2018年08月25日

「現像料」って何?

  「現像料」って何?

「現像料」は、正確には「フィルム現像料」のことです。また、
「プリント料」は、詳しくは「プリント現像料」のことです。

いわゆる「(フィルム現像との)同時プリント」の場合、
「フィルム現像」と「プリント現像」とでは、それぞれ作業が別々の工程になり、
現像に用いる設備や薬品(現像液)も異なるため、料金も別々に発生します。

あらためてお客さまにご説明する機会は、普段なかなかありませんでしたね(^^;ゞ
写真関連業界の関係者の間では、もう相当長い間上記のような言い表し方が習慣に
なっていましたので、疑問に思う人もあまりいなかったのでしょうね。

なので、写真店でお客さまへお渡しする通称“DP袋”の伝票面も、「フィルム現像料」
は単に「現像料」と印刷されています。なお、“DP袋”の“D”は“Development ”、
“P”は“Printing”の頭文字です。つまり、“現像プリント袋”という意味になります。

▽富士フイルムさん謹製“DP袋”の例。他社さんの“DP袋”もこれに準じた仕様です。
 図中「伝票面拡大」右下の「現像料」とは、正確には「フィルム現像料」のことです。
 「伝票面拡大」左側の「現像のみ」は、「フィルム現像のみ」でプリントはされません。
 当店「安瑠芭夢家 しゃしんのポップ」ではすでにフィルム現像のお取扱いはしてい
 ませんので「現像料」の記入欄はいつでも空欄です(より高画質の画像はこちら)。
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 (c)富士フイルム

当店では実際にお客さまからお問合せをいただいたことはないのですが、スマホを
お使いになられて初めて写真店(街の写真屋さん)を利用されるお客さまにとっては
分かりにくいように感じましたので、混乱が生じないようご説明させていただきました。

「プリント料」イコール「現像料」と解釈されていると、“DP袋”の「伝票面」にはサイズ
毎の「プリント料」記入欄がありますから、それとは別に「現像料」の記入欄があると、
「一体何の料金を請求されるのか」と思われるかもしれません。誤解の元ですよね。

当店「安瑠芭夢家 しゃしんのポップ」では2014年春以降、フィルム現像のお取扱い
はしていませんので、「現像料」の記入欄はいつでも空欄です。どうぞご安心ください。

  「現像料」って人件費?

「現像料」イコール「サービス(奉仕)料」と、
暗黙のうちに解釈されていた時代は確かにありました。

「現像料」は、フイルム現像の諸費用に加え写真店の店員さんの人件費も含みます。
「お通し料」が「おつまみ料」に加え「席料」や飲食店の店員さんの人件費も含んでい
るのと似ています。どちらも店員さんの「サービス(奉仕)料」の別名と解釈されます。
「お通し料」はお酒を注文されたお客さまに心から酔っていただくための奉仕料です。
( ↑ 個人の見解です。)

「心づけ」や「チップ」に相当するものを半ば強制的に徴収するシステムでもあるので、
お客さまと店員さんとの間に暗黙の了解、合意はあったとしてもお客さまからご批判
を招きがちな料金システムではあるでしょう。独特な慣わし、文化と言えるでしょうね。
ましてフイルム現像はお通しと違い、拒否しようがないのですから双方に厳しいです。

私が大学時代にアルバイトをしていた某大手カメラ屋チェーンのキャッチフレーズは
「あとあとまで面倒見のいい店」、社員さんへの教育方針は「お客さまに対してNOと
言うな」でした。店名は「カメラのき○ら」でも事実上はフィルムメーカーさんの特約店
でしたから、私の時給も「現像料」イコール「サービス(奉仕)料」で賄われていました。

 関連記事)
  当ブログ『安瑠芭夢家 しゃしんのポップ』 2018年5月6日付記事
  スマホ時代の写真店 企業が考えること、お店が考えること〔中編〕
  写真店の「失われた20年」を取りもどすこれから先20年の道のり
  http://poppop.sblo.jp/article/183117804.html

