2021年11月20日

【フジカラーで写そう♪】富士フイルムさんの「お正月を写そう」のCMソング♪ 作曲者の桜井順さんへ 富士フイルムさんの35mm判フジカラーフィルムが36枚撮の製品へ来春とうとう一本化されるそうです【追悼と感謝の気持ちを込めて】

  【フジカラーで写そう♪】
  富士フイルムさんの「お正月を写そう」のCMソング♪
  作曲者の桜井順さんへ
  富士フイルムさんの35mm判フジカラーフィルムが
  36枚撮の製品へ来春とうとう一本化されるそうです
  【追悼と感謝の気持ちを込めて】

富士フイルムさんの35mm判フジカラーフィルムはまず、
昭和33(1958)年に20枚撮(後に24または27枚撮)、
昭和35(1960)年には新たに12枚撮が発売されさらに、
昭和41(1966)には旅行者などのニーズに応えた36枚撮が発売されました。
1960〜66年の間にカラー写真のコストダウンが進み広く普及していきました。

10年ほど前フジカラーフィルムがまだ高価な贅沢品だった頃の名残りの12枚撮が
生産終了したとき、当店のご年配のお客さまへ代わりに27枚撮をお薦めしたところ、
「そんなに撮らないのに!」とお叱りを頂いたのも今となっては懐かしい想い出です。
スマホに慣れた今のカメラファンさんは36枚撮でも物足りないかもしれないですね。

 関連リンク)
  富士フイルムのあゆみ アマチュア用カラーネガフィルムの進展 (公式)
  (こちらをクリック)

「お正月を写そう、フジカラーN100♪ 綺麗な晴れ着を写そう、フジカラーN100♪」

昭和45(1970)年頃の富士フイルムさんの「お正月を写そう」のCMソングの歌詞は、
後の「フジカラーで写そう」のところが商品名の「フジカラーN100」でした。デジカメや
スマホの時代になると、「フジカラーで残そう」や「フジカラーで飾ろう」に変わりました。
令和4(2022)年のお正月もまだ24枚撮や27枚撮のフジカラーフィルムで写せそう
です。フィルムカメラをお持ちの方、大切にされている方はぜひ記念にご利用ください。

お詫び:
当店「安瑠芭夢驛 吉川写真店」ではフィルムの販売や現像のお取扱いは残念ですが
すでに終了しております。お客さまにご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。

▽『富士フイルム』 (公式) 2021年11月18日付配信 お知らせ
 「フジカラー 100 24枚撮、フジカラー SUPERIA PREMIUM 400 27枚撮
 販売終了のご案内 〜同36枚撮の製品に一本化〜」 のスクリーンショット。
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 (c)富士フイルム

 関連リンク)
  『富士フイルム』 (公式) 2021年11月18日付配信 お知らせ
  フジカラー 100 24枚撮、フジカラー SUPERIA PREMIUM 400 27枚撮
  販売終了のご案内 〜同36枚撮の製品に一本化〜
  https://www.fujifilm.com/ffis/ja/news/96
2021年11月18日

フジカラー 100 24枚撮、
フジカラー SUPERIA PREMIUM 400 27枚撮
販売終了のご案内
同36枚撮の製品に一本化

 日ごろより富士フイルム製品をご愛用賜り、誠にありがとうございます。
 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:松本 考司)は、長年ご愛用いただきました撮影用カラーネガフィルム「フジカラー 100 24枚撮」、「フジカラー SUPERIA PREMIUM 400 27枚撮」につきまして、生産効率の向上や経費節減など懸命なコスト吸収につとめて生産してまいりましたが、カラーネガフィルムの継続的な安定供給の為、今回販売を終了することになりました。今後、「フジカラー 100」、「フジカラー SUPERIA PREMIUM 400」は36枚撮の製品に一本化し、販売を継続いたします。
 誠に勝手ではございますが、事情をご賢察の上、ご容赦賜りますようお願い申し上げます。
 今後とも、富士フイルム製品に変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。

   記

1. 対象製品および出荷終了時期の見込み

サイズ:135判(35mm判)
製品名称:
 フジカラー 100 24枚撮
  2022年1月 出荷終了見込み
 フジカラー SUPERIA PREMIUM 400 27枚撮
  2022年3月 出荷終了見込み
*出荷終了時期は、販売状況により前後することがございます。

