2022年05月16日

東武鉄道さんが「東上線における新たな着席サービス導入検討」を保留に!?

  東武鉄道さんが
  「東上線における新たな着席サービス導入検討」を保留に!?

2022年2月24日付記事より再掲載
 『東武鉄道公式サイト』 内、「特急リバティについて」画像の写し。
 「2017年春に登場した新たな特急列車です。併分割機能を活かし、観光・通勤と
 様々な目的に合わせて幅広くご利用いただけます」東上線には導入予定無しです。
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 (c)東武鉄道

 ご参考リンク)
  特急リバティについて|東武鉄道公式サイト
  https://www.tobu.co.jp/railway/special_express/vehicle/revaty/

東武鉄道さんは先日、2022年5月13日に「2021年度決算説明会資料」と併せて
東武グループ「中期的な事業計画(事業環境の変化と今後の方向性)」を発表しました。

▽東武鉄道さんの「2021年度決算説明会資料内 中期的な事業計画
 (事業環境の変化と今後の方向性)」より、鉄道事業関連画像の写し。
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△新型コロナ禍、エネルギー危機、ウクライナ情勢、全世界に影響を及ぼす諸問題
 の先行きが見通せないご時世を映した「2021年度決算説明会資料」の配色です。
 1960年代の高度成長期や1980年代のバブル期にはあり得なかった配色です。
 彩度の低い寒色や無彩色を多用し文字色は薄くすることで説得力が増し効果的。
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▽MaaS(マース:Mobility as a Service)とは、「地域住民や旅行者一人一人の
 トリップ単位での移動ニーズに対応して複数の公共交通やそれ以外の移動サー
 ビスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスであり観光
 や医療等の目的地における交通以外のサービス等との連携により移動の利便性
 向上や地域の課題解決にも資する重要な手段となるものです。」 (国土交通省
 当店周辺の川越は観光地型MaaSの対象。MaaSの活用にはスマホが必須です。
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▽「拠点エリアの開発推進」頑張れ、池袋駅西口地区市街地再開発準備組合さん!
▽「新たな輸送ネットワーク強化  東京メトロ有楽町線(8号線)延伸を見据えた検討
 の推進⇒湾岸エリアの後背地として沿線の魅力向上。ネットワーク効果の最大化
 を目指した検討。相鉄線・東急新横浜線との直通運転開始(2023年春)」頑張れ、
 東京地下鉄(東京メトロ)さん!相模鉄道さん!東急電鉄さん!願わくば「東上線
 における新たな着席サービス」を利用してお出かけしたいですお仕事してください
 東武鉄道さん(本強化事業の推進に東武鉄道さんは特に出資されていないです)。
 東武鉄道さんの総営業キロ数は2018年時点で463.3kmに及びJR各社さんを
 除く鉄道事業者中では全国第2位を誇ります。うち山岳トンネルは東武日光線の
 明神〜下今市駅間にある全長約40mの十石坂トンネル(1929年開通)の1カ所、
 地下トンネルは東京メトロ半蔵門線押上〜東武スカイツリーライン曳舟駅間の約
 600m(2003年開通)の1カ所のみで、東武東上線は巧みにトンネルを回避して
 います。東武鉄道さんの次のトンネル工事着工(特に計画無し)とロシア政府さん
 の宗谷トンネル(北海道とサハリンとを結ぶ海底トンネル)工事着工とどちらが先?
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 (c)東武鉄道

 関連リンク)
  決算説明会資料|東武鉄道公式サイト
  http://www.tobu.co.jp/ir/bs/
  2022年5月13日付更新
  「2021年度決算説明会資料内
  中期的な事業計画(事業環境の変化と今後の方向性)」(PDFはこちら

 ご参考リンク)
  新型特急スペーシア特設サイト | 東武鉄道公式サイト
  2022年5月16日付公開開始
  https://www.tobu.co.jp/n100/

上述の通り、
東武鉄道さんは先日、2022年5月13日に「2021年度決算説明会資料」と併せて
東武グループ「中期的な事業計画(事業環境の変化と今後の方向性)」を発表しました。
その中に3年前、2019年5月17日に発表された
「東武グループ中期経営計画の推進」(2018年度)で掲げられていた
東上線における新たな着席サービス導入検討」は記されていませんでした。
先月、2022年4月28日に発表された
「2022年度の設備投資計画について」の中にも見ることはできませんでした。

 関連リンク)
  企業・サステナビリティ|東武鉄道公式サイト
  2022年4月28日付更新
  「2022年度の設備投資計画について」(PDFはこちら

東上線における新たな着席サービス導入検討」は、保留になったのでしょうか!?
それともすでに検討段階から公式発表待ちの段階へ移行になったのでしょうか!?

