2020年09月20日

「10年かけて卒業する」! アイドルグループからではないです。新型コロナのせいで居酒屋の経営からなのだそうです。新型コロナのせいでなくてもカメラ屋の経営からはとうに卒業しました。

*よろしければ、当ブログ2020年9月18日付記事もあわせてご覧ください。

  「10年かけて卒業する」!
  アイドルグループからではないです。
  新型コロナのせいで居酒屋の経営からなのだそうです。
  新型コロナのせいでなくてもカメラ屋の経営からはとうに卒業しました。

宴会の記念写真のカメラ係さんを率先して引受けることができるお客さまは長い間、
街のカメラ屋さんやカメラメーカーさんにとっても大のお得意さまであり続けました。
宴会のカメラ係さんは幹事さんを兼ねる場合も多く、宴会会場のお店とカメラ屋さん
とは、宴会好きのお得意さまをお互いに共有している場合も少なくありませんでした。

今となっては昔話ですが。

スマートフォン(スマホ)が普及してカメラも写真フィルムも売れなくなって、それでも
地元の方々から未だに「カメラ屋さん」と呼ばれている私たち写真店では、スマホの
普及によりおかげさまで、ホームパーティなどのお写真プリントのご注文も増えつつ
あり、新型コロナ禍を何とか乗り切ろうとしている今日この頃です。日頃のお客さまの
ご愛顧にあらためて深く感謝申し上げます。ほんとうに、どうもありがとうございます。

 <(_ _)>

街のケーキ屋さんをはじめ、個性豊かな食べもの屋さんにも深く感謝申し上げます。

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  (c)かわいいフリー素材集 いらすとや

ステキな被写体とシャッターチャンスとを創ってくださり、どうもありがとうございます。

<(_ _)>

▽越生町のマスコット。梅の妖精「うめりんハート
 越生町の特産品の梅干を保存している壺から現れました。

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 (c)越生町

「うめりん」ちゃんも、
お客さまのお写真の中にいっぱい写ってくれて、どうもありがとうございます(^^) ♪

さて、

  居酒屋」って!?

地鶏居酒屋チェーン「塚田農場」を運営するエー・ピーカンパニー社長の米山久さん
を毎日新聞さんが取材しました。取材記事タイトルにある通り、米山社長が描くのは
「外食の未来」であって「居酒屋の未来」ではありません。しかし低価格の居酒屋は、
学生さんや若い労働者さんにとって、新型コロナ禍後も拠り所になろう大切な存在。
私にとっても青春(?)の想い出です。

▽『毎日新聞』 2020年9月18日 23:01 付記事、
 「『10年かけて居酒屋を卒業する』塚田農場の米山久社長が描く外食の未来とは」
 のスクリーンショット。取材映像に「団体客 上司に誘われての宴会 減少↓、本当に
 好きな人と 少人数で食事 増加↑」の字幕が(当ブログ2020年9月18日付記事)。
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 (c)毎日新聞

 関連ニュース)
  『毎日新聞』 2020年9月18日 23:01 付記事
  「10年かけて居酒屋を卒業する」
  塚田農場の米山久社長が描く外食の未来とは
 居酒屋チェーン「塚田農場」を運営するエー・ピーカンパニーの米山久社長が毎日新聞の取材に応じ、「10年かけて居酒屋を卒業する」と話した。新型コロナウイルスをきっかけに大手の居酒屋チェーンの客足は減少しており、「脱居酒屋」で生き残りを図る。
 新型コロナ感染拡大による外出自粛などで外食業界は大きな影響を受けているが、居酒屋は特に大きな打撃を受けている。米山氏は、客足減について「1年半から2年は続く」と予測する。
 そのうえで、感染拡大が収束しても新型コロナを機に広まった「新しい生活様式」が定着し、「団体や宴会の利用よりも、限られた人数で過ごす時代にどんどん変わるだろう」と指摘。企業などの団体から少人数の集まりに変わると質を重視するようになるため、量や価格の安さを売りにした「総合居酒屋」では生き残れないとして、地鶏やしゃぶしゃぶ、定食など料理に力を入れた専門店にかじを切る方針を示した。米山氏は、「飲み放題」が利用者に「安く酔えればいい」という風潮を生み出したとして、「『飲み放題』を変えていく必要がある」と語った。

出典)上記、『毎日新聞』 2020年6月2日 18:15 付記事より

  関連リンク)
   『apcompany / エー・ピーカンパニー 公式サイト』
   塚田農場 四十八漁場 関根精肉店 芝浦食肉
   http://www.apcompany.jp/

  「『飲み放題』を変えていく必要がある」のでしょうか?

地鶏居酒屋チェーン「塚田農場」を運営するエー・ピーカンパニーさんは2001年に
設立、2013年に東証1部上場という比較的新しい会社さんです。株式会社は株主
様のもの。上場間もない会社さんですから株主様方のご意向(顔色)は尚更大事。
新型コロナ禍を受けての「脱居酒屋」の流れはエー・ピーカンパニーさんに限らない
ようですが、私にとって気になる居酒屋さんは、埼玉県ゆかりの次の会社さんです。

地酒の蔵元居酒屋「清龍」を東京都内で店舗展開している清龍酒造株式会社さん
(埼玉県蓮田市)は1865(慶応元)年創業の老舗の蔵元さんです。埼玉県内でも
年間清酒出荷量が特に多い酒造会社さんの1社ですが全量直販でそのほとんど
を蔵元居酒屋「清龍」などの直営の飲食店に出荷しています。このような販売方式
は全国でも清龍酒造さんだけだそうですがネット通販でも全国にファンを開拓され
ています。高級清酒はもちろんですが普通酒も丁寧な造りで常連さんに好評です。

