2021年02月27日

『だから写真店は嫌われる』という本が読みたい私

  は じ め に

スマートフォン(以降、スマホ)の台頭で
デジタルカメラ(以降、デジカメ)の出番が減り、
コンパクトデジカメの新製品は特に少なくなりました。
コンパクトデジカメを販売中のメーカーさんは確か今、
キヤノンさん、ニコンさん、ソニーさん、パナソニックさん、
ライカカメラさん、リコーイメージング(リコー / ペンタックス)さん、
OMデジタルソリューションズ(オリンパス)さん、
そして私たちの富士フイルムさん、
あとは想い出せませんごめんなさい<(_ _)>
それも、防水タイプや高級志向の製品も含めればのお話しで、
家庭向け日用品としてのスリムな低価格コンパクトデジカメは
キヤノンさん、ソニーさんの2社にほんの数機種を残すのみで
(ソニーさんは1機種)ここ数年新製品は投入されていません。
  ↑
ドイツのライカカメラさんのほかは、
ぜんぶ日本のメーカーさんですね。

畏るべし、スマホ。


  『だから写真店は嫌われる』
  という本が読みたい私(T T)

どなたか書いてくださいな(-人-)


  実は実話です。

つい先日、年配の男性のお客さまが
デジカメプリントのご注文に当店へご来店くださいました。
ご注文の前にデジカメの日付を設定して欲しいとご用命賜りました。

お客さまの某社さん製コンパクトデジカメを早速拝見させていただくと、電源を入れ
るのと同時に日付設定画面が出荷時の状態で再生モニターに表示されたことから、
日付のバックアップ用電池が消耗して、リセットされてしまったことが分かりました。
日付のバックアップ用電池は、現在はコンパクトデジカメでも内蔵の充電式なので、
充電済みの本体動作用バッテリーを挿入すれば数時間程度で充電が完了します。
内蔵の日付用充電式バッテリーは比較的寿命が長く概ねメンテナンスフリーです。
本体用バッテリーの充電を長期間怠らない限り日付がリセットされる心配は0です。
ところがお客さまのデジカメは一見して旧世代の機種で日付のバックアップ用電池
が充電式ではなく、製造費がより安く済んだ交換式である可能性がありました。
その交換も、ユーザーができるのか有償でメーカー交換になるのか、
メーカー交換だとしたら今でもサポートされているのか、
確認に時間や手間を要することが予想されました。
中には、有償のメーカー交換を敬遠される
お客さまもいらっしゃいます。

通常のコンパクトデジカメの使い方では、
以前は日付のバックアップ用電池が消耗するより早く
デジカメ本体が何らかの原因で故障するケースがほとんどで、
メーカー修理の際にバックアップ用電池も同時交換されるのが常でした。
その際、すでにメーカーさんに修理部品の在庫が無く、
同クラスの新製品と修理代相当の価格で交換になるケースも当店は経験しました。

そのお客さまのコンパクトデジカメは構造上、電池室兼用メモリーカードスロットの蓋
を開くと本体動作用バッテリーからの給電が断たれてしまい、日付のバックアップ用
電池が消耗した状態なので、蓋を開けるたびに日付を設定し直す必要がありました。
そのため、作業の手順として先にプリント注文を済ませていただき、メモリーカードを
本体の電池室横のスロットへ戻してから日付を設定し直さないといけない状態でした。

そのお客さまは確か、1年以上前にもご来店くださったことがあり、
そのときは店頭プリント注文受付機の操作をサポートさせていただいている際に、
日付が出荷時のまま撮影されていたことに私の方が気付いたことを思い出しました。
そのときはご注文後メモリーカードを本体へ戻してから日付設定して差し上げました。
そして、電池室の蓋を開けると日付が出荷時にリセットされてしまうとご説明したのも
覚えています。日付のバックアップ用電池の交換を諦め使い続けることもできますが、
今後どうお使いになるか、あらためてそのお客さまとご相談しようと私は思ったのです。
今回はプリント注文の前にお客さまの方から日付の設定をご用命くださったのですが、
次回のプリント注文の際も、ご注文後に日付設定が必要なことを覚えていられる自信
が私にはありませんでした。お客さまの自己責任で日付を管理していただくようにする
か、それができなければ正しい日付の記録は諦めていただくほかありません。実際に、
これまでのお客さまのうちほとんどの方が、日付の記録を諦める選択をされています。
しかしながら、お客さまへの応対がとても難しいケースであることには違いありません。