  東武鉄道さんの保留になった
  「東上線における新たな着席サービス導入検討」とは!?

東武鉄道さんが3年前の2019年5月17日に発表した
「東武グループ中期経営計画の推進」(2018年度)の中に、
東上線における新たな着席サービス導入検討」が掲げられていました。

2019年5月17日付2022年2月24日付記事より再掲載
 「東武グループ中期経営計画の推進」(2018年度)より、「鉄道事業」画像の写し。
 「東上線における新たな着席サービス導入検討」の文字が「より魅力的な観光輸送
 の実現へ」と「より快適な通勤環境の実現へ」との間、「特急リバティ就役 / シーム
 レスな輸送の実現」の真下に掲げられました。詳細は“企業秘密”のままでした。
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  (c)東武鉄道

 関連リンク)
  決算説明会資料|東武鉄道公式サイト
  http://www.tobu.co.jp/ir/bs/
  2019年5月17日付更新
  「東武グループ中期経営計画の推進」(2018年度) (PDFはこちら

この「東上線における新たな着席サービス導入検討」の詳細は、発表から3年を経た
今も“企業秘密”のままです。上記資料で「東上線における新たな着席サービス導入
検討
」の文字は「より魅力的な観光輸送の実現へ」と「より快適な通勤環境の実現へ
との間、「特急リバティ就役/シームレスな輸送の実現」の真下に掲げられていること
から、「より魅力的な観光輸送」と「より快適な通勤環境」との両方の実現につながる
サービスになることが期待されました。なのでリクライニングシート採用は必須です。

「THライナー」として2020年6月6日から実施の「日比谷線相互直通列車への新た
な着席サービスの導入」は、東上線で実施済の「TJライナー」と同様のサービスです。

上記の「東武グループ中期経営計画」の期間は、2017〜2020年度の4年間です。
2021年度以降の計画が先日、2022年5月13日に発表されるまで「東上線におけ
る新たな着席サービス導入検討
」が持ち越されるか立ち消えになるか気懸りでした。

 関連記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2019年5月17日付記事
  東武鉄道さんが
  東上線における新たな着席サービス導入を検討開始
  http://poppop.sblo.jp/article/186011106.html

 関連記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2022年2月24日付記事
  【再掲載 / 公式】
  有機農業が盛んな「有機の里」と呼ばれる埼玉県比企郡小川町に光<1>
  東武鉄道さんが東上線から新横浜駅、海老名駅方面への直通を発表!
  新幹線〔新横浜駅〕へのダイレクトアクセスが実現(2023年3月予定)
  &東京メトロ千代田線と直通する
  小田急「ロマンスカー」にライバル登場!?
  【東上線に「特急リバティ」直通の妄想も夢ではない!?】
  http://poppop.sblo.jp/article/189357461.html

京王電鉄さんも先日、
2022年5月12日に「2021年度決算説明会資料」と併せて次のような
「京王電鉄中期3カ年経営計画(2022〜2024年度)」を発表しました。

  京王電鉄さんの「お客様ニーズを先取りしたサービス」、
  「座席指定列車サービスの拡充」への取り組みとは!?

京王電鉄さんが先日、2022年5月12日に発表した
「京王電鉄中期3カ年経営計画(2022〜2024年度)」の
取り組み(鉄道の安全性・サービス向上)の中で、鉄道事業では
「お客様ニーズを先取りしたサービスの提供」として「座席指定列車サービスの拡充」
が掲げられています。具体的には「京王ライナー」のサービス拡充に向けた5000系
車両の増備や、一部座席指定列車の導入等による終日運行の検討を進める」とあり
ます。「一部座席指定列車の導入」とは東急電鉄さんが他路線への展開などサービ
ス拡充の検討を深めている「Qシート」(後述)のように、列車の一部の車両のみ座席
指定とするサービスと考えられます。朝夕ラッシュ時や土休日の行楽利用の時間帯
以外も「Qシート」のようなサービスを導入した列車がいずれ終日運行されるでしょう。

▽「京王電鉄中期3カ年経営計画(2022〜2024年度)」より「鉄道事業」画像写し。
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  (c)京王電鉄

