2022年08月17日

【instax<チェキ>】富士フイルムさんがインスタントカメラで快進撃を続けています!【社名がブランド】

*この記事は、ただ今編集中です。

  【instax<チェキ>】
  富士フイルムさんがインスタントカメラで
  快進撃を続けています!
  【社名がブランド】

インスタントカメラと聞けばすぐ“念写”を連想されるお客さまも、
インスタントカメラは 【instax<チェキ>】 に限るというお客さまも、
インスタントカメラとレンズ付きフィルム「写ルンです」とを混同されているお客さまも皆、
富士フイルムさんと私たち街の写真店にとっての大切なお客さまです。これからもずっと。
今後の展開に、ぜひご期待ください。どうぞよろしくお願い申し上げます<(_ _)>

お詫び:
当店「安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店」では
レンズ付きフィルム「写ルンです」等、フィルムの販売や現像のお取扱いは残念ですが
すでに終了しております。お客さまにご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。
インスタントカメラ 【instax<チェキ>】 につきましては、将来的に当店でもお取扱い
できることが望ましいと考えております。チェキ専用フィルムを使った新しいサービスが
ご提案できればと思っています。お客さまからのご要望もぜひお聞かせください(^^)

▽『富士フイルム インスタントカメラ【instax<チェキ>】』 (公式) バナー画像の写し。
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 (c)富士フイルム

 関連リンク集)
  『富士フイルム インスタントカメラ【instax<チェキ>】』 (公式)
  https://instax.jp/
  『富士フイルム 写ルンです シンプルエース』 (公式)
  https://www.fujifilm.com/jp/ja/consumer/films/utsurundesu-simpleace

▽『富士フイルム』 (公式)
 2022年8月10日付公開 ニュースリリース のスクリーンショット。
 instax“チェキ”がブレイキン世界大会に特別協賛
 「FUJIFILM instax Undisputed Masters」に出場するトップブレイカーが出演!
 「instax」スペシャルムービーを公開
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 (c)富士フイルム

 関連リンク)
  『富士フイルム』 (公式)
  2022年8月10日付公開 ニュースリリース
  instax“チェキ”がブレイキン世界大会に特別協賛
  「FUJIFILM instax Undisputed Masters」に出場するトップブレイカーが出演!
  「instax」スペシャルムービーを公開
  https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/8320
2022年8月10日

instax“チェキ”がブレイキン世界大会に特別協賛
「FUJIFILM instax Undisputed Masters」に出場するトップブレイカーが出演!
「instax」スペシャルムービーを公開

 富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、2022年3月よりブレイキン(ブレークダンス)の世界大会「FUJIFILM instax Undisputed Masters」への特別協賛(ヘッドラインスポンサー)を開始しました。また、このたび開催されるオランダ・ヘールレン大会(2022年8月12日〜14日)にあわせ、世界のトップブレイカーが出演するスペシャルムービー2種を「instax公式SNSアカウント」にて公開します。
 本スペシャルムービーには、6月25日にイギリス・ロンドンで開催された「FUJIFILM instax Undisputed Masters」の第1回大会で優勝したPhil Wizardさんはじめ、同大会に出場した世界トップブレイカーが出演しています。スマートフォン用プリンター「instax mini Link 2 篇」(以下、Link 2 篇)では、ブレイキンのダイナミックな動きをスマートフォンで動画撮影し、ベストな瞬間をチェキプリントにする「ビデオプリント機能」を紹介。インスタントカメラ「instax mini 40 篇」(以下、mini 40 篇)では、ブレイキンの基礎要素で、ダンスの途中で止まる「フリーズ」の瞬間をチェキプリントにして楽しむ面白さを表現しています。ブレイキンの「動」と「静」の決定的な瞬間を切り取って楽しむ様子を通じて、instax“チェキ”の魅力を伝えます。

instax“チェキ”スペシャルムービー
 インスタグラム公式アカウント(@cheki_instax)にて公開

WEBコンテンツ「Give Squad」
 instax“チェキ”が自分の殻を破って新たな挑戦をするクリエーターを紹介するWEBコンテンツ「Give Squad」にて、ロンドン大会の優勝者であるPhil Wizardさんの挑戦を8月中旬より公開予定です。