〔後略〕

出典)上記『富士フイルム』 (公式)
    2021年11月18日付配信 お知らせより抜粋 

▽写真店向けに2021年11月17日付で配信配信されたPDFファイル(左)と、
 同じく写真店向けに2021年11月18日付で送信されたFAX文書(右)の写し。
 「フジカラー 100 24枚撮、フジカラー SUPERIA PREMIUM 400 27枚撮
 販売終了のご案内 同36枚撮の製品に一本化」
 「2021年11月18日(木)11:00に、 弊社ホームページに案内を掲載します。
 ※お取引先様〔管理人注:当店のことです〕がHP、SNS等へ掲載される場合は、
 2021年11月18日(木)11:00以降にお願いいたします」(右のFAXより抜粋)
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 (c)富士フイルム

カラーか黒白か、
どのフィルムを選ぶか、何枚撮りにするか、
何本買おうか、本当によく悩んだものです。

なお、姉妹品の超高感度カラーフィルム「フジカラー NATURA 1600」各枚数撮
及びレンズ付きフィルム「写ルンです 1600 Hi・Speed」各枚数撮(ISO1600)
は、2018年2〜5月にかけて出荷終了しています。

2001年に私が初めて購入したプロ用デジタル一眼レフカメラ、
ニコンさんのD1Hの最高撮像感度はISO1600相当でしたが、
ノイズが酷く「フジカラー NATURA 1600」の方が綺麗でした。
いつの間にかデジカメの性能が勝り、3年前出荷終了しました。

 関連リンク)
  フィルム / 写ルンです 出荷終了品 | 富士フイルム (公式)
  https://www.fujifilm.com/jp/ja/consumer/films/oldproducts

▽(左)フジカラー 100 36枚撮 (ISO100)
   「New Super Uniform Fine Grain 技術の導入によりハイライトからシャ
   ドーまでの再現領域が拡大。ISO100ならではの優れた粒状性とのマッチン
   グでつながりの良い自然な肌色を再現します」(富士フイルム公式サイトより)
 (右)フジカラー SUPERIA PREMIUM 400 36枚撮 (ISO400)
   「新設計の感光層の特性によりラチチュードを広げることで露光オーバー時で
   も色をクリアに再現します。また、ニュースーパーユニフォームファイングレイ
   ン技術を採用し、感光効率を高めることで、高感度でありながら優れた粒状性
   を実現。さらに、日本人の肌色をいきいきと美しく再現し、シャープで鮮やかな
   色再現を実現します」(富士フイルム公式サイトより)
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 (c)富士フイルム

 関連リンク)
  フィルム : 富士フイルム (公式)
  (こちらをクリック)

来年、令和4(2022)年のお正月以降は富士フイルムさんの35mm判写真フィルム
がすべて36枚撮に一本化されることになります。なお、お徳用パックはございません。

私の学生時代もフィルムメーカーさんのお徳用パック詰め2〜10本入りセットは無くて、
よくバイト先のカメラチェーン店で自家製お徳用パック詰め2〜10本入りフィルムセット
を作っていました。セロファンのシートに包んでテープで留めて行くのですが、あまりに
手際良く器用なので、店長さんに呆れられました。その特技がもう活かせない、今の私。

  「フジカラーで写そう♪」
  富士フイルムさんの「お正月を写そう」のCMソング♪
  作曲者の桜井順さんへ
  追悼と感謝の気持ちを込めて

作曲家、作詞家の桜井順さんが今年の9月25日に87歳でお亡くなりになられました。
櫻井さんは富士フイルムさんの「お正月を写そう」CMソング作曲者としても有名です。
今まで半世紀以上、そしてこれからも、日本のお正月に決まって聞こえてくる定番CM
ソングに成長しました。正に桜井順さんの代表作です。本当にありがとうございました。
空の上からいつまでも私たちのフジカラー、フジカラープリントを見守っていてください。

