▽(再掲載)
 ニコンさんのフィルム一眼レフ「NIKON F80」の本体部品や交換レンズ類を流用
 した富士フイルムさんのデジタル一眼レフ「FinePix S2 Pro」(2002年6月21日
 発売)。残念ながことに本系列に「FUJINON」交換レンズは用意されませんでした。
fujifilm_fxs2pro.jpg
 (c)富士フイルム

富士フイルムさんも1980年代半ばまで、上述の「NIKON F80」のような一般的な
35mmフィルムを使う一眼レフと「FUJINON」交換レンズを製造販売していました。
当時は無論、現在でも画期的な多層反射防止膜EBC(Electron Beam Coating)
は1972年から採用され「FUJINON」交換レンズの評価を一段と高めました。私の
友人が中学校時代に「FUJICA ST-605」や「同 AZ-1」を愛用し、清々しい清涼感
と親しみやすい温もりとを兼ね備えた、はんなりした色再現性が素晴らしく、羨ましく
思えたものです。私はその頃、旭光学工業(現リコーイメージング)さんの一眼レフ、
「ASAHI PENTAX KM」で写真の世界に入門しましたが、もちろんその交換レンズ、
「SMC PENTAX」の情緒的で穏やかな、まったりとした色再現性もお気に入りです。

あれから約40年、今は私もその友人も「PENTAX」がメインですが、「FUJINON」も
そろそろ揃えたいなと思っています。両方持って、日向ぼっこしながらのんびり里山
のお散歩を楽しんでみたいものです。

 「フジノンの歴史 エピソード 4コート技術 | Xストーリー | FUJIFILM X」 
 富士フイルム公式サイト内
 https://fujifilm-x.com/jp/x-stories/the-history-of-fujinon-episode4/

 「フジノンの歴史 エピソード5 ファインダー | Xストーリー | FUJIFILM X」 
 富士フイルム公式サイト内
 https://fujifilm-x.com/jp/x-stories/the-history-of-fujinon-episode5/

▽1970年発売の一眼レフ「FUJICA ST-701」と共に夜明けを迎えた「FUJINON」
 交換レンズの歴史を現す画像(「フジノンの歴史 エピソード 4、5」より)。
fujifilm_1972_fujinon.jpgfujifilm_1970_fujinon.jpg
 (c)富士フイルム

 ☆20世紀最後の年が
  私にとってのデジタルカメラ元年でした

この辺は本当に私事ですので、サラッと目を通していただければ幸いです(^^ゞ

  「FinePix 4700Z」 (2000年3月1日発売)

▽「FinePix 4700Z」(2000年3月1日発売)
 私が初めて買ったデジタルカメラが「FinePix 4700Z」なんですよ! そのために
 思い切って初めてのマイパソコンと写真画質を実現したインクジェットプリンターも
 買いました。店頭で家電系ブランドデジカメのサンプルプリントとも見比べましたが、
 段違いに富士フイルムさんの色再現が“美しい”と感じました。現行製品は、さらに
 洗練され円熟味も増していると思います。本機種は、デザインの意匠も秀逸です。
fujifilm_fx4700z_001_h.jpgfujifilm_fx4700z_02_h.jpg
 (c)富士フイルム

 「世界初「スーパーCCDハニカム」搭載!! 新画質基準、ハニカム超高画質!
 従来のデジタルカメラをしのぐ高解像度、高感度、色再現性を実現した
 新世代デジタルカメラ 『デジタルカメラ FinePix 4700Z』 新発売」
 (2000年4月更新 富士フイルムニュースリリース)
  「FinePix 4900Z」 (2000年9月10日発売)

▽「FinePix 4900Z」(2000年9月10日発売)
 「FinePix 4700Z」に感動した私は、続けて本機種も買い求めました。マニュアル
 操作への切り替えにも対応した、正にプリントする写真を撮影するためのデジタル
 カメラです。富士フイルムさんの本気でデジタルイメージングの世界を切り開こうと
 する姿勢が感じられ、おかげさまで私も、デジタル化時代も写真を続けて行けると
 確信することができました。このカメラとの出会いが、私のターニングポイントです。
fujifilm_fx4900z_h.jpg
 (c)富士フイルム

 「明るい大口径光学6倍ズームレンズ搭載
 スーパーCCDハニカムとの組み合わせで超高画質を実現!
 本格的なマニュアル撮影機能を備えた超高画質デジタルカメラ
 『デジタルカメラ FinePix 4900Z』 新発売」
 (2000年8月1日付 富士フイルムニュースリリース)

さあ、いよいよ取って置きのクライマックスです。

 ☆オーパーツ[要出典]
  じゃないですよ!!
    (オーパーツ - Wikipedia

じゃん!

  “世界初” は富士フイルムさん!
  衝撃の昭和のデジタルカメラ
  「FUJIX DS-1P」 (1988年発表)昭和 63年生まれ (( ;゚Д゚))!?