「Undisputed Masters」 インスタグラム公式アカウント
 ブレイキン世界大会「Undisputed Masters」のインスタグラム公式アカウント(undisputedmasters)で、instax“チェキ”を活用した出場者の紹介や、大会前の告知ムービー、大会当日の様子をまとめた総集編ムービーなどを配信中です。

大会概要
大会名称
 「FUJIFILM instax Undisputed Masters」
ツアー詳細
 第1回大会 2022年6月25日(イギリス・ロンドン)
 第2回大会 2022年8月12日〜14日(オランダ・ヘールレン)
 第3回大会 2022年12月(アメリカ・ロサンゼルス)
 第4回大会 2023年3月(日本・東京)
特設WEBサイト
 https://undisputedmasters.com/

Undisputed Mastersについて
 2013年に設立された団体「Undisputed」は、各地域の権威あるブレイキン大会を一つの世界ツアーとして確立し、さらに各大会のチャンピオンが競い合うマスターズ選手権を創設しました。2014年から2019年までに、Undisputed「World B-Boy Series」として、52の大会と6つのMastersイベントを開催。また競技ランキングや2024年パリオリンピックでも採用される審査システム「Trivium」を開発しました。

instax“チェキ”について
 1998年の発売以来、日本で“チェキ”の愛称で長く親しまれているインスタントカメラ「instax」シリーズは、ヨーロッパ・アメリカ・中国・東南アジアなど、世界100か国以上で若い世代を中心に、多くの方にご愛用いただいています。また、インスタントカメラに加え、スマホの画像をその場でかんたんにプリントできるスマートフォン用プリンターのラインアップも拡充し、ユーザー層を拡大しています。チェキは、大切な瞬間をその場でプリントにして残せるだけでなく、想いを伝えられる新しいコミュニケーションツールとして、また自己表現ツールとして世界中で楽しまれています。

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 (c)富士フイルム

お問い合わせ
 富士フイルムホールディングス株式会社
 コーポレートコミュニケーション部 宣伝グループ
 東京都港区赤坂9-7-3 TEL 03-6271-2031

出典)上記、『富士フイルム』 (公式)
    2022年8月10日付公開 ニュースリリース より

▽BCN+R』 2022年7月24日 19:00 付配信
 スクリーンショットは2022年8月15日 19:20 現在のものです。
 カメラ生き残りのヒントは「チェキ」に学べ
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 (c)BCN