▽『読売新聞オンライン』 2021年9月26日 19:53 付配信
 スクリーンショットは2021年9月30日 14:25 現在のものです。
 「『お正月を写そう』『ほんだし』…CM音楽作曲家・桜井順さん死去」
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▽(左)上記記事のスマホ版ページのスクリーンショット。
 (右)Googleさんの検索サイトで桜井順さんのニュースを検索したところ見出しに
   「富士フイルムCM作曲」や「お正月を写そう」の文字がこんなにもたくさん!!
   毎年決まって年末年始に放送される富士フイルムさんの「お正月を写そう」の
   CMソング♪ 正に桜井順さんの代表作ですね。本当にありがとうございました。
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 (c)読売新聞 / Google

 関連ニュース)
  『読売新聞オンライン』 2021年9月26日 19:53 付配信
  「お正月を写そう」「ほんだし」…CM音楽作曲家・桜井順さん死去
  https://www.yomiuri.co.jp/culture/music/20210926-OYT1T50086/
 数多くのCM音楽を手がけた作曲家、作詞家の桜井順(さくらい・じゅん、本名・峯夫=みねお)さんが25日、死去した。87歳だった。告別式は近親者で行う。喪主は妻、入子(いりこ)さん。
 東京生まれ。慶応大卒業後、三木鶏郎さん主宰の「冗談工房」で、ラジオやテレビ番組の音楽を作編曲し、その屋台骨を支えた。
 CMでは、富士フイルムの「お正月を写そう」、味の素「ほんだし」、「石丸電気の歌」など約3000曲を作曲。作家の野坂昭如さんが出演し、「ソ・ソ・ソクラテスかプラトンか」と歌ったサントリー「ゴールド900」も手がけた。
 野坂さんとは二人三脚の活動を続け、野坂さん歌唱の「黒の舟唄」は詞曲とも担当。美空ひばりさん、桑田佳祐さんにもカバーされた。童謡「とんでったバナナ」を作曲するなど、多彩な楽曲を手がけた。

出典)上記、『読売新聞オンライン』 2021年9月26日 19:53 付配信より

▽(左)『時事ドットコム』 2021年9月26日 17:30 付配信 のスクリーンショット。
   「作曲家の桜井順さん死去 富士フイルム『お正月を写そう』」
 (右)上記記事掲載写真ページのスクショ。富士フイルムさんのレンズ付きフィルム
   「フジカラー 写ルンです」のTVCMにご出演くださいましたデーモン閣下さんが
   偶然、厚労省の広告に。デーモンさんも桜井さんを偲んでいらっしゃるでしょう。
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 (c)時事通信

 関連ニュース)
  『時事ドットコム』 2021年9月26日 17:30 付配信
  作曲家の桜井順さん死去 富士フイルム「お正月を写そう」
  https://www.jiji.com/jc/article?k=2021092600313&g=soc
 桜井 順さん(さくらい・じゅん=作曲家、本名峯夫=みねお)25日、東京都港区の自宅で死去、87歳。東京都出身。葬儀は近親者で行う。 
 富士フイルムの「お正月を写そう」など、多くのCMソングを作曲。作家の野坂昭如さんが歌った「黒の舟唄」、童謡「とんでったバナナ」の作曲などを手掛けた。

出典)上記、『時事ドットコム』 2021年9月26日 17:30 付配信より

▽(左)『日刊スポーツ』 2021年9月26日 20:42 付配信 のスクリーンショット。
   「作曲家の桜井順さん87歳死去、代表作に富士フイルム『お正月を写そう』」
 (右)『朝日新聞デジタル』 2021年9月26日 5:00 付配信 のスクリーンショット。
   「桜井順さん死去」 「『お正月を写そう』 など多数のCM〜 (有料会員記事)
210926_nikkansports_101.JPG 210926_asahi_101.JPG
 (c)日刊スポーツ新聞社 / 朝日新聞

 関連ニュース)
  『日刊スポーツ』 2021年9月26日 20:42 付配信
  作曲家の桜井順さん87歳死去、代表作に富士フイルム「お正月を写そう」
  (こちらをクリック)