 関連リンク)
  決算説明会(Financial Results)|京王グループ
  https://www.keio.co.jp/company/stockholder/results_briefing/
  2022年5月12日付更新
  「2021年度決算説明会資料(2022年5月12日開催)内
  中期3カ年経営計画(2022〜2024年度)」(PDFはこちら

次の記事は、当ブログの
2021年4月14日付記事の一部を再編集し、再掲載したものです。


▽『ライブドアニュース』 2020年2月27日 18:47 付配信のスクリーンショット。
 飛行機や新幹線で!
 プロが教える「座席リクライニング」のエチケット(コスモポリタン) 
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 (c)LINE Corporation

 ご参考ニュース)
  『ライブドアニュース』 2020年2月27日 18:47 付配信
  飛行機や新幹線で!
  プロが教える「座席リクライニング」のエチケット(コスモポリタン) 
〔前略〕

 「ポイントは、食事中には座席を倒さないこと、そして倒す際には後部座席の乗客が余裕をもってスペースを調整できるように、ゆっくりと倒すことです」

 一方で、自分が後部座席側だった場合のエチケットについてもこう説明。

 「また、自分の前の乗客が座席を倒してきて窮屈な思いをしたときには、自分の座席も少し倒すことでスペースを確保できます。もし自分のリクライニングの可動域が狭く、変わらず窮屈な思いをしているなら、その旨を前の乗客に丁寧に説明すれば多くの人は配慮してくれるはずです」

〔後略〕

出典)上記、『ライブドアニュース』
    2020年2月27日 18:47 付配信より抜粋

プロが教える「座席リクライニング」のエチケットが
通勤電車でも必要になりそうな、そんなニュース?

  通勤電車なのに回転リクライニングシートを採用?
  京王電鉄さんが有料座席指定列車「京王ライナー」用5000系電車に!
  導入時期は2022年下期を予定
  東武鉄道さんの東上線有料座席指定列車「TJライナー」には、いつ!?

乗車時間が30分から1時間くらいの電車にリクライニングシートが必要なのかどうか
はともかく、座席を倒されたくない人は出入口から数えて前より1列目、遠慮も気がね
もなく倒したい人は3列目が座席指定のおススメ。そのための4ドア通勤電車ですよ!

 2列目が好きな私
  「世界の車窓」が見たい!

京王電鉄さんの有料座席指定列車「京王ライナー」は、
高尾山登山シーズン限定で土休日を中心に「Mt.TAKAO号」としても運転されます。
高尾山登山はJR八高線が越生からは近くて便利です。

 関連リンク)
  Mt.TAKAO号 | 【公式サイト】京王ライナー
   シーズン限定5000系の座席指定列車サービス。
   新宿から高尾山口へノンストップ! 高尾山口からゆったり帰宅!
  https://www.keio.co.jp/zasekishitei/index_mt.html

▽『トラベル Watch』 2021年4月14日 14:49 付配信のスクショ。
 京王電鉄、リクライニングするロング / クロスシート転換座席導入。
 5000系で2022年下期
  ≪リクライニングのイメージ≫ ※デザイン等は開発段階のものとなります。
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 (c)Impress Corporation

 関連ニュース)
  『トラベル Watch』 2021年4月14日 14:49 付配信
  京王電鉄、リクライニングするロング / クロスシート転換座席導入。
  5000系で2022年下期
  https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1318584.html
 京王電鉄は、日本初のリクライニング機能付きロング / クロスシート転換座席を搭載した5000系新造車両を投入する。
 5000系は有料の座席指定列車「京王ライナー」としても運行している車両で、今回の新造車両は座席指定列車やイベント列車としてクロスシート運行時にリクライニング機能を提供するもの。
 導入時期は2022年下期を予定しており、1編成10両。

編集部:松本俊哉

出典)上記、『トラベル Watch』 2021年4月14日 14:49 付配信より

 動画で見たい私!
  機構等も今は開発段階?

▽『京王グループ公式サイト』内 2021年4月14日付ニュースリリースの写し。
 2022年下期運行開始予定 5000系新造車両を1編成導入
 日本初 リクライニング機能付きロング / クロスシート転換座席搭載!
  ≪リクライニングのイメージ≫ ※デザイン等は開発段階のものとなります。
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 (c)京王電鉄 / 総合車両製作所 / コイト電工

 関連リンク)
  『京王グループ公式サイト』内 2021年4月14日付ニュースリリース
  https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_all.html
  (PDFはこちら

 関連リンク)
  『コイト電工公式サイト』内 2021年4月14日付お知らせ
  http://www.koito-ind.co.jp/news/about.php
  (PDFはこちら)←内容は、京王グループさんのニュースリリースに準じます。
2022年下期運行開始予定
5000系新造車両を1編成導入
日本初 リクライニング機能付きロング / クロスシート転換座席搭載!