 関連ニュース)
  『BCN+R』 2022年7月24日 19:00 付配信
  カメラ生き残りのヒントは「チェキ」に学べ  
  https://www.bcnretail.com/market/detail/20220724_289241.html
 コンパクトデジカメに久々の大ヒット商品が誕生した。富士フイルムの「instax mini Evo」だ。昨年12月3日の発売直後から人気が沸騰。「当初計画の2倍以上売れている」(富士フイルムの後藤禎一 代表取締役社長・CEO)状態だ。このため12月、コンパクトデジカメで富士フイルムのメーカーシェアを26.8%まで押し上げ、一気にトップに躍り出た。機種別シェアでも14.9%とダントツ。翌1月はメーカーシェアこそソニーにトップを譲ったものの、機種別では13.8%でトップシェアを維持した。
 instax mini Evoはインスタントカメラとデジカメを融合させたハイブリッドカメラ。同社が1998年から連綿と販売し続けてきたインスタントカメラ「チェキ」にデジカメの良さを組み合わせた。デジカメとしての機能に加え、その場でプリントできる楽しさや手軽さを追求。シリーズで採用している、有機ELでフィルムを露光させてプリントするシステムも特徴のひとつだ。従来のアナログチェキ用フィルムがそのまま利用できる。
 クラシックカメラをイメージさせるレトロなデザインも目を引くinstax mini Evo。大ヒットの理由について、富士フイルムのイメージングソリューション事業部、高井隆一郎 統括マネージャーは「あえてアナログ感を演出した。レンズを回したりダイヤルを回したり、プリントする際にレバーを回したりというステップを増やした。使う面白さを入れ込んだ」ことが奏功したと話す。さらに「今までのチェキの中でも、ものすごく画づくりにこだわった。これまでにない、スマートフォン(スマホ)ユーザーを意識したエフェクトを100通り内蔵した点も受けた」と分析する。
 ところが、あまりの人気に折からの半導体不足なども加わり生産が追い付かず、2月以降は販売が失速。品薄状態が続いている。富士フイルムのイメージングソリューション事業部、河野通治 副事業部長は「現在、増産体制を強化しており状況はかなり改善してきた。しかし店頭では、まだお待たせする状況が続いている。来年3月ごろまでには、品薄状況をなんとか解消できるのではないかと見立てている」と話す。足元ではinstax mini Evoの販売台数が戻ってきたこともあり、コンパクトデジカメのメーカーシェアも徐々に回復。この6月には19.7%のシェアを獲得し再び首位の座を奪還した。しかし2位ソニーとは、わずか0.3ポイント差の大接戦を繰り広げている。
 普段、写真撮影に使う機器といえば、現代ではまずスマホだ。誰もが持ち歩き、十分きれいな写真が撮れるばかりでなく、動画撮影も問題なくカバーする。おかげでカメラ市場は縮小の一途をたどっている。スマホに対抗するには、スマホにはない決定的な特徴が必要だ。instax mini Evoは、いろいろと操作も面倒でボディサイズも大きく邪魔だ。しかし何といっても紙のプリントがその場で出てくる。使う楽しみも味わえる。その存在感の大きさゆえ、被写体と一緒になって写真を撮る・撮られるという行為そのものも楽しめる。「スマホでもデジカメでもできない唯一無二の製品をつくろう、という製品企画が狙い通り刺さった」と話す高井 統括マネージャー。この言葉にカメラが生き残るためのヒントがある。

(BCN・道越一郎)

出典)上記、『BCN+R』 2022年7月24日 19:00 付配信より

▽『Yahoo!ニュース』 2022年7月21日 16:10 付配信のスクリーンショット。
 チェキ新製品は「Z世代が最大のターゲット」(富士フイルム社長)(ニュースイッチ)
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 (c)Yahoo!ニュース / 日刊工業新聞

 関連ニュース)
  『Yahoo!ニュース』 2022年7月21日 16:10 付配信
  チェキ新製品は「Z世代が最大のターゲット」(富士フイルム社長)(ニュースイッチ)
  (こちらをクリック)
 「(1990年代中盤以降に生まれた)Z世代が最大のターゲット」と話すのは、富士フイルム社長の後藤禎一さん。インスタントカメラ「インスタックス(チェキ)」の新製品の購買層をこう想定する。
 新製品ではスマホで撮った写真をチェキ用フィルムに印刷できる。「さまざまな思い出を写真という形にし、心の豊かさや人びとのつながりを強めたい」と意気込む。
 チェキ用フィルムの生産ライン増設も決めた。「世界的な需要増トレンドに対応する」ためで、新製品の勢いにも期待する。

出典)上記、『Yahoo!ニュース』 2022年7月21日 16:10 付配信より

▽『ニュースイッチ by 日刊工業新聞社』 2022年07月19日 AM 付配信
 スクリーンショットは2022年8月15日 18:50 現在のものです。
 需要増の「チェキ」フィルム、富士フイルムが20億円投資で増産
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 (c)日刊工業新聞