私:
 これは、電池が無いようですね。
お客さま:
 電池(本体用の単三アルカリ乾電池2本)は交換したよ。
私:
 いえ、日付用の電池は、本体用とは別に内蔵されていると思うんです。
お客さま:
 日付直せないの!?
私:
 いや〜、もうこれ古いですから日付用の電池も交換しませんと。
お客さま:
 古いって、まだ15年くらいしか使ってないよ。
私:
 それは、見れば分かります。それくらいのですよね。
 でもそんな、昔のライカ(後述)やニコンF(後述)のような感覚とは違いますから。
 デジカメは5年ももてば良い方ですよ。
 (デジカメは壊れなくても専用電池や充電器、メモリーカード等の販売終了が早
 いときもありそれらが買替えできずご購入後4〜5年で使えなくなることがありま
 す。また上記メーカーさん以外はコンパクトデジカメ市場から撤退しています。)
お客さま:
 自分はあまり使ってないからさ。
 ・・・それよりなに?
 「古い」って?
 店に来て見せるなり「いや〜、もうこれ古いですから」って言われるだなんて!
私:
 ???
お客さま:
 こんな人を馬鹿にした、侮辱するような言われ方をされるだなんてさぁ!
私:
 いえ、私はそういう意味で言ったのではなくて、
お客さま:
 お宅がそういう意味じゃなくてもこちらはそうじゃないんだよ!
 これはね、娘が私のために買ってくれたものなんだ。
 それを「もうこれ古い」だなんてお宅は言うのかい!
私:
 私はカメラではなく電池(の仕様)が古いというお話しをしているんです。
お客さま:
 あー、もういい! お宅にはもう頼まない。返せ!
私:
 では、どちらへ行かれるおつもりですか?
お客さま:
 どこへでも好きなところへ行くからもういいよ!
 こ〜んなバカな商売をしている店があるとはね〜。

デジカメをお返しすると
お客さまはそう言い残して帰られてしまいました。
店内にはそのとき、ほかのお客さまはいらっしゃいませんでした。

メーカーさんの公式サイトに幸い、
旧製品マニュアル(取扱説明書)のPDFファイルが残されていて、
お客さまがお持ちの機種もその中のリストから見つけることができました。
ウェブブラウザのキーワード検索機能を駆使して何とか仕様は確認できました。
思った通り、やはり日付のバックアップ用電池は交換式で、
市販の汎用コイン型リチウム電池をユーザーが交換できるタイプでした。
本体用も汎用の単三アルカリ乾電池で、海外の僻地での販売も企図したのでしょう。
日付用電池の交換方法はマニュアルの172〜173頁にかけて記載されていました。
それを見なければどこにコイン型リチウム電池が収納されているかも分かりません。
その電池は、当店では需要がほとんど無いため10年前にはお取扱いをやめました
が、ホームセンターなどではいつでも販売されていると思います。
でももう、そのお客さまがご来店くださることはないかもしれません。

そのお客さまがお持ちのデジカメは、
14年程前の2007年に発売された機種でした。
本当に大切にお使いになられていたのですね。
デジカメは商品としての世代交代が早いことは、
そのお客さまも良くご存じだったことと思います。
だからこそ、なおのこと「古い」という言葉を
不愉快にお感じになられたのだと思います。

お客さまのご用命やご質問に即対応することは、専門店の仕事として当然です。
ところが、お客さまはご自身でできないから、分からないからご来店されるので、
専門店の店員も同じようにできない、分からない方が安心されることもあります。
つまり、
「申し訳ありません。当店でも分からないので、少し勉強するお時間をください。」
と謙虚に対応し、後でご説明させていただくようにすれば、その場ではお客さまを
お待たせし、ご迷惑をおかけすることになりお叱りも受けるかもしれませんが、
少なくとも今お話ししたように不愉快にお感じになられることはなくなるのです。
年齢や性別などの違いは関係ありません。
そうすることがお客さまに寄り添うことになるのかどうかは分からないのですが。