 京王電鉄株式会社(本社:東京都多摩市、取締役社長:紅村 康)、株式会社総合車両製 作所(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:西山隆雄)、コイト電工株式会社(本社: 静岡県駿東郡長泉町、社長:廣瀬仁士)では、日本初となるリクライニング機能付きロング / クロスシート転換座席(ロングシートとクロスシートの切り替えが可能な座席)を搭載した 5000系新造車両を導入します。
 現行の5000系車両は、2017年9月に通常列車、2018年2月からは有料の座席指定列車「京王ライナー」として運行を開始してご好評をいただいておりますが、今回導入 する5000系新造車両は、座席指定列車やイベント列車などのクロスシート時に座席のリ クライニング機能が利用できるようさらに進化いたします。
 今後もお客さまが快適に移動時間をお過ごしいただけるよう、また、便利にご利用いただ けるよう、座席指定列車のサービス拡充を図ってまいります。

出典)上記、『京王グループ公式サイト』内
    2021年4月14日付ニュースリリースより

 関連記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2018年4月20日付記事
  ラッシュ時のお出かけもより快適で楽しいものに!
  首都圏の民鉄各線に広がる通勤電車の座席指定(座席定員)制有料サービス
  http://poppop.sblo.jp/article/183010370.html

▽京王線の有料座席指定列車「京王ライナー」で活躍する京王5000系電車。
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▽ロングシート時の従来の京王5000系車内。
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▽クロスシート時の従来の京王5000系車内(主に「京王ライナー」としての運転時)。
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 (c)京王電鉄

▽東武東上線の有料座席指定列車「TJライナー」で活躍中の東武50090型電車。
 2019年3月16日ダイヤ改正以降は料金不要の「川越特急」としても活躍中です。
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▽ロングシート時の東武50090型車内。
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▽クロスシート時の50090型車内(主に「TJライナー」や「川越特急」での運転時)。
 座席のクッションは左右一体構造です(「THライナー」用東武70090型は分割型)。
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 (c)東武鉄道

 関連リンク)
  『東武鉄道公式サイト』 
  TJライナーのご案内
   座席指定券を購入してゆったり座れる
   人と環境にやさしい次世代型通勤・通学車両
  https://www.tobu.co.jp/railway/tj/

皆さまご存知の東武鉄道さんの「TJライナー」は、東武東上線の有料座席指定列車。
同じ東武鉄道さんの東武スカイツリーライン(伊勢崎線)で昨年6月6日にデビューし
た東京メトロ日比谷線直通有料座席指定列車「THライナー」用東武70090型電車
はクロスシート時のリクライニング機能採用が見送られました(検討の有無は不明)。
「TJライナー」にリクライニングシートは採用されるのでしょうか? されるなら、いつ?

 関連リンク)
  『東京メトロ公式サイト』 2019年12月19日付ニュースリリース(PDF
  2020年6月6日(土) 東武鉄道・東京メトロダイヤ改正
  東武線・日比谷線相互直通列車に初の座席指定制列車「THライナー」が誕生!
  東武伊勢崎線 久喜駅〜東京メトロ日比谷線 恵比寿駅を
  乗り換えなしで快適に結びます
  https://www.tokyometro.jp/news/2019/205306.html

 関連記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2019年12月19日付記事
  2020年6月6日(土) 東武鉄道さん、東京メトロさんがダイヤ改正
  東武線・日比谷線相互直通列車に
  初の座席指定制列車「THライナー」が誕生!
  http://poppop.sblo.jp/article/186936102.html

▽東武鉄道さん、東京メトロさんの2019年12月19日付ニュースリリースの写し。
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 (c)東武鉄道、東京メトロ


以上の記事は、当ブログの
2021年4月14日付記事の一部を再編集し、再掲載しています。

 関連記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛』
  2021年4月14日付記事
  通勤電車なのに回転リクライニングシートを採用?
  京王電鉄さんが有料座席指定列車「京王ライナー」用5000系電車に!
  導入時期は2022年下期を予定
  東武鉄道さんの東上線有料座席指定列車「TJライナー」には、いつ!?