 関連ニュース)
  『ニュースイッチ by 日刊工業新聞社』 2022年07月19日 AM 付配信
  需要増の「チェキ」フィルム、富士フイルムが20億円投資で増産
  https://newswitch.jp/p/32998
 富士フイルムは約20億円を投じ、神奈川事業場足柄サイト(神奈川県南足柄市)にインスタントカメラ「インスタックス(チェキ)」用フィルムの生産ラインを増設する。今秋に稼働予定で、フィルムの需要拡大に対応する。生産能力は現状比最大2割向上する見通し。大型の設備増強は2016年春以来となる。
 チェキの需要増を背景に、フィルムの出荷量も増加している。新ラインでの生産内容は公表していないが、神奈川事業場足柄サイトでは86ミリ×54ミリメートルのミニフォーマットや、86ミリ×72ミリメートルのスクエアフォーマット、86ミリ×108ミリメートルのワイドフォーマットのフィルムを生産している。
 富士フイルムホールディングスは、チェキを含むイメージングセグメントの21年度売上高が20年度比16.9%増の3334億円だった。21年12月に発売された最上位機種のチェキ「インスタックス ミニ エヴォ」について、後藤禎一社長は「需要に生産が追いついていない状況が続いている」としていた。

日刊工業新聞2022年7月19日

出典)上記、『ニュースイッチ by 日刊工業新聞社』
    2022年07月19日 AM 付配信より

▽『ニュースイッチ by 日刊工業新聞社』 2021年4月2日 AM 付配信
 スクリーンショットは2022年8月15日 18:00 現在のものです。
 “古森劇場”終幕、富士フイルムが新体制でヘルスケア1兆円に挑む
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▽助野健児社長兼COO(左)、後藤禎一次期社長兼CEO(中央)、
 古森重隆会長兼CEO
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▽『富士フイルム企業構造の変化』
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▽『富士フイルムの売上高・営業利益(億円)』
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▽「経営者としてとても幸せだった」と語る古森会長(16年)
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 (c)日刊工業新聞

 関連ニュース)
  『ニュースイッチ by 日刊工業新聞社』 2021年4月2日 AM 付配信
  “古森劇場”終幕、富士フイルムが新体制でヘルスケア1兆円に挑む
  https://newswitch.jp/p/26666
 富士フイルムホールディングス(HD)は3月31日、古森重隆会長兼最高経営責任者(CEO、81)が退任する人事を発表した。2000年の社長就任以来、約20年間にわたり、トップとして経営のかじ取りを担ってきた。写真フィルム市場消失という危機を乗り越え、積極的なM&A(合併・買収)を通じ、高機能材料や医薬・医療機器などの変革に挑み続けてきた。体制刷新で、今後の注力分野に位置付けるヘルスケア領域の成長を加速する。
 「コロナ禍という予期せぬ事態にも機敏に対応し、業績への影響を抑えた。私がやるべきことはほぼ成し遂げた。経営を担う人材を育て、新しい事業構造も整った。後藤禎一新社長のもと、新たな航海が始まる」。31日に開いた会見で古森会長はこう力説した。
 富士フイルムHDはかねて進めてきたヘルスケア領域での成長加速やドキュメント事業の強化に向けた取り組みに道筋をつけ、体制刷新に踏み切った。5年ぶりの社長交代、18年ぶりの新CEOの誕生となる。
 同社は近年、祖業の写真フィルム事業で培った知見やM&Aを活用し、医療ITなどのメディカルシステムやバイオ医薬品の開発・製造受託(CDMO)の分野で投資を進め、ヘルスケア領域を事業の柱に育てている。
 社長兼CEOに就任する後藤取締役は13年から、富士フイルムのメディカルシステム事業部長を務めており、31日に完了した日立製作所の画像診断関連事業の買収も主導した。
 後藤次期社長はヘルスケア領域に関して「20年代半ばには(現在の倍となる)売上高1兆円達成を目指す」と強調する。「さらにM&Aをやっていく。アンメットメディカルニーズ(未充足の医療ニーズ)の解決や、アフリカやインドなどの医療事情の向上など、我々が貢献できる分野はまだまだある」としている。全社でのデジタル変革(DX)の推進や、海外で活躍する人材育成にも取り組む姿勢も示した。
 古森会長は「メディカルや高機能材料など、たくさんの領域で『やれることをやろう』と事業の多角化を進めてきたが、終わりはない」と挑戦の歴史を振り返る。
 複合機などのドキュメント事業では、1日付で富士ゼロックスから「富士フイルムビジネスイノベーション」に社名を変更。富士フイルムブランドでの新たな枠組みで、海外市場を深耕する。「富士フイルムHDの未来をつくるのが私の大きな使命」と意気込む後藤次期社長のもと、グループとして一層の飛躍を目指す。