 関連ニュース)
  『朝日新聞デジタル』 2021年9月26日 5:00 付配信
  桜井順さん死去


次の記事は、当ブログの
2020年3月20日付記事の一部を再編集し、再掲載したものです。


今から20年以上前、写真撮影はまだフィルムカメラが全盛の頃で何か特別な行事か
記念日でもなければ、ご家庭でカラーフィルムを買ってきてお写真を撮ることはあまり
なかったと思います。私の幼少の頃もそうでした(うそです。ゴメンナサイ。本当は黒白
フィルムで撮ることがほとんどでした。カラーフィルムはまだまだ高価な贅沢品でした。
今では黒白フィルムも高価な贅沢品です。こちらの公式通販サイトをご参照ください)。

  ご参考記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2019年6月10日付記事
  【新開発】富士フイルムさんが写真用黒白フィルム「アクロスII」の開発に成功!
  2019年秋発売予定【速報】
  http://poppop.sblo.jp/article/186120772.html

特売ワゴンセールでの
山積みの“お徳用カラーフィルムパック”が懐かしいですね(  ̄- ̄)

それから
お出かけ先でいつも待っていてくれた
“フジカラーのベンチ(正式名称不明)”です。
あの遊園地や動・植物園、ボート乗り場にロープウェイの切符売場、越生梅林(相互リンク)、
滝壺や洞窟への遊歩道途中、展望台、温泉の源泉周辺や城跡公園、さらにはお寺や
神社の参道沿いなど全国の有名無名の観光地でかつてあれ程よく見かけた懐かしの
“フジカラーのベンチ(正式名称不明)”。修学旅行で、新婚旅行で、多くの人々が憩い
を求め、夢や愛を語り合った伝説のベンチが実は、東京・原宿の富士フイルム直営店、
「WONDER PHOTO SHOP(ワンダーフォトショップ)」の入口に陳列されていました。
同店は2021年10月8日(金)に東京・表参道へ移転・リニューアルオープンしました!
(当ブログ2021年10月8日付記事もご覧下さい。)“フジカラーのベンチ”はいずこへ?

▽東京・原宿の富士フイルム直営店旧店舗に復元された幻の“フジカラーのベンチ”。
 どこへ置いても周囲の環境によく馴染み、それでいてさり気なく目を引く、機能美が
 滲み出る優れたデザイン。観光ホテルのプールサイドにも置かれていたようです。
181115_pic_16.jpg
  (c)富士フイルム、こばやしかをる(写真家/クリエイター)

「すみません、これください」
とお願いしても、分けてはもらえないのでしょうね。
かつて売る程あった“フジカラーのベンチ”も、今や富士フイルムさんの社内在庫は0。
(備品は1?)
「何とか鑑定団」や「ヤ○オク」にさえ滅多に出品されることのない貴重な“お宝”です。

なお、この“フジカラーのベンチ”の画像は、富士フイルムさんの公式サイト内にある
次のコンテンツから拝借させていただきました。

 関連リンク)
  FUJIFILM スマホ写真センスアップ術 | 富士フイルム(公式)
  意外とカンタン、すぐ出来た! はじめてのスマホから写真プリントレポート
  http://fujifilmmall.jp/smartphone-sense-up/print/

 参考記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2019年11月20日付記事
  当店の店名の由来のおはなし「吉川写真店」と「しゃしんのポップ」〔その3〕
  ☆☆懐かしいフジフイルムさんの
  “「フジカラー」の袖看板(突出し看板)”発見!☆☆

実はこの“フジカラーのベンチ(正式名称不明)”には宿命のライバルがいました。
そうです。“サクラカラーのベンチ(正式名称不明)”です。
その前哨戦を伝える貴重な写真をご紹介します。撮影されたのは1965年の夏。

▽(写真はイメージです) のつもり。
 “富士フイルム”vs.“さくらフイルム(コニカミノルタ商標の前身の1つ)”(@△@;)!
 “フジカラーのベンチ(正式名称不明)”登場前夜の頃(黒白フィルムが普通の頃)。
 “富士フイルム”のロゴの色は“フジカラー”と同じ赤系統で周囲まで赤一色でした。
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 (c)安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店

特売ワゴンセールも、
お出かけ先でいつも待っていてくれたベンチも今は、
スマホに撮り貯めたご家族皆さまの、
お写真からあふれるいっぱいの想い出がこぼれないよう運んで行ける
未来の在り処(ありか)を、教えてくれることはありません。

 でも、ご心配は要りません
 富士フイルムさんはちゃんと
 考えていてくれるずです!

