2022年10月21日

【東武東上線と直通運転予定】東急新横浜線および相鉄新横浜線の運賃が認可&新空港線(通称「蒲蒲線」)の整備主体となる第三セクター「羽田エアポートライン株式会社」設立

  【東武東上線と直通運転予定】
  東急新横浜線および相鉄新横浜線の運賃が認可

▽『Yahoo!ニュース』 2022年10月21日 17:02 付配信
 スクリーンショットは2022年10月21日 20:48 現在のものです。
 東急渋谷から相鉄線までいくら?
 直通線の運賃認可 色々上乗せ“加算運賃”(乗りものニュース)
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 (c)Yahoo!ニュース / メディア・ヴァーグ

 関連リンク)
  『Yahoo!ニュース』 2022年10月21日 17:02 付配信
  東急渋谷から相鉄線までいくら?
  直通線の運賃認可 色々上乗せ“加算運賃”(乗りものニュース)
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相鉄・東急直通線の運賃認可

 相模鉄道と東急電鉄は2022年