1988(昭和63)年に富士フイルムさんが世界初のデジタルカメラ「FUJIX DS-1P」
の試作機を発表したことは、意外と知られていないのではないでしょうか。私が大学
を卒業し社会人になった年ですが、実は私も、最近まで存じませんでした<(_ _)>。
静止画用のスチルビデオカメラ(アナログ記録方式)との違いが、当時の私には理解
できていなかったのです。何しろパソコンはおろかワープロすら打ったことがなかった
くらいなのですから。今から約30年前のお話しです。

余談ですが、
卒業後入社した都内の出版社では、
“女子専用和文タイプ”が会議資料等の清書用などに、まだ普通に現役でした。

 「INNOVATION | これまでの挑戦写真 |
 フィルムメーカーが世界初のデジタルカメラを開発」 | 富士フイルム

▽「FUJIX DS-1P」(1988年発表)昭和 63年生れ (( ;゚Д゚))!?
 専用のメモリーカードに「2M BYTE SRAM」の文字が見えます。フラッシュメモリ
 の実用化はもう少し先で、当時のカードは小型バッテリーを内蔵していましたが、
 デジタル写真データを半導体メモリーカードに保存する本機種の方式は、非常に
 画期的でした。「2M BYTE」の容量でも非常に高価(試作機用なので非売品?)
 なメモリーカードだったそうです。
fujifilm_ds-1p_03.jpg
 (c)富士フイルム

  実際に商品化された“世界初”のデジタルカメラ
  「FUJIX DS-X」 (1989年発売)←平成元年!

試作機の発表が世界初なら、量産機の発売も世界初でした。

富士フイルムさんが1989年に発売した「FUJIX DS-X」は、実際に商品化がされた
世界初のデジタルカメラということです。必要なシステムとのセットでいくらしたので
しょう? 当時の製品は、主に一般企業向けの業務記録用として販売されたようです。

まだパソコンの性能が写真を鑑賞するのに十分でなかった時代に「FUJIX DS-X」
は早過ぎた登場だったのか、あまり話題になることもなく、今では忘れられた存在に
なってしまっているようです。それでも、紛れもなく世界初のデジタルカメラ商品です。
まず販売を始め、一般企業や公共機関等で使われることに意義があったのでしょう。

 1人目のセールスマンは「〜パソコンで写真を見る習慣がない」と(以下略)。
 2人目のセールスマンは「〜パソコンを誰も持っていない」と(以下略)。

▽(左)「FUJIX DS-1P」(1988年発表)昭和 63年生れ (( ;゚Д゚))!?
 (右)「FUJIX DS-X」(1989年発売)←平成元年!
fujifilm_ds-1p_02.jpg
 (c)富士フイルム

「FUJIX DS-1P」に始まるデジタルカメラが一般家庭に浸透するには、インターネット
時代の到来でパソコン(「iMac G3」や「Windows 98」)が普及するまで、少なくとも
10年は待たなければなりませんでした。それまでの10年は、あるいはフィルム中心
のフォトピジネスが全盛を極め、最後のひと花を咲かせるための“モラトリアム(猶予
期間)”だったのかもしれません。

スマホ時代の「デジタルカメラの可能性」について掘り下げるつもりが、その起源へと
辿り着いてしまいました。可能性を探るには今一度、記事を逆に読み直す必要がある
かもしれません。「常に環境が変わるので〜考えぬく癖をつける」ことが大事(@_@;

それにしても、
過去の製品へさかのぼるほど “未来のカメラ” に思えてくるのは気のせい?
でしょうか。

 ☆レトロフューチャー[要出典](@_@;)!?
    (レトロフューチャー - Wikipedia

あらためてご紹介します。試作機「FUJIX DS-1P」発表から30年を迎え発売された、
富士フイルムさんのレンズ交換式の、プレミアムな最新鋭デジタルカメラ2機種です。
両機種とも撮影のための各操作部の基本的なレイアウトは、1970年(約半世紀前)
に発売されたフィルム一眼レフ「FUJICA ST-701」(一番下の写真参照)とほとんど
変わっていないことが分かります。

変わるもの、変わらないもの。
変えるべきもの、変えてはいけないもの。

この先もまだまだ新製品が続きそうなので、これからが楽しみですね。

▽(再掲載)
 「FUJIFILM X-H1」(左、2018年3月1日発売予定) NEW!
 「FUJIFILM X-A5」(右、2018年2月15日発売) NEW!
 レンズ交換式のプレミアムな最新鋭デジタルカメラ。両機種共Bluetoothレジスタードマーク対応
 によりスマートフォンやタブレット端末と常時接続して写真の自動転送が可能です。
fujifilm_x_lineup_slide1.jpg
 (c)富士フイルム

▽左から1970年発売のフィルム一眼レフ「FUJICA ST-701」と、
 それに続く「同ST-801、ST-901」。
fujifilm_ST701-ST801-ST901_p225.jpg
 (c)富士フイルム
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