「そうでない方はそれなりに」。
 富士フイルムさんの「フジカラープリント」の名作テレビCMより。
 店員役の
岸本加世子さんの手元にあるのが先述の“DP袋”です。
 「現像料」はしっかり徴収するのに“DP袋”の記入がお客さまのセルフサービスに
 なっているお店もなぜか一部にあるようです(記入後フィルムを入れて箱の中へ)。
 本CMは綾小路小百合役の樹木希林さんの演技が評判でシリーズ化されました。
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 (c)NHK 日本放送協会、富士フイルム/協力:ACC・CM情報センター

 関連記事)
  当ブログ『安瑠芭夢家 しゃしんのポップ』 2018年5月31日付記事
  【奇跡】「美しい人はより美しく」 2018年5月18日(金)放映の『NHKあさイチ』で
  富士フイルムさんの「フジカラープリント」の名作テレビCMが!?
  樹木希林さん、ディレクターの川崎徹さんが打ち明ける撮影秘話とは!?【感動】
  http://poppop.sblo.jp/article/183310091.html

大衆居酒屋さんでも、高級料亭さんや高級クラブさんでも、それぞれの「サービス料」
に見合った奉仕が、店員さんはお金を支払われるお客さまから期待されます。かつて
贅沢品だったカメラやカラーフィルムが大衆化しても、人件費を「現像料」という名目の
「サービス料」に頼る以上、写真店の店員さんはそれなりに奉仕が期待されるのです。

▽画像は個人の意見です。本文とは関係ありません、でしょうか。
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 (c)アサヒドーカメラ

 関連リンク)
  アサヒドーカメラ ウェブショップ/TOPページ
  http://www.asahidocamera.co.jp/
アサヒドーカメラ名古屋矢場町本店は2018年7月20日をもちまして閉店いたしました。
アサヒドーカメラを長年ご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。

*上記公式サイト/TOPページ より(スクリーンショットはこちら)。

今や、フィルムカメラの生産は世界中でほぼ終了しており、写真用フィルムの需要も
大幅に減少しました。「フィルム現像料」に占める現像設備維持費の割合も高まって
います。今後「現像料」はフィルム現像サービス継続の費用も含むとお考えください。

  「プリントサービス基本料金」って?
  当店「安瑠芭夢家 しゃしんのポップ」では一切発生いたしません

「現像料」の名目に代わる「サービス(奉仕)料」として、大手チェーンさんを含む一部
の写真店さんでは、「プリントサービス基本料金」が一定の条件下で発生する場合も
あるようです。名目ではなく、そのものズバリの料金設定ですが、無粋な気もします。

当店「安瑠芭夢家 しゃしんのポップ」では、「プリントサービス基本料金」のような料金
は一切発生いたしません。どうぞ、Lサイズ1枚(税込39円)だけのような写真プリント
注文も、安心してぜひご用命ください(^_^)
(当店の「プリント料」に含まれる人件費は純粋に作業料です。)

なお、当店はスマホやデジタルカメラの販売は行っていませんが、お客さまがお使い
のそれら製品に関してお困りのことがございましたら、当店が責任の負える範囲内で
ご相談に応じさせていただきます。お気軽に、ご遠慮なくスタッフへお声かけください。



*次の記事は2018年7月16日付記事を再掲載したものです。

  2015年以前に撮影されたお写真データからのプリントが対象
  当店独自の料金値引 “キャンペーン” 実施中!

パソコンや古いデジカメにしまってあるお写真をぜひ、 
当店「安瑠芭夢家 しゃしんのポップ」でプリントしましょう。
2015年以前の撮影日付きのお写真データから料金値引でプリントできる、
当店独自のお得な“キャンペーン”を実施中です!
スマホにコピーしてもご注文いただけます。
皆さまのご利用をお待ちしています(終了時期未定)。

▽「本キャンペーンのプリント料金表(PDFはこちら)」は、店頭でも配布中です。
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 (c)安瑠芭夢家 しゃしんのポップ



*次の記事は2018年7月7日付記事の一部を抜粋し再編集したものです。

  パソコンに貯め込んである
  15年以上前からのデジカメのお写真データも

  スマホにコピーすれば写真店でプリントできます!