今お話ししたお客さまは初めてのお客さまではなかったわけですが、
当店をご利用くださることはこれまでも少なく、私はとうとう、
馴染みの店員にはなれませんでした。


  『だから写真店は嫌われる』
  という本が読みたい私(T T)

どなたか書いてくださいな(-人-)


  補 足

今から半世紀以上前の1960年頃、
カメラの多くは当時の人々にとって宝飾品や高級時計、楽器のような高価な商品で、
カメラを買うことのできる人はある程度収入があるか貯蓄上手な人と評価されました。
街の写真店のショーケースに並んだ輝かしいカメラは、街の人々の憧れの的でした。
カメラは価格に見合った耐久性が求められ、20〜30年使っても価値が下がらない、
親子3世代にわたって使える一種の財産になり得る名機が理想とされた時代でした。
親にカメラを贈ることは贈り主の社会的成功を記念し、育ててくれた親への感謝の証
を意味していました。なので、カメラを所有できる喜びや誇りをいつまでも確認できる
場所が求められ街の写真店(カメラ屋さんとも呼ばれました)がその役を担いました。
フィルムを買わなければ写真は撮れず撮ったら現像に出さないと見れませんでした。
写真店が街のお客さまにカメラを買っていただければ、一生のお得意様になりました。
写真店の商売とは、そのような商売でした。

でも、本当に大切なのは、カメラより何より、お写真の方なのです。

その答えが、今、皆さまのお手元にあるスマホなのですね。

 ご参考記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2020年10月15日付記事
  【Appleさんの「iPhone 12シリーズ」発表記念】
  HUAWEIさんからついに“超望遠&超広角カメラ”付きスマホ
  「HUAWEI P40 Pro+」が発表されました!
  Appleさんの次期モデル「iPhone 12 Pro(仮称)」の
  メインカメラはどう出る!?
  【再掲載】
  http://poppop.sblo.jp/article/188028919.html

なお、スマホは携帯電話回線を利用して時刻を自動的に修正する規格、
「NITZ(Network Identity and Time Zone)」に対応しているので
写真やビデオの撮影時に記録される日付や時間も常にほぼ正確です。
また、設定変更で日付情報を任意で変えたり省略したりもできます。

▽当ブログ、上記2020年10月15日付記事より再掲載。
 『docomoOfficial』 NTTドコモ「YouTube」公式チャンネルのスクリーンショット。
 『ドコモCM「聞きやすい、教えやすい」篇』 の1コマ。「iPhone SE(第2世代)」で
 「ついにスマホデビューした」俳優の國村隼さん。スタジオジブリさん制作のアニメ
 映画、宮崎駿監督作品『風立ちぬ』に主人公二郎の会社の服部課長役でご出演。
201015_nttdocomo_iphone_00.JPG
▽「iPhoneにしてよかった。だって聞きやすい。」
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▽「iPhoneにしてくれてよかった。だって教えやすい。」
201015_nttdocomo_iphone_02.JPG
▽「iPhone SE(第2世代)」。
 「はじめてのスマホは、幅広い世代に愛されているドコモのiPhoneで。」
201015_nttdocomo_iphone_03.JPG
 (c)NTTドコモ / Apple Inc

▽【ご参考】
 映画『風立ちぬ』場面写真より(当ブログ2020年10月13日付記事をご覧下さい)。
 左から入社初日早々会社が開発中の飛行機について独自の改良案を説明する主
 人公二郎、興味津々の服部課長、ボツにするものの内心期待する上司の黒川さん。
200918_kazetachinu012.jpg
 (c)2013 二馬力・GNDHDDTK