▽「東急電鉄(株) 2022年度の設備投資計画」より、
 「都市交通における快適性の向上と課題の解決」の写し。
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 (c)東急電鉄

 関連リンク)
  ニュースリリース(2022年)|東急株式会社 (公式)
  https://www.tokyu.co.jp/company/news/2022/
  2022年5月13日付更新
  「東急電鉄(株) 2022年度の設備投資計画
  事業基盤の強靭化と社会的価値の持続的提供のため総額444億円を投資」
  (PDFはこちら
  相鉄・東急直通線 (こちらをクリック)
〔前略〕

3.都市交通における快適性の向上と課題の解決
 今年度は2023年3月の開業に向けた東急新横浜線に関する工事や目黒線8両編成化を中心とした快適な 車内空間につながる設備投資を行います。また、リアルタイム混雑情報などの拡充や有料着席サービス拡大、アフターコロナの新しい生活様式にあった駅機能の拡充についても検討を加速化していきます

(1)東急新横浜線開業に向けた各種工事
 2023年3月の開業に向けて東急新横浜線(新横浜〜日吉間)の工事を進めており、整備主体である鉄道・運輸機構、相互直通運転先の相模鉄道とも連携して開業準備を進めています。7社局14路線を結ぶ広大な鉄道ネットワークを形成することで、所要時間の短縮、乗換回数の減少など交通利便性・速達性が向上します。また、新横浜駅へのアクセスが向上し、首都圏から関西・中京方面への出張や旅行などがさらに便利になります。

(2)目黒線8両編成化による輸送力増強
 2022年4月より順次進めている目黒線当社所属車両の8両編成化について、東急新横浜線開業までに全26編成への対応が完了し、新線開業による交通利便性・速達性向上に加え、輸送力増強により快適性が向上します。

(3)有料着席サービスの拡充
 大井町線で運行している有料着席サービス「Qシート」につきまして、利用状況などをふまえて、他路線への展開など、サービス拡充の検討を深めていきます

〔後略〕

出典)上記、『東急株式会社』 (公式)
    「ニュースリリース」 2022年5月13日付更新
    「東急電鉄(株) 2022年度の設備投資計画」より抜粋

有料着席サービス検討を加速化していきます
有料着席サービス検討を深めていきます
   ↓
いずれも東急電鉄さんの2021年度の「設備投資計画」(こちら)からの継続です。
具体的に検討内容がその後どの程度加速化し深まったのかは不明です。
目黒線の8両編成化に伴い新たに中間へ組み込まれる2両分が「Qシート」仕様車に
なるのかと思われましたが違ったようです。東横線の中目黒駅で線路が繋がっている
東京メトロ日比谷線のTHライナーが東武伊勢崎線(スカイツリーライン)だけではなく
東急東横線へも直通開始するのかとも思いましたがそれも違うようです。東急東横線
に「Qシート」を導入した場合、必然的に直通先の他社線へも波及することになります。
相模鉄道さんも加わり、他社さんとの調整も加速化し深めていかなければなりません。

2023年3月予定の相鉄新横浜線・東急新横浜線開業で東急東横線の10両編成が
不足するため、現存の8両編成の一部に新造の中間車2両を組み込む工事が総合車
両製作所横浜事業所で順次進んでいるとのこと。一昨年工事済みの編成は通常の10
両編成化でしたが、現在工事中の編成は新造の中間車2両のうち、目視できた1両が
Qシート」仕様の車両で、編成中に組み込む号車の位置も一昨年分と異なることから
「Qシート」営業を東横線でも開始する準備ではないかとの目撃情報が、2022年6月
10日頃からネット上に流れているようです。今年は工事対象の4編成に「Qシート」が
組み込まれる見通しですが運用は限定的になりそうなので、はたして東武東上線にも
「Qシート」として直通するのか気になります(2022年6月12日追記・16日補足)

▽東急大井町線で運転中の座席指定制有料車両「Qシート」。
 この車両は急行用7両編成中に1両組み込まれ「Qシート」
 営業以外はロングシート状態(中央の画像)で運転されます。
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▽クロスシート状態の東急6020系「Qシート」用車両の車内。
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 (c)東急電鉄