富士フイルムさんの独自調査では、プリントされずパソコンに保存されたままのお写真
データが、相当数眠っていると推測されているそうです。子育て中(35歳以上)の方々
にお子さまがお生まれになった15年以上前、デジカメ用メモリーカードは、撮影枚数が
少なく価格も高価でした。撮影後のお写真データはすぐパソコンにコピーして、メモリー
カードはお写真を消去し繰り返し使うほかありませんでした。パソコンにプリンターが接
続されていてもプリントは時間がかかるだけでなく、プリントヘッドのメンテナンスや用紙、
インクの補充に意外と手間取り、費用も想像以上にかかることから、お子さまの大切な
成長記録のお写真でも、プリントすることを諦めてしまわれる場合が多かったようです。
(当店のフジカラープリントはインクを使わない、保存性が高い銀塩写真プリントです。)

 ご参考)
  15年前の2003年7月末頃のデジカメ用メモリーカード(通常速CFカード)の相場。
  64GBのSDXCメモリーカードが税別1,600円台から買える現在とは大違いです。
  当事はこれでも、以前より相当安くなったように思えたものです(税別)。
   64MB=2,980円/128MB=4,680円/256MB=8,480円/
   512MB=16,800円/1GB=39,800円・・・(@_@;)
  64MBのメモリーカードに、300万画素(2048×1536pixel=2L判が妥当)
  の写真データがJPEG高画質モードで70枚前後しか撮影できませんでした。

その頃のお写真を今、ご自宅のパソコンからお手元のスマホへコピーし、お出かけ先で
もご覧になりたいという方々が次第に増えています。コピー方法はインターネット経由や
ケーブル接続など様々な選択肢があります。「LINE」などのSNS、「Google フォト」や
「iCloud フォトライブラリ」などクラウドサービスを介する方法もお薦めです(関連企業
のWEBサイトをご参照ください)。なお、「LINE」経由のお写真データは、撮影年月日の
情報が通常削除されてしまいますのでご注意ください。「Facebook」や「Instagram」
も同様です。


 関連リンク)
  コミュニケーションアプリ LINE(ライン)
  https://line.me/ja/
  Google フォト - 思い出を何枚でも保存、見たいときにはすぐに見つかる
  https://www.google.com/photos/about/
  iCloud フォトライブラリ - Apple サポート
  https://support.apple.com/ja-jp/ht204264

成長してスマホを使い始めたお子さまと、SNSで思い出のお写真をシェアしたり、アプリ
で楽しく編集したり、パソコンから解放されたお写真がスマホにコピーされて活き活きと
蘇り始めました。そして、それらは写真店の豊富なスマホ写真プリントサービスで、手軽
に活用していただくことができるのです。

ぜひ、当店「安瑠芭夢家 しゃしんのポップ」に、お気軽にご相談ください!
パソコンに保存されたお写真のデータは、メモリーカードやUSBメモリーなどにコピーし
写真店でプリント注文していただくこともできます。でも、せっかくならお手元のスマホに
コピーしてお持ちいただく方が、楽しみ方も色いろ広がると思いますよv(^^)♪

▽富士フイルムさんから提案の、素敵なプリントサービスの例(ほんの一部です)。
 当店店頭のプリント受付機「WPS(ワンダープリントステーション)」で、スマホから
 簡単にご注文になれます(「Year Album」、「フォトブック」は日数がかかります)。
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 (c)富士フイルム

  スマホ時代も
  小学生のお子さまや学生の皆さまにも
  安心してご利用いただける写真店であり続けます

カメラがなくても写真撮影が楽しめるロングセラー商品!
それが、レンズ付きフィルム。富士フイルムさんの「写ルンです」です!
1986年の発売当時は、機能も商品名も非常に斬新で、TVCMも注目を集めました。

遠足や移動教室でのスナップ写真撮影に、校外学習や夏休みの自由研究の資料写真
撮影に、小学生の頃からお使いになった経験をお持ちの方もきっと多いことと思います。

当店「安瑠芭夢家 しゃしんのポップ」でも8年前の新スタート時は「写ルンです」の販売、
現像プリントをしていて、地元の小・中学生、高校生のお客さまに、上手に使いこなして
いただいていたのを、今でも懐かしく思い出します。

本当に残念なことなのですが、スマホの普及と入れ替わるようにレンズ付きフィルムの
需要は落ち込み、当店では4年前に「写ルンです」の販売、現像プリントのお取り扱いを
終了させていただきました。

▽コンビニで今も定番商品の富士フイルムさんのレンズ付きフィルム、
 「写ルンです シンプルエース」がこの春、デザインをリニューアル!
 1986年の発売以来、30年超のロングセラーを誇るシリーズです。
 本当に残念なことなのですが、当店では入荷予定はございません。
 誠に申し訳ないのですが、どうかご了承ください。
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 (c)富士フイルム