 関連動画リンク) リンク切れ
  『docomoOfficial』 NTTドコモ「YouTube」公式チャンネル
  『ドコモCM「聞きやすい、教えやすい」篇』 2020年8月7日公開
   「iPhone SE(第2世代)でスマホデビューした國村さん。
   同じiPhoneを使う娘夫婦に使い方を教えてもらい、
   家族の距離がいつもより近くなっていく。
  https://www.youtube.com/user/docomoOfficial

▽2020年5月11日発売。
 Appleさんの「iPhone SE(第2世代)」(5G非対応)。
 「iPhone 8」の細部を改良した廉価版という印象で2020年の新製品は計5機種。
201015_nttdocomo_iphone_se_01.png
 (c)Apple Inc

 関連リンク集)
  iPhone SE(第2世代) - 仕様 - Apple(日本) (公式)
  https://www.apple.com/jp/iphone-se/specs/
  iPhone SE(第2世代) | iPhone | NTTドコモ (公式)
  https://www.nttdocomo.co.jp/iphone/se_2nd/


  だいぶ前の商品を
  ご紹介いたします。

どの商品写真も“前向き”です。

▽2007年8月発売「Canon PowerShot A720 IS」。
 背面の再生モニターがその後の製品に比べ小さく、構図を決めるときは撮影レンズ
 上部の小窓の、実像式光学ズームファインダーを用いる方式でした。懐かしい・・・。
 当店「安瑠芭夢驛 吉川写真店」の“前身”もこの様な商品を展示販売していました。

210227_canon_PowerShot_A720_IS_101.JPG
 (c)キヤノン

 ご参考リンク)
  『キヤノングローバル公式サイト』
  PowerShot A720 IS - キヤノンカメラミュージアム
  https://global.canon/ja/c-museum/product/dcc547.html
  製品マニュアル|コンパクトデジタルカメラ
  【IXY DIGITAL / PowerShot】| 旧製品マニュアル一覧
  https://cweb.canon.jp/manual/digitalcamera/index-old.html
  「Canon PowerShot A720 IS カメラユーザーガイド」マニュアル(PDF)

▽1932年発売「Leica II」。
 ドイツの名門光学機器メーカー、エルンスト・ライツ(現ライカカメラ)さんの、最初の
 35mm判フィルムを使うレンジファインダー(連動距離系内蔵光学ファインダー)型
 カメラ。このタイプの元祖でしょう。日本ではその国産化に次のカメラが挑みました。
210227_LEICA-100-YEARS-1932_teaser.png
 (c)ライカカメラ(旧、エルンスト・ライツ)

 ご参考リンク)
  『Leica Camera AG 公式サイト』
  ライカの世界
  伝説的なライカ // ライカのカメラ誕生100周年
  (こちらをクリック)

▽1934年発表「カンノン(試作機)」(上)と、1936年発売の「HANSA Canon」(下)。
 キヤノンさんの“前身”、精機光学研究所さん謹製35mmレンジファインダーカメラ。
 ドイツの名門光学機器メーカー、エルンスト・ライツ(現ライカカメラ)さんの「ライカ」
 ブランドの35mmレンジファインダーカメラシリーズ(前述)にインスパイアされたと
 いう吉田五郎さん(1900〜1993年)が個人で創り上げた幻の試作機と、製品版。
 製品版の「HANSA Canon」には後に強力なライバルメーカーとなるニコンさんの
 “前身”、日本光学工業さんの「ニッコール」ブランドの撮影レンズが採用されました。
 上記の「Leica II」も含め古き良き時代のカメラは今も中古カメラ市場で人気です。

210227_canon_KWANON_101.JPG
210227_canon_hansa-canon_101.JPG
(c)キヤノン(旧、精機光学研究所)

▽1965年4月発売「Canon 7S型」(私もこの年の4月10日に生まれました)。
 キヤノンさんの35mmレンジファインダーカメラシリーズの最高峰を極めた完成型
 で、かつ最終モデルです。キヤノンさんはこの後、次の「「Nikon F」に挑みました。