東急東横線へは西武鉄道さんから土休日限定で秩父や横浜への行楽需要に応じ、
通勤電車タイプの有料座席指定制列車「S-TRAIN(Sトレイン)」が直通しています。

▽有料座席指定制列車「S-TRAIN(Sトレイン)」で活躍する西武40000系電車。
 東急線内は土休日限定で元町・中華街〜西武秩父駅間を中心に直通運転中。
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▽ロングシート状態の西武40000系車内。
 西武40000系には一般仕様のロングシートだけの編成もあります。
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▽クロスシート状態の西武40000系車内。
 運転区間が長くなる場合もあることからWCを10両編成中に1か所備えています。
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 (c)西武鉄道

▽『西武鉄道Webサイト』 (公式) 2022年5月12日付更新
 「2022年度 鉄道事業設備投資計画」より、
 「(2)車両の快適性向上・40000系車両の増備」の写し。
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 (c)西武鉄道

 関連リンク)
  2022年度 鉄道事業設備投資計画|西武鉄道Webサイト (公式)
  (こちらをクリック)
  2022年5月12日付更新
  「2022年度 鉄道事業設備投資計画
  安全対策、サービス向上、環境対策などに総額245億円」
  (PDFはこちら
〔前略〕

2.サービス向上

〔中略〕

(2)車両の快適性向上
・40000系車両の増備
 2017年3月にデビューし、車いすやベビーカーをご利用のお客さまや大きな荷物をお持ちのお客さまにも便利な「パートナーゾーン」や車内防犯カメラを設置した40000系車両を3編成(30両)増備します。

〔後略〕

出典)上記、『西武鉄道Webサイト』 (公式) 2022年5月12日付更新
    「2022年度 鉄道事業設備投資計画」より抜粋

西武鉄道さんの上記の「2022年度 鉄道事業設備投資計画」中に
40000系車両を3編成(30両)増備」とあるのは、「S-TRAIN(Sトレイン)」仕様の
編成ではなく、ロングシート採用の一般仕様の40000系とのことです。東急東横線
へ平日も有料座席指定制列車を直通させるための増備ではありませんでした。

 関連リンク集)
  『東急電鉄』 (公式)
  大井町線有料座席指定サービス Qシート
  https://www.tokyu.co.jp/railway/ticket/types/q_seat/
  指定券 S-TRAIN(Sトレイン)
  https://www.tokyu.co.jp/railway/ticket/types/s_train/

 関連記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2021年10月23日付記事
  【遊び心?】
  地下鉄南北線に森林公園行き電車?
  10月15日『金曜ロードショー』で放送の
  宮崎駿監督アニメ作品劇中に登場?
  &東武鉄道東上線の有料座席指定列車
  「TJライナー」元町・中華街行き(仮称)
  が森林公園駅に先週登場!? との噂
  &否! 「TJライナー」新横浜行き(妄想)かも!?
  &東急電鉄「Qシート」が東武東上線へ直通(妄想)!?
  【未来志向?】
  http://poppop.sblo.jp/article/189079940.html

2021年10月23日付記事より再掲載。
 『東急電鉄株式会社』 (公式) 「ニュースリリース」 2021年5月14日付配信より
 「【別紙1】 新・中期事業戦略 “3つの変革・4つの価値”」からの抜粋、
 「B都市交通における快適性の向上と課題の解決」の写し(別紙PDFはこちら)。
 路線図左側、2022年度下期開通の新横浜線新横浜駅の右上に「東京・神奈川・
 埼玉と関西圏をつなぐ鉄道ネットワークの構築」、その下の東横線の下に「有料着
 席サービスの拡充」の文字が見えます。「埼玉」とは?「有料着席サービス」とは?
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 (c)東急電鉄

▽『鉄道ネットワークの拡充 東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転』の写し。
 「2013年3月からの相互直通運転により、みなとみらい線元町・中華街から横浜、
 渋谷を経由して、東京メトロ副都心線、東武東上線、西武有楽町線・池袋線までが
 ひとつの路線として結ばれ、所要時分が短縮するなどさらに便利にご利用いただ
 けるようになりました。これにより東横線内ではラッシュピーク時間帯は上り(横浜
 〜渋谷間)の所要時分が約2分短縮、さらに沿線内から新宿・池袋方面へ乗り換
 えることなくつながることで都心へのアクセスが大幅に向上しました。また2017年
 3月からは『S-TRAIN』の運行も開始され有料での座席指定が可能となりました」
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▽『相鉄・東急直通線新横浜駅※完成予想図』 の写し。
 「日吉駅〜JR東海道貨物線の横浜羽沢駅付近の間に約10kmの連絡線(相鉄・
 東急直通線)を新設する計画が進んでいます。この連絡線は鉄道建設・運輸施設
 整備支援機構(以下、鉄道・運輸機構)が施設を整備・保有し、相模鉄道と当社が
 使用して営業します。上記連絡線に加え、鉄道・運輸機構と相模鉄道が別途整備
 を進めている連絡線(相鉄・JR直通線)の一部を活用することにより相鉄線と東急
 線との相互直通運転を行います。この連絡線の整備により神奈川県央部や横浜
 市西部と東京都心部が直結され、首都圏の広域的な鉄道ネットワークが形成され
 るとともに、東急線から新幹線(新横浜駅)へのアクセスも向上します。また、鉄道
 ネットワークの充実により地域間の連携と活性化も図られ、各地域のさらなる発展
 に寄与します。開業は2022年度下期の予定で朝ラッシュ時の運転本数は1時間
 あたり10〜14本程度を予定しています。これにより区間内では朝ラッシュ時の所
 要時分が短縮され、乗換回数が減少するなどより快適に目的地に行くことが可能」
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 (c)東急電鉄