そのことを確かめるため、2020年1月23日に
「富士フイルム フォトイメージングフェア(旧、大商談会)」展示会&セミナーの
東京会場まで行って参りました。

NEXT STAGE
  ビジネスチャンスをつかみとる!
  撮影からプリントまでビジネスチャンスは無限大

その印象についてお話しする前に、ここで
上記掲載の“イメージ写真”の説明をさせてください。
このような古いお写真でも富士フイルムさんの新しいスキャンサービスでデジタル化!
お手元のスマホでもご覧いただけるようになります!

  富士フイルムさんの新しい写真クラウドストレージサービス
  「FUJIFILM PhotoBank(フォトバンク)」で活用できる
  古いお写真の「無料デジタル化キャンペーン」実施中!
  2020年3月31日まで(先着2万名様限定)!

富士フイルムさんでは新しく、
昨年2019年5月からスタートした写真クラウドストレージサービス、
「FUJIFILM PhotoBank(フォトバンク)」の大きな特長の一つとして、
「ご自宅にあるフィルム、プリント、アルバムを富士フイルムの工場に送るだけで専門
のスタッフがデジタル化。すぐにスマホで」ご覧いただけるスキャンサービスも同時に
スタートしました。本スキャンサービスは有償ですが、2020年3月31日まで下記の
要領で「今なら無料! 写真のデジタル化キャンペーン(先着2万名様)」実施中です。

 関連リンク)
  PhotoBank|FUJIFILM (公式)
  https://photobank-ja.fujifilm.com/web/
今なら無料! 写真のデジタル化キャンペーン (3/31まで)

ご好評いただいているフィルム写真のデジタルデータ化が、
今なら先着2万名様に限り無料!!

ご自宅で眠っているネガやプリントをデジタルデータにしてPhotoBankに取り込めば、パソコンやスマホで、いつでも気軽に懐かしい思い出を振り返ることができます。
キャンペーンは2020年3月31日までですので、この機会をお見逃しなく!

[キャンペーン対象]
ネガ2本もしくはプリント50枚(2,090円相当)が無料

[お申し込みはとっても簡単]
1.フォトバンクのホームページ(https://photobank-ja.fujifilm.com/web/)にある無料キャンペーンバナーを押す

〔後略〕

出典)上記、「PhotoBank」 (富士フイルム公式)より抜粋。

▽「富士フイルム フォトイメージングフェア」特設会場に掲示されていたパネル、
 『フォトビジネス市場の進化』(富士フイルムさん調べ)。2020年1月23日撮影。
 「FUJIFILM PhotoBank(フォトバンク)」も載っています。
200123_IMG_7973.jpg
 (c)富士フイルム / 安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店

この機会にぜひ、富士フイルムさんの新しい
「FUJIFILM PhotoBank」のスキャンサービスをお試しください(^^)!
デジタル化後のお写真データは、当店「安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店」でも
お手元のスマホを介して各種プリントサービスにご活用いただけますハート
(「FUJIFILM PhotoBank」の写真スキャンサービスは、お客さまが直接ネットから
富士フイルムさんへお申し込みいただくサービスです。写真店店頭での受付の予定
はございませんので、ご理解のうえご利用くださいますよう、お願い申し上げます。)

 関連記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2020年2月13日付記事
  【速報】富士フイルムさんの最新写真整理アプリ
  「FUJIFILM PhotoBank(フォトバンク) -写真クラウドサービス」から
  プリントできるようになりました!
  http://poppop.sblo.jp/article/187156371.html

ここで、あらためてご紹介させてください。
以降の当店所蔵の写真は、1965年の夏に
1本のフジカラーネガフィルムで撮影された中から、12コマを選んだものです。
フィルムは1965年8月に発売されたばかりの「フジカラーN100(20枚撮り)」で、
カメラはキヤノンさんの「キヤノネット(1961年1月発売開始の初代)」と思われます。