210227_canon_7S_101.JPG
 (c)キヤノン

 ご参考リンク)
  『キヤノングローバル公式サイト』
  カンノン(試作機) - キヤノンカメラミュージアム
  https://global.canon/ja/c-museum/product/film1.html
  標準型(ハンザ・キヤノン) - キヤノンカメラミュージアム
  https://global.canon/ja/c-museum/product/film2.html
  7S型 - キヤノンカメラミュージアム
  https://global.canon/ja/c-museum/product/film55.html
 国産35mmレンジファインダーカメラ試作機「KWANON=カンノン」の広告が朝日カメラ誌に載った。時は1934年(昭和9年)の6月、掲載主はキヤノン(株)創業の端緒となった精機光学研究所、設立のきっかけを作りカンノンを考案した吉田五郎(1900-1993年)の手になるものだった。
 吉田は、高級35mmカメラと言えばドイツ製のライカやコンタックスが双璧として君臨していた頃、自分の理想とする高級35mmカメラを夢見て、国産化しようと考えた。

〔後略〕

出典)上記、『キヤノングローバル公式サイト』
    カンノン(試作機) - キヤノンカメラミュージアム より抜粋

▽1959年発売の伝説のプロ用機、「Nikon F」。先の「1964年東京オリンピック」で
 は世界中のプロが手にし、公式カメラではなかったものの貴重な瞬間を報じました。
 ニコン(旧、日本光学工業)さん初のレンズ交換式一眼レフカメラですが、大成功を
 収め、以降ライバル各社の目標になりました。堅牢で、今も中古カメラ市場で人気。
190624_nikon-f-pic_1959.jpg
 (c)ニコン(旧、日本光学工業)

 ご参考リンク)
  『Nikon公式サイト』
  Nikon | 歴史 | 企業年表(1946年〜)
  https://www.nikon.co.jp/corporate/history/chronology/1946/index.htm
  Nikon | 歴史 | One Minute Story Fのデザイン秘話(1959)
  https://www.nikon.co.jp/corporate/history/oneminutestory/1959_nikonf/

▽旧、旭光学工業さんは、製造が困難なペンタダハプリズムの量産化にも世界に先
 駆けて成功し、1957年発売の「ASAHI PENTAX(通称AP)」から一眼レフカメラ
 に採用してその実用性を立証。続く後継機もオリンピック公式カメラの認定実績は
 無かったものの、家庭用からプロ用までと幅広く「PENTAX」ファンを獲得しました。
 ペンタダハプリズムのカバーは両肩のカバーと一体でその量産も克服しています。

190624_img_asahi_pentax.png
 (c)リコーイメージング(旧、旭光学工業)

上記「ASAHI PENTAX」に続く後継機の成功はライバル各社にも影響を与えました。
ニコン(旧、日本光学工業)さんは、対抗する製品「Nikon F」を社内にも極秘で開発。
開発のスタートは「ASAHI PENTAX」発売前年の、1956年秋とされているそうです。
デザインに著名グラフィックデザイナーの亀倉雄策さんを起用する力の入れ方でした。
亀倉雄策さんの案はペンタダハプリズムのカバーの頂きをピラミッド型にする意匠で、
加工は困難を極めたそうです。

 ご参考リンク)
  『RICOH IMAGING 公式サイト』
  PENTAX HISTORY since 1919  
  http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/pentax/pentaxhistory/course/

 ご参考記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2021年2月21日付記事
  橋本聖子東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長就任の報道と
  トランプ米大統領就任後初来日時の霞ヶ関カンツリー倶楽部の想い出

以降の記事は、当ブログの上記、
2020年7月27日付記事の一部を再編集し、再掲載しています。


「ASAHI PENTAX」の成功はカメラメーカー各社に大きな影響を及ぼしました。以降、
レンズ交換式写真機の代名詞として、一眼レフカメラは隆盛を極めることになります。

▽東京オリンピックが開催され東海道新幹線(東京〜新大阪間)が開業した1964年、
 最初の「ASAHI PENTAX」発売から7年を経て、露出計を内蔵し、颯爽と登場した
 「ASAHI PENTAX SP」。露出合せの失敗は激減し、家庭にもプロにも売れました。
190924_img_asahi_pentax_SP.png
 (c)リコーイメージング(旧、旭光学工業)