▽『新幹線へのアクセスが向上します!』 の写し。
 「東海道新幹線の停車駅である新横浜駅へ新駅を設置することに
 より、新幹線へのアクセスがこれまでに比べて大幅に向上します」
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 (c)東急電鉄

 関連リンク集)
  『東急電鉄株式会社』 (公式)
  「ニュースリリース」 2021年5月14日付配信
  新・中期事業戦略 “3つの変革・4つの価値” を策定
  〜アフターコロナにおいても引き続き、公共交通としての使命を果たします〜
  https://www.tokyu.co.jp/company/news/list/Pid=post_323.html
  (別紙PDFはこちら
  鉄道ネットワークの拡充 (こちらをクリック)  
  相鉄・東急直通線 (こちらをクリック

2022年2月24日付記事より再掲載。
 『東武鉄道公式サイト』
 ニュースリリース 2022年1月27日付配信より画像の写し。
 2023年3月(予定) 相鉄新横浜線・東急新横浜線開業!
 鉄道がもっと便利になります
 〜神奈川県央地域及び横浜市西部から
  東京・埼玉に至る広域的な鉄道ネットワークの形成〜
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 (c)相模鉄道 / 東急電鉄 / 東京地下鉄 / 東京都交通局 / 埼玉高速鉄道
   東武鉄道 / 西武鉄道

 関連リンク)
  『東武鉄道公式サイト』
  ニュースリリース 2022年1月27日付配信
  https://www.tobu.co.jp/newsrelease/
  2023年3月(予定) 相鉄新横浜線・東急新横浜線開業!
  鉄道がもっと便利になります
  〜神奈川県央地域及び横浜市西部から
   東京・埼玉に至る広域的な鉄道ネットワークの形成〜
  (PDFはこちら
 相鉄新横浜線・東急新横浜線の開業(2023年3月予定)により、神奈川県央地域及び横浜市西部から東京23区西部、東京多摩北部、埼玉中央地域・西部地域に至る広域的な鉄道ネットワークが形成され、地域間の連携と活性化が図られ、各地域のさらなる発展に寄与します。
 相鉄新横浜線・東急新横浜線は、相鉄本線・いずみ野線、東急東横線・目黒線に接続し、東京メトロ南北線・副都心線、都営三田線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線、東武東上線まで直通運転を行います。7社局14路線を結ぶ広大な鉄道ネットワークを形成することで、所要時間の短縮、乗換回数の減少など交通利便性・速達性が向上します。
 また、新横浜駅へのアクセスが向上し、首都圏から関西・中京方面への出張や旅行などがさらに便利になります。
 なお、運行計画については、後日改めてお知らせいたします。

■広域的な鉄道ネットワークの形成(7社局14路線)
・相模鉄道株式会社:相鉄本線・相鉄いずみ野線・相鉄新横浜線(注1)
・東急電鉄株式会社:東横線・目黒線・東急新横浜線
・東京地下鉄株式会社:南北線・副都心線
・東京都交通局:三田線
・埼玉高速鉄道株式会社:埼玉スタジアム線
・東武鉄道株式会社:東武東上線
・西武鉄道株式会社(注2):西武有楽町線・池袋線・狭山線