会見要旨 後藤氏「数字にこだわる」

 記者会見の主なやりとりは次の通り。

―古森会長は社長やCEOを計21年間務め、
 企業価値を高めた一方「長すぎる」との声もありました。

古森会長
 結果として長くなった。すべきことが多い中、誰がやるのが良いかと考え、自分が続けた。気力、知力もそう衰えたとは思わない。

助野社長
 ガバナンスの観点で取締役会の役割が重要になる中、活性化するのが私の役割。古森氏は取締役からは外れる。(最高顧問として)節目節目でアドバイスをもらえると期待している。

―悔しかったことは。

古森会長
 やはり米ゼロックス(の買収案件)。ゼロックスから言い出したことだが、株主の要求で合理的ではない買収価格を突きつけてきた。

―今後の経営スタイルは。
 富士フイルムHDをどのような会社にしたいと思いますか。

後藤次期社長
 粘り強く、結果を数字で出すことに今後もこだわる。古森会長の側で、経営者として真剣勝負する姿勢を学んできた。富士フイルムの競争力の源泉は技術力と研究開発力。ヘルスケア領域に限らず、第5世代通信(5G)、脱炭素、自動運転といった分野で当社が貢献できる余地はまだある。

ヘルスケア、持続的成長へ
米英深耕 / 画像診断+AI


 日立の画像診断事業の買収が31日完了し、富士フイルムヘルスケア(千葉県柏市)が事業を承継した。「当社の世界最先端の人工知能(AI)、画像処理技術と日立の画像診断機器を組み合わせる」(古森会長)方針で、診断支援、治療予測などの精度を高めるのが狙いだ。
 一方、CDMO事業では、英国や米国で設備投資の動きが活発だ。英国拠点では細胞培養タンクや生産ラインを増設する。さらに2000億円を投じて米国に大型製造拠点を新設することを決め、25年春の稼働を目指す。設備の拡充で持続的な成長につなげる。

「第2の創業」実現 「本業失う」も強気失わず

 古森会長は何を思い、「第2の創業」を実現したのか。過去の発言をひもとく。

古森会長
 私は経営者としてとても幸せだ。本業を失うという機会にめぐり合える経営者は、そうはいないから。

 社長に就任した頃、同社の祖業である写真フィルム事業は利益の3分の2を稼ぐ屋台骨だったが、急速なデジタル化の進展でわずか数年で赤字に転落。この状況を打開するため、同社は自社の保有する技術や文化、ブランドを徹底的に活用し、一層の多角化を進めた。危機から売上高2兆円超のリーディングカンパニーへの変革は経営の醍醐味(だいごみ)だ。
 時代の波に乗って、デジタルカメラ事業を拡大したほか、アジアなどで事務機器事業を成長させた。写真フィルムで培った素材技術は、液晶パネル材料などの高機能材料、メディカル、化粧品など、さまざまな形で花開いていった。「蓄積した技術力だけでなく、新たなことに挑戦し続けてきた企業文化も強みだ」と目を細めて語ることもあった。
 構造改革や大型買収を実行する姿勢は強気で豪腕そのもの。その裏には、「リーダーが負けたら会社は終わり。業態転換に取り組んだ社長時代は絶対に間違えない、負けないと必死だった。神様のように正しい判断ができたらどんなに良いかとすら思った」という強い思いがあった。
 数ある挑戦の中には悔しい敗北もある。16年に東芝の医療機器事業の買収でキヤノンと争い、買収価格が当初から大幅に引き上げられ、断念した。18年の米ゼロックスへの買収提案も、ゼロックス株主の反対で実現しなかった。
 だが、そのまま諦めはしなかった。19年に日立製作所の画像診断事業の買収を決め、富士ゼロックスは完全子会社化した。当初のもくろみと形は違えど、成長の柱であるヘルスケアと安定収益基盤の事務機器の強化を実現した。古森会長はリーダーに必要な資質を「まず社会や会社に対する使命感」と語る。後藤次期社長に富士フイルムHDの新たな成長を託す。