▽『雑誌 買取 - メルク堂古書店』 (公式)より、
 「アサヒカメラ 1964年10月復刊15周年記念増大号」在庫照会ページのスクショ。
 「新しい東京・東京オリンピックの撮影ガイド」の特集記事、「アサヒペンタックスSP
 (ニューフェース診断室)」の連載記事の見出しが五輪開催の高揚感を偲ばせます。 
200725_asahicamera_1965_10.JPG200723_asahicamera_1965_10.JPG
 (c)メルク堂古書店 / 朝日新聞出版

 ご参考リンク)
  『雑誌 買取 - メルク堂古書店』 (公式)
  「アサヒカメラ 1964年10月 復刊15周年記念増大号」
   世界の風景、東京オリンピックの撮影ガイド
   アサヒペンタックスSP(ニューフェース診断室)
  https://melkdo.jp/view/1605121010

▽『アサヒカメラ』 2020年6月号表紙(左)と同、7月号表紙(右)。
200601_asahicamera.jpg200701_asahicamera.jpg
 (c)朝日新聞出版

▽『朝日新聞出版 最新刊行物』 雑誌 (公式)、
 「『アサヒカメラ』 2020年7月号」のスクショ。「新製品フラッシュ&レビュー」では
 「リコーイメージング HD PENTAX-D FA*85mmF1.4ED SDM AW」を紹介。
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200701_asahicamera_102.JPG
 (c)朝日新聞出版

 ご参考リンク)
  『朝日新聞出版 最新刊行物』 雑誌 (公式)
  「アサヒカメラ」 2020年7月号
  https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22018

▽『朝日新聞出版 最新刊行物』 2020年6月 お知らせ (公式)、
 「『アサヒカメラ』休刊のお知らせ」のスクリーンショット。
200601_publications.asahi.JPG
 (c)朝日新聞出版

  ご参考リンク)
  『朝日新聞出版 最新刊行物』 2020年6月 お知らせ (公式)
  『アサヒカメラ』休刊のお知らせ
  https://publications.asahi.com/news/1385.shtml
アサヒカメラ」休刊のお知らせ

2020年6月
朝日新聞出版

 月刊誌『アサヒカメラ』(毎月20日発行)は2020年7月号(6月19日発売)をもって休刊します。
 コロナ禍による広告費の激減により、誠に残念ではありますが、これ以上維持していくことが困難となりました。
 『アサヒカメラ』は、1926(大正15)年4月の創刊以来、日本最古の総合カメラ誌として、多くの写真家に愛されてきました。カメラの最新情報や、国内外で活躍する第一線の写真家の作品を紹介するとともに、写真コンテスト等を実施してきました。
 94年という長きにわたり、ご愛読、ご協力くださったみなさまに、心よりお礼を申し上げます。
 今後、カメラ・写真の情報に関しては、朝日新聞出版のニュースサイト「AERA dot.」内での記事を配信していきます。増刊やムックに関しては引き続き刊行する予定です。どうぞよろしくお願いいたします。
 なお、木村伊兵衛写真賞は引き続き、朝日新聞社及び朝日新聞出版が共催して参ります。

出典)上記『朝日新聞出版 最新刊行物』 2020年6月お知らせ(公式)より

▽『BCN+R』 2020年6月3日 12:34 付記事のスクリーンショット。
 「『アサヒカメラ』も休刊、純広告11ページに激減で白旗、カメラ7割減が直撃」
200603_bcnretail_101.JPG
200603_bcnretail_102.JPG
 (c)BCN