どちらかというと高級志向の飲食店さんではお酒もそれに合わせ高級志向で揃え
ますが、若い方々が毎日のように通えるお店が「清龍」さんなら、普通がいいです。

  普通がいいです。

今は高級清酒まで最新設備で安く大量生産できる時代。むしろこだわりの普通酒
こそ地酒として大衆居酒屋の看板商品であって欲しい。でも地鶏は違うかな・・・?
普通酒は家庭料理、屋台料理、何でも合わないと売れないのです。そんなお話し。

なお、居酒屋「清龍」さんの宴会、宴席コースは「飲み放題」付きです(リンク参照)。

▽清酒「清龍」の醸造元、清龍酒造株式会社さん(埼玉県蓮田市)の公式サイトより。
 直営の蔵元居酒屋「清龍」を東京都内で店舗展開していますが、「お知らせ」です。
 「【閉店のお知らせ】 誠に勝手ながら、歌舞伎町店は8月21日(金)を持ちまして、
 閉店いたしました。開業以来36年間のご愛顧、誠にありがとうございました。引き
 続き、近隣の店舗をご愛顧いただけますようお願い申し上げます。」残念です・・・。
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 (c)清龍酒造

 関連リンク集)
  『清龍酒造株式会社 公式サイト』  清龍酒造はお客様に直接、お酒をお届けします。|清龍酒造 (公式)
   作り手の顔が見える安心できるお酒を飲んでいただくために。 
    かつてはどんな小さな町にも大きな煙突のある蔵元が一軒はありました。
    地元で採れたお米でお酒を仕込み、
    酒蔵の煙突から出る煙が見える範囲の地域でお酒が消費される。
    それが地酒の良さでした。 
    しかしながら現在では、大手蔵元の最新設備による酒造りや
    近代的な流通の複雑な販売経路によって、
    その古き良き時代の日本酒が失われつつあります。 
    地酒の蔵元「清龍」では、作り手の顔が見える手造りのお酒を、
    お客様に安心して飲んでいただきたいと考えております。
    そのために直接お届けしております。
  https://www.seiryu-syuzou.co.jp/syuzou/seiryu_index.php
  居酒屋 清龍|清龍酒造 (公式)
   お店で飲んでるお酒が、小売価格でおみやげに。
    居酒屋清龍では通常店頭販売を行っておりませんが、
    ステイホームが推奨される中、美味しい清龍の日本酒
    を「たくのみ」していただきたく、期間限定で清酒清龍の
    店頭販売をいたします。
  https://www.seiryu-syuzou.co.jp/sakagura/brand/seiryu.html

蔵元居酒屋「清龍」を東京都内で店舗展開している清龍酒造株式会社さんについて、
次の当ブログ記事でもご紹介させていただきました。記事の一部を抜粋し以降の欄
に再掲載いたしましたので、どうぞご覧ください。

 関連記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2020年6月28日付記事
  新型コロナを乗り越えて! 夏の贈り物にもおすすめ!
  埼玉県産の素敵な清酒(日本酒)とスイーツでお家Cafe and Bar
  http://poppop.sblo.jp/article/187642517.html


以降の記事は上記の関連記事、
当ブログの2020年6月28日付記事の一部を抜粋、再編集し再掲載しています。


「清龍」というブランドからは、清酒の銘柄より居酒屋チェーン店さんを想い浮かべる
人の方が首都圏では多いでしょう。蓮田市の清龍酒造さんは日本で唯一、消費者へ
の直接販売を専門とする酒造メーカーさんです。工場直売やネット通販だけではなく、
地酒の蔵元として地域のお客さまのために居酒屋も直営されています。その店舗の
すべてがJR中央線より北側の東京都内の駅周辺で、9軒8軒中旗艦店3軒が池袋駅
周辺という現実感覚です。価格も手頃で質量ともに良心的。私も学生時代の飲み会
で大変お世話になりました。当時はチューハイばかりを注文し、埼玉県の蔵元さんの
直営店と知ったのはそれから十数年後。もっと早く地酒に目覚めるべきでした。商売
熱心な割にあまり商売っ気を感じさせないのは、埼玉県内の各事業者さん全般の特
徴です(清酒『清龍』も注文しないとお店に入りにくいということは決してありません)。

ここ数日間の報道で、
池袋の主にお酒を提供する飲食店さんの関係者の方々の間で
新型コロナウイルスの新たな感染者の発生が目立っていますが、
蔵元居酒屋「清龍」さんの場合は接待を伴う形態ではありません。
カラオケ設備もありませんので、静かに飲食する分にはそれほど
心配される必要はないと思います。

蔵元居酒屋「清龍」さんでは、
期間限定で清酒「清龍」の店頭販売をされているそうです。
販売期間など詳細はこちらの公式サイトの店舗情報ページをご参照ください。

▽直営の蔵元居酒屋「清龍」も東京都内で店舗展開してきた清酒「清龍」の醸造元、
 清龍酒造株式会社さん(埼玉県蓮田市)の公式サイト(2020年6月28日現在)。
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 (c)清龍酒造

 関連リンク)
  『清龍酒造株式会社 公式サイト』

 池袋で飲む埼玉県のお酒も
 池袋で買う埼玉県のお酒も、
 どちらの味も格別なのです☆
 そんな、池袋の街。



以上の記事は、
当ブログの2020年6月28日付記事の一部を抜粋、再編集し再掲載しています。


 これからも“普通の写真店”って
 何となく良いですよね (^_^) ♪

*よろしければ、当ブログ2020年9月18日付記事もあわせてご覧ください。
posted by 安瑠芭夢驛(アルバムステーション) 吉 川 写 真 店 at 19:38| 業界の話題