 関連リンク)
  写ルンです シンプルエース | 富士フイルム
  http://fujifilm.jp/personal/filmandcamera/utsurundesu/standard/simpleace/
  写ルンです シンプルエース 27枚撮り: フィルム | フジフイルムモール
  http://fujifilmmall.jp/shop/g/g16575980/

近年は夏休みの自由研究などの資料写真撮影に、保護者の方のスマホを借りる小学生
のお子さまも多いことと思います。当店「安瑠芭夢家 しゃしんのポップ」も、お子さまだけ
でスマホ写真プリントサービスをご利用いただく機会が増えてきました。それだけ保護者
の方々に当店を信頼していただけている証しだと思います。これからも小学生のお子さま
にも安心してご利用いただける写真店であり続けます。

中学以上、特に高校以上の学生の方は、すでに多くの方がスマホを日常的にお使いだと
思います。私が高校の頃、学校にカメラを持参するのは写真部員か、卒業アルバム委員
のカメラ係さんくらいでした。校則にもよりますが、今や学校生活が学生さんたちのスマホ
で毎日撮影されていて、内心うらやましくて仕方ありません。写真店にとっては、まったく
新しい層のお客さまです。

 関連記事)
  当ブログ『安瑠芭夢家 しゃしんのポップ』 2018年4月25日付記事
  「光画部」の思い出 〜暗室よ永遠に〜
  黒白フィルムおよび黒白印画紙販売終了のご案内が
  富士フイルムさんからありました
  http://poppop.sblo.jp/article/183052513.html

高校や大学、短大、専門学校等に電車通学している学生さんは、学校の最寄り駅周辺の
写真店でスマホ写真プリントサービスをご利用になる場合と、お住まいの最寄り駅周辺の
写真店をご利用になる場合とで、希望されるサービスや商品は違ってくるかもしれません。

大手写真店チェーンさんの各店舗の立地は前者のタイプが多いようですが、当店の立地
はその中間、というよりは後者のタイプです。学生のお客さまが小さな頃からそのご家族
皆さまでご利用いただいているお店ですから、サービスや商品もそれにふさわしいものを、
メーカーさんや問屋さんのご協力を得て、今後も吟味してご用意して行きたいと思います。

  5年後、10年後の
  シニア世代のスマホ利用者のお客さまに
  親しんでいただける写真店づくりを進めます!

総務省によると2016年末のスマホ個人保有率は全体で56.8%に及び、13〜19歳
では81.4%、20代〜30代では90%以上の人がスマホを保有するまでに普及してい
るそうです。15〜44歳の幅広い年齢層で、スマホ個人保有率は90%を上回ると推測
されます。一方60代では増加傾向にあるものの33.4%、70代ではわずか13.1%に
止まっているとのことです。当店「安瑠芭夢家 しゃしんのポップ」のスマホ写真プリント
のお客さまのうちリピート率の高い方は主に60歳以上のお客さまですから、その世代
でスマホで撮影するお客さまは、相当積極的に活用されている方々だと考えられます。
お写真の内容はやはりご旅行やお孫さんの成長記録が多く、特に離れて暮らしている
お孫さんのお写真は、「LINE」などSNSからダウンロードした写真データも目立ちます。
データの送り主はもちろんそのお孫さんのご両親ですが、普段忙しいご両親に代わり
お写真をプリントして送り返すのは小さなお孫さんにいつでも見てもらいたいからです。
スマホの中のお写真は小さな子供さんは好きなときに見ることができないのですから。

▽総務省調べ「スマートフォン個人保有率の推移」 -世代別-
 2011年及び2012年の数値は、同調査のインターネット利用率及び
 インターネット利用機器利用率から推計(総務省)。
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(出典)総務省 通信利用動向調査   (c)総務省

この7月で当店「安瑠芭夢家 しゃしんのポップ」は、
2010年に新スタートして以来、おかげさまで満8周年を迎えることができました。
スマホ時代の写真店「安瑠芭夢家 しゃしんのポップ」の9年目、10年目にご期待ください。
posted by 安瑠芭夢ハウス しゃしんのポップ at 20:40| 各種料金