 ご参考ニュース)
  『BCN+R』 2020年6月3日 12:34 付記事
  『アサヒカメラ』も休刊、純広告11ページに激減で白旗、カメラ7割減が直撃
 朝日新聞出版は6月1日、月刊カメラ雑誌「アサヒカメラ」を6月19日発売の2020年7月号で休刊すると発表した。1926年(大正15年)4月に創刊し、今年で94年目を数える総合カメラ誌がまもなく消える。2010年頃までは5万部以上あった発行部数は徐々に減少。2018年以降は2万部台まで落ち込んでいたものの、直近の数号は3万1500部まで持ち直していた。しかし、同社によると「この数年伸び悩んでいた広告収入が、今回のコロナ禍で激減。紙の定期刊行物を維持することが困難だと判断」し、休刊を決めたという。
 休刊直前の6月号に掲載されている純広告のページ数は、自社広告を除くと11ページ。しかも、カラーの広告ページはわずか5ページしかない。窮状がうかがえる。一方、誌面は充実している。「いまこそ、フィルム!」と題した渾身の特集だ。デジタルカメラ全盛時代に、あえてアナログのフィルムやカメラ、写真をぶつけた。
 特に、現在入手可能な68種類のフィルム特性を実写で比較した企画や現在入手可能なフィルムカメラをまとめた企画は圧巻だ。まるで100年近くカメラ雑誌の頂点に君臨してきた同誌の墓標のようだ。
 今後は、朝日新聞出版のニュースサイト「AERA dot.」内の記事としてカメラや写真関連の情報を配信。写真家の作品や撮影ノウハウの紹介、撮影ルールやマナーの問題などにも取り組んでいく。紙媒体は増刊やムックなどで引き続き刊行していく方針。同誌中心に実施してきた木村伊兵衛写真賞については、朝日新聞社、朝日新聞出版の共催で継続する。
 今年に入って古参のカメラ雑誌が消えるのは、4月に突然休刊した「月刊カメラマン」に続き2誌目。スマートフォンの影響で、もともと縮小傾向にあるカメラ市場だが、新型コロナウイルス感染症の影響が加わって、販売台数は激減している。
 特に、3月以降の縮小はすさまじく、BCNが調査した販売台数前年同月比は3月が50.1%、4月が31.5%と7割減。5月は多少持ち直したものの35.5%と回復には程遠い。カメラ雑誌の淘汰はさらに進みそうだ。(BCN・道越一郎)

出典)上記『BCN+R』 2020年6月3日 12:34 付記事より

メーカーさんも出版社さんも各種法人さんも公共団体さんも個人でさえも今や、
「YouTube」に自前の公式チャンネルを持ち、動画で続々情報発信する時代です。
地方の中小新聞社さんも放送局並みに動画や音声を収録し全世界へ発信します。

 写真家も「YouTube」デビューしないと
 写真家として認知してもらえない時代!

プロもアマチュアもその点は同じです。
写真家、フォトグラファーを目指す前に先ず一度“YouTuber(ユーチューバー)”、
映像作家になりましょう。ただし、独りだけでやるのなら多分、続かないと思います。

2021年4月3日追記
 『日本カメラ』は健在です!'21年4月号表紙の写し。
 ・動画制作から配信方法まで、その裏側が知りたい
   写真家の動画配信が面白い!
 ・2大超絶機出現! ミラーレス新時代
   ソニーα1 / 富士フイルムGFX100S
210401_poncame.jpg
 (c)日本カメラ社

 関連リンク) 2021年4月3日追記
  『日本カメラ '21年4月号』 (公式)
  https://www.nippon-camera.com/item.php?i=1023

 ご参考記事) 2021年4月3日追記
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2021年4月2日付記事
  越生の桜(ソメイヨシノ)は、場所によっては少し葉桜になってきました
  &越生町から「さくらの山公園」でさくらを観賞される方へのお願いと、
  令和3年「さくら祭り」中止のお知らせ
  http://poppop.sblo.jp/article/188544491.html

ところで、「カメラマン」と「キャメラマン」と「カメラさん」と、
それぞれ何が違うのでしょうか?