▽当店所蔵写真No.1
 ASA(アーサー)感度100(現在のISO100)の「フジカラーN100」のお正月向け
 CMソングは現在まで続く恒例のCMソング「お正月を写そう♪」と同じメロディです。
 当時のカラーフィルムとしては画期的な高感度で、母が撮影した生後4か月の私を
 抱いた父の後ろのプールで泳ぐ人たちも、高速シャッターでブレずに写っています。
 「フジカラーN100」は家庭用としてはまだ贅沢品でしたが、高感度化で被写体ブレ
 や手ブレの心配がぐんと少なくなり、カラー写真をより身近なものにしてくれました。
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 (c)安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店

▽「お正月を写そう♪」が始まった頃。
 富士フイルムさんの「フジカラーN100」1970年正月TVCM(スクリーンショット)。
 「お正月を写そう♪ 綺麗な晴れ着を写そう♪ フジカラーN100♪」懐かし過ぎ(ToT)
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 (c)富士フイルム

▽↑50年前の↓50年後(当ブログ2020年1月4日付記事より)。
 2019年12月25日に「YouTube」で公開された動画(スクリーンショット)。
 富士フイルムのTVCM「お正月を写そう♪2020 ラグビー七福神・音チェキ」篇です。
 詳しくはこちら→https://instax.jp/otocheki/
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 (c)富士フイルム

▽『富士フイルム』 (公式)
 「富士フイルムのあゆみ アマチュア用カラーネガフィルムの進展」 のスクショ。
 (左)オレンジ色がカラーを変えた。(中)“フジカラーN100”の誕生。
 (右)オイルプロテクト型カプラーの採用。
200320_IMG_8995.jpg 200320_IMG_8996.jpg 200320_IMG_8997.jpg
 (c)富士フイルム

 関連リンク)
  『富士フイルム』 (公式)
  富士フイルムのあゆみ アマチュア用カラーネガフィルムの進展
  (こちらをクリック)

▽当店所蔵写真No.2〜3
 母に抱かれた生後4か月の私。何となくつまらなそうな顔をしているのはせっかく
 大きなプールに来たのに遊ばせてもらえなかったから。わずか生後4か月なのに
 そういうことはしっかり覚えている私(本当ですよ!)。3才前の記憶は成長するに
 つれて失われると言われますが、私が覚えていられるのは、幼い頃から生い立ち
 のアルバムを良く見ていたからではないかと、今になってあらためて思うのです。
 父や母の幼児期は写真自体が貴重品で子どもの手が届かない所に仕舞われて
 いたせいか母は3才前の記憶(例えば空襲等)はほとんど覚えていないそうです。 
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 (c)安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店

▽当店所蔵写真No.4〜5
 母方の祖母と母と私。祖母にとって私は確か、5番目の孫だったと思います。昔の
 人でしたから母は5人兄妹で、おかげでお正月は祖母の家にいとこが大勢集まり、
 楽しく賑やかに過ごせました。お年玉もいっぱいもらえました。ちゃんと貯金をして、
 もっと早くから自分用の本格的なカメラを買って、写真の勉強を始めるべきでした。
 とは言うものの、子どもがカメラを欲しがるなんて贅沢、失敗するとフィルムが勿体
 ないからとシャッターも押させてもらえない、躾としてそれが当然の時代。小学生の
 頃から父親の一眼レフや交換レンズを譲ってもらえた同級生が羨ましかったです。
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 (c)安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店

 参考記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2019年9月30日付記事
  【2019年9月20日 開発発表】写真機。それは、
  枕元に置いて夢見るカメラ。【PENTAX / RICOH 一眼レフ】

▽当店所蔵写真No.6〜7
 母方の祖母と私と向日葵。私の父方の祖父母は他界して久しく、母方の祖父も私
 が生まれる少し前に他界したため、両親の親の代で唯一健在でした。有楽町から
 銀座、築地、勝鬨橋を経て、清澄通りとの交差点を左折。その先の新佃島が母の
 生家で祖母の待つ長屋がある下町でした。今は『3月のライオン』(羽海野チカさん
 原作)の漫画・アニメの聖地の側と言った方が分かりやすいでしょう。佃や隣接の
 月島界隈は、第二次世界大戦中の1945年3月10日未明の米軍の東京大空襲
 による火災から奇跡的に免れ、往時の町並みを長く残してきました。私もすでに、
 写真の祖母と同じくらいの年齢ですが、祖母はこの後も、私が30半ばになるまで
 健康で長生きしてくれました。母方の祖父母は福島県の庭坂の出身で父方の祖父
 は長野県の飯田、同じく祖母は埼玉県の志木付近の育ち(出生地は不詳)なので、
 私は山々に囲まれた城下町や宿場町に恋焦がれ海辺の港町に憧れてしまいます。
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 (c)安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店