注1)相鉄新横浜線は、一部開業(西谷駅〜羽沢横浜国大駅)しております。
注2)相鉄新横浜線・東急新横浜線と直通運転は行いません。

出典)上記、『東武鉄道公式サイト』
    東武鉄道からのおしらせ・ニュースリリース
    2022年1月27日付配信より抜粋

運行計画については、後日改めてお知らせいたします
   ↓
待ちきれないので勝手に想像、と言いますか妄想してみます。

東急電鉄さんは2013年3月16日、東横線と東京メトロ副都心線との直通運転開始
に合わせ中目黒駅で接続する東京メトロ日比谷線との相互直通運転を終了しました。
しかしながら東京メトロ日比谷線の電車は東急田園都市線鷺沼駅近くの鷺沼工場で
定期検査を受けるため、現在も東急東横線→目黒線→大井町線→田園都市線経由
で東京メトロさんの鷺沼工場まで回送されます。東急電鉄さんの路線を4路線も通し
て回送されるわけですが東急電鉄さんにはこれら各路線間を通して運転される定期
営業列車は、諸般の事情から設定されていません。2023年3月に開業する予定の
東急新横浜線は実質目黒線の延伸で、目黒線、東横線と直通することになりますが、
東急電鉄さんには自社内の複数の路線を直通運転する定期営業列車は大井町線
と田園都市線との間、池上線と多摩川線との間などに限られてきました。各路線毎
に車体のラインカラーを変えるなど東急電鉄さんは利用されるお客さまの誤乗防止
に努めてこられましたので、東急電鉄史上大東急以来の大事業と言える2023年3
月開始予定の東急電鉄さんを中心とする7社局14路線直通運転の複雑さに対して
どうお客さまが混乱されないようにするか、周到に対策を講じられていると思います。
東京メトロ日比谷線との直通を終了して正解でした。なお東横線の横浜駅から先の
元町・中華街駅との区間は横浜高速鉄道みなとみらい線ですが上記7社局14路線
(現時点でも6社局10路線)には含まれません。西武鉄道さんが土休日限定で秩父
や横浜への行楽需要に応じ運転されている有料座席指定制列車「S-TRAIN(Sトレ
イン」が直通する西武秩父線も同様です。また、西武鉄道各線から新横浜線への直
通運転も予定にありません。ただしその逆方向の片乗り入れはあるかもしれません。

 東急新横浜線新横浜駅発の
 列車の行先多過ぎ(@o@;ゞ
  武蔵小杉駅はもっと行先大杉(多過ぎ)

2022年1月27日付配信の7社局合同のニュースリリースによると、
「相鉄新横浜線・東急新横浜線の概要」は次の表の通りです。
(※ 2022年1月27日現在の想定であり、今後変更の可能性があります。)

▽【再掲載】 『東武鉄道公式サイト』
 ニュースリリース 2022年1月27日付配信より、表の写し。
 2023年3月(予定) 相鉄新横浜線・東急新横浜線開業!
 「相鉄新横浜線・東急新横浜線の概要」
 ※ 2022年1月27日現在の想定であり、今後変更の可能性があります。
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 (c)相模鉄道 / 東急電鉄 / 東京地下鉄 / 東京都交通局 / 埼玉高速鉄道
   東武鉄道 / 西武鉄道

上記表中、新横浜〜渋谷駅間の所要時間約30分は各駅停車の目安と思われます。
また運行頻度の「その他時間帯」は主に日中の時間帯で東急新横浜線の毎時6本中
2本が新横浜駅折り返しの目黒線各駅停車、2本が相鉄新横浜線直通の目黒線急行、
残り2本が10両編成による相鉄新横浜線直通東横線特急「Fライナー」と思われます。
東横線は1部の駅の旅客用ホームの長さが8両分止まりなので、10両編成の列車が
各駅停車ということはあり得ません。この相鉄新横浜線直通東横線特急「Fライナー」
が毎時2本東武東上線と直通すると考えるのが自然だと思います。現在「Fライナー」
は元町・中華街〜小竹向原駅間をほぼ15分間隔で運転中ですが相鉄新横浜線直通
「Fライナー」東武東上線森林公園または小川町駅行を西武池袋線直通「Fライナー」
の2分後に続行させ分岐点の小竹向原駅で接続するようにすれば、今の列車ダイヤを
微調整するだけで輸送需要増に対応できると思います。東武東上線の日中の急行は
毎時4本すべて急行「Fライナー」に、東上線池袋駅発着の急行はすべて準急とします。
東京メトロ有楽町線新木場駅発東上線川越市駅行普通は和光市駅折り返しにします。
posted by 安瑠芭夢驛(アルバムステーション) 吉 川 写 真 店 at 19:24| 旅のヒント