「写真師」と呼ばれた職業もかつてはあったそうです。
「手品師」の一種でしょうか? なので鳩も出ました(?)。

▽写真機の一種(楽器じゃないです)。
 「写真師」っぽく見られそうな(?)アコーディオン式かつ折畳式「組立暗箱」カメラ。
 私も母校の写真学科の卒業制作では、この種のカメラを中古で求め使用しました。
 背面のピントグラスと本体との間に感光材料(シートフィルム)をセットしたホルダー
 が収まり、撮影体制になります。その間、ピントグラスはホルダーに遮られピントも
 構図も確認できなくなります。そこで一眼レフですよ! 折り畳めなくなりますけど。
 昔の写真師が大きな黒い布を被って写真機を覗くのは、ピントグラスが見易くなる
 から(それだけ)。獅子舞するかのように鳩を出すというのは往時の都市伝説です。
 ちなみに黒い被り布ですが、滅多に洗濯しなかったと思います(経験者は語る?)。
 母校の写真学科の学生は入学時に皆、“マイ被り布”を購入することが必須でした。
 スタジオ実習でもこの種のカメラ(金属製)が用いられていたからですが、レンズは
 私たちの富士フイルムさん謹製「フジノン」ブランドのシリーズで、私はファンでした。
 この種のカメラ用のレンズは各社さんともに生産終了ですが、中古品は潤沢です。
190930_WISTA_FIELD45RoseSW.jpg
 (c)ウイスタ

誠に残念ですが、販売終了のようです。
    ↓
 関連リンク) ↓東京都板橋区常盤台の会社さんです。
  『WISTAへようこそ』 (メーカー公式)
  https://www.wista.co.jp/
  WISTAオンラインストア / FIELD45RoseSW (メーカー公式)
  (こちらをクリック)

私がカメラで撮影のお仕事をさせていただくときは、
お客さまから「写真屋さん」と呼ばれています。

▽「写真屋さん」っぽく見らやすかった写真機の一種(6cm幅ロールフィルム使用)。
 1969年発売の「アサヒペンタックス 6×7」(右)も、ペンタダハプリズム採用です。
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 (c)Hasselblad / リコーイメージング

 関連リンク)
  Hasselblad | 500 Series (公式)
  https://www.hasselblad.com/ja-jp/history/500-series/

 関連リンク)
  『RICOH IMAGING 公式サイト』
  PENTAX official | 続・知れば知るほどPENTAX (公式)
  2019.2.11 PENTAXの歴史 | 一番ご長寿のPENTAX一眼レフは?(ラリー)
  https://pentaxofficial.com/shirebashiruhodo/2726/


以上の記事は、当ブログの次の、
2020年7月27日付記事の一部を再編集し、再掲載しています。


 関連記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2020年7月27日付記事
  【再掲載 / 2019年9月20日 開発発表】
  写真機。
  それは、枕元に置いて夢見るカメラ。
  PENTAXのブランドビジョン「PENTAX STATEMENT」
  2020年7月16日より公開
  【PENTAX / RICOH 一眼レフ】
  「安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店」開業10周年感謝特別記念記事

 関連記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2020年10月28日付記事
  【2020年10月27日 機種名発表】
  写真機。それは、枕元に置いて夢見るカメラ。
  PENTAXの新APS-Cフラッグシップモデルの機種名は
  「PENTAX K-3 Mark III」に決定!
  仕様、発売時期(2021年2月末)などを
  高橋忍代表取締役社長が直々に「YouTube」で発表
  【PENTAX / RICOH 一眼レフ】
 怒ったら負け!

私が20年ほど前まで勤めていた会社の創業社長が、
私も含む社員さんに常々言っていた戒めの言葉です。

その会社を私が辞めることになった経緯。
   ↓
 ご参考記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2020年9月25日付記事
  【速報】
  東武百貨店 池袋店さんのお買物で
  TJライナー座席指定券をプレゼント!
  東武鉄道さんが「TJライナーでゆったり安心お買物キャンペーン」を
  2020年10月3日(土)〜25日(日)までの土・日曜日の8日間に実施!
  【硬券】

*この記事は、次の2021年3月14日付記事へ続くかもしれないです。

 ご参考記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2021年3月14日付記事
  富士フイルムさんのレンズ付きフィルム
  「フジカラー写ルンです」で写された
  想い出の想い出
posted by 安瑠芭夢驛(アルバムステーション) 吉 川 写 真 店 at 19:03| 業界の話題