ここまでの写真は家族旅行のスナップで、
場所は熱海温泉の某観光旅館ということです。
父の愛用のカメラには、20枚撮りのフジカラーフィルムが詰められていたのですが、
旅行中撮った写真はその旅館のプール脇とロビーとで、半分以下の9コマだけです。
うち2コマは他と似たような写真でしたので割愛し残りの7コマをすべて掲載しました。
当時は高価なカラーフィルムでしたので、写すのに慎重になり過ぎていたのでしょう。

旅行後、早く残りのフィルムを撮りきって写真店さんへ現像に出したかったのでしょう
か、平穏な日常のスナップ写真が両親の手で撮影されました。もしかすると、旅行で
フィルムを撮りきっていたら、これらの貴重な想い出は残らなかったかもしれません。

カラー写真が伝える東京近郊(郊外?)の日常ですよ。
半世紀以上昔の(@▽@;)ゞ

▽当店所蔵写真No.8
 1965年夏の東京都板橋区下赤塚で生後4か月の私を抱く知的でワイルドな父。
 両親は生まれも育ちも東京の街なかで、私の妹たちは路地が舗装され近所の畑
 もほぼ宅地化されてから生まれました。つまり私だけが農村生まれの農村育ち?
 写真の畑の持主さんはよく、わが家に肥料の材料をもらいに来て、お礼に採れた
 作物を置いていってくれたそうです(それが普通)。写真右奥は私の幼馴染の兄弟
 の家で、私が小学5年生のとき上野駅へ特急電車の写真撮影に誘ってくれました。
 父から初めて借りたカメラ「ヤシカエレクトロ35MC」で撮った写真は全部手ブレ?
 構図のセンスも0。現像の仕上がりを写真店さんで見たときのショックが私の転機。
 当店の小学生のお客さまの方がずっと上手。題材にも恵まれているためでしょう。
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 (c)安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店

▽当店所蔵写真No.9
 ガレージの自動車がどうして日産の初代セドリック(前期型、1960年発売開始)に
 見えてしまうのか不思議です(多分身内のお下がり)。私は自動車に乗るとすぐに
 スヤスヤと寝てしまったので、あまり道中を覚えていません。なので幼心にも家の
 すぐ脇を走る東武東上線の方に惹かれて行くのは時間の問題でした。2歳になると
 地下鉄も見ようとシャベルで庭中穴だらけにするのですが、誰も止めない不思議?
 背後の煉瓦の池は父とその甥(私の従兄)が築いた初代で、後に改造され砂場に。
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 (c)安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店

▽上の写真2コマを撮影した場所の現在。区画以外往時の面影は残っていません。
 今見ると、こんなに狭い路地だったかな? と思います。近所の道筋も見てみると
 ずいぶんマンションが増えていますが、逆にお店(個人商店)は激減しています。
 子どもたちが集い遊ぶ原っぱや車が少ない安全な路地も。ここが50年前の未来
 ですか? 「Google street view」より、スクリーンショット(2019年8月撮影)。
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 (c)Google street view