日刊工業新聞2021年4月1日

出典)上記、『ニュースイッチ by 日刊工業新聞社』
    2021年4月2日 AM 付配信より

▽『ニュースイッチ by 日刊工業新聞社』 2020年1月5日 AM 付配信
 スクリーンショットは2022年8月15日 18:30 現在のものです。
 事業がフィルムに留まらないけど、社名変えないのですか?
 富士フイルムHD社長の答え
 富士フイルムホールディングス社長・助野健児氏インタビュー
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 (c)日刊工業新聞

 関連ニュース)
  『ニュースイッチ by 日刊工業新聞社』 2020年1月5日 AM 付配信
  事業がフィルムに留まらないけど、社名変えないのですか?
  富士フイルムHD社長の答え
  富士フイルムホールディングス社長・助野健児氏インタビュー
  https://newswitch.jp/p/20637
富士フイルムホールディングス社長
助野健児氏インタビュー

―2020年度は新たな中期経営計画が始まります。

 「19年は『収益力を向上する製品群』『成長を加速する製品群』『将来の核となる製品群を作るための投資』に経営資源を傾斜配分した。トレンドがどう変わるか、何をしないといけないかを明確にし、次の中期経営計画を策定する。将来の核になる事業、我々の技術やノウハウを生かせる分野において、早く事業拡大するためのピースがあれば、M&A(合併・買収)についても考える価値はある。特にヘルスケア分野は伸びるポテンシャルがある」

―人工知能(AI)を用いた開発を進めています。

 「画像診断などの支援システム『レイリ』、インフラ画像診断サービス『ひびみっけ』、画像解析によるアルバム自動作成といった事例は出ている。さらに商品も出していく。将来のAI技術者育成にも取り組んでいる」

―デジタルカメラ事業の見通しは。

 「スマートフォンで手軽に写真が撮れるようになった点では厳しい。ただミラーレス市場は伸びており、『良い写真を撮りたい』というニーズは高まっている。高画素など差別化した製品を出していけば、まだまだ売ることができる。写真事業を総合的に手がけているのは当社のみであり、写真の楽しみ方を伝えるのは使命だ

―ヘルスケア事業で19年度見込みで5200億円の売上高を、
 20年代半ばに1兆円にする目標を掲げました。

 「売上高の3割をヘルスケア事業が占めるようになる。営業利益率を早く10%以上にしたい。診断分野では日立製作所の画像診断関連事業を買収したことで、製品ラインアップが整った。治療分野で我々の強みを生かせるのは開発・製造受託(CDMO)とリポソームであり、積極的に投資している」

―事業が“フィルム”に留まらなくなっています。
 社名変更は検討しないのですか。

 「“富士フイルム”がブランドとなっている。ただ海外では、当社が再生医療やCDMOをやっていることがあまり知られていない。ブランドは変えず、会社の内容をアピールしたい」

【記者の目 / “3兆円企業”実現へ布石】

 19年後半は富士ゼロックスの完全子会社化、日立製作所からの画像診断関連事業の買収と、大型案件が相次いだ。20年は米国の新たな半導体材料生産拠点が稼働予定。収益力向上によるドキュメント事業の成長も見込む。変化を作り出す“3兆円企業”の実現に向けた布石を打つ1年になりそうだ。

(江上佑美子)

日刊工業新聞2020年1月1日

出典)上記、『ニュースイッチ by 日刊工業新聞社』
    2020年1月5日 AM 付配信より

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