▽▽当店所蔵写真No.10
 父とその甥(私の従兄)が築いた2作目の池。工務店さんが作ってくれた小さな池
 を強引に拡張したせいかどうしても周囲の泥が雨ですぐ流れ込んでしまい、28年
 前に小川町の今の住まいに転居する頃には何も棲まなくなっていました。何かで
 見た海の魚がこの池で泳ぎ回る様を、幼少期の夢で何度か見ました。八百屋さん
 の野菜は自宅の隣りの畑や家庭菜園でも見れるのに、魚屋さんの海産物が海辺
 に出かけないと見れないことを、幼心にも物足りなく感じていたからでしょう(お米
 がどのように実るのかも謎でした)。2歳の夏、台風が来て中止になりそうな千葉
 の金谷への旅行を「連れてって」と泣いてせがんで、母を困らせました。泳ぐ魚を
 見るのは無理でも、せめて砂浜で貝殻くらいは拾えると思ったのです。幸い、旅行
 へは行けて砂浜も散策できましたが、父が見つけてくれたのは小さな桜色の貝殻
 1つだけでした。ただ漁港の雰囲気と朝日に輝く海の美しさ、初めて乗った木造の
 現役SL列車の車窓と煙り、それと、宿の夕食のチキンライスが酸っぱ過ぎて口に
 合わなかったことなどは、はっきりと覚えています。なおこの写真の右奥に見える
 のは父の手作りの鶏小屋です。卵は私の離乳食の材料になっていたと思います。
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 (c)安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店

▽当店所蔵写真No.11
 わが家の愛犬。何が気に入らなかったのか後日逃亡してしまい、それっきり帰って
 来てくれませんでした。一緒に遊んだ想い出はほとんどないのですが、私を犬好き
 にしてくれたのは間違いなくこの子でした。ところで、母のファッションがアッパッパ。
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 (c)安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店

▽当店所蔵写真No.12
 “ベッドメリー”と呼ぶのでしょうか。ベビーベッドの上空で、モビール飾りを回転させ
 ながらメロディーを奏でる吊り下げ式のオルゴール。今その名を知りました(^^ゞ
 0歳児の私を寝かしつけてくれたのはカナリヤさん。曲目は『ゆりかごの唄』でした。
 今はハイテクのおかげで何曲でも選べるそうですが、ローテク世代の私は1曲だけ
 でしたから1歳未満でもちゃんとメロディーを覚えられました。写真に音声は写らな
 くても、この写真を見るたびにゼンマイ仕掛けのオルゴールの音色を想い出します。
 だんだんテンポがゆっくりになるので、良い具合に眠くなっちゃうんですよね(^^)
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 (c)安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店

生まれて間もない私のために両親が用意してくれた“ベッドメリー”の、ゼンマイ仕掛け
のオルゴールの曲名は、北原白秋作詞、草川信作曲『揺籃のうた(ゆりかごのうた)』。
定番の名曲です。それをなぜか私の父は「チンチロリンのカックンコ♪」としか歌わない
ので、母も正しく歌うのを諦めてしまいました。「ゆりかご」から喜劇俳優の由利徹さん
が歌う『カックン・ルンバ』(『ひげ剃りとカット25セント』のメロディがモチーフ)を連想
したのでしょうか? 「チンチロリンのカックンコ♪」を最初に覚えて育った私です(^^;

今の“ベッドメリー”は多機能で、複数の再生モードを選べるほか、映像の投影機能が
付いていたり各パーツが着脱式で単体でも遊べたり、私の両親だったらまずハイテク
過ぎて使いこなせなかっただろうと思います(-_-)

 だれっ!?
 うちの子の“ベッドメリー”に
 目覚ましタイマー仕込んだのヽ(♯≧Д≦)ノ!!

多機能、ハイテク、おそるべし(-_-;

皆さまも“ベッドメリー”を再発明して、
ぜひ特許出願してみてくださいねハート

なお私の想い出にある“ベッドメリー”のモビール飾りは、今のオリジナリティあふれる
ようなオリジナルマスコットなどではなく、1960年代の高度成長期に、商店街などで
普通に見かけた軒先の花飾り(今でもありますよね)とほぼ共通のパーツでした(^^;

 ご参考リンク)
  日本装飾造花(株) (公式サイト)
  春の装飾・3本しだれ販売・NEW製品(お店の飾り・街の飾り)
  http://www.joaf.co.jp/spring/sidare/sidare-3bon-HP.htm

それらが頭上をくるくる回っていたことで、今がある私。


以上の記事は、当ブログの次の
2020年3月20日付記事の一部を再編集し、再掲載しています。


 ご参考記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2020年3月20日付記事
  2020年1月23日「富士フイルム フォトイメージングフェア(旧、大商談会)」
  展示会&セミナー 東京会場〔その1〕
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posted by 安瑠芭夢驛(アルバムステーション) 吉 川 写 真 店 at 16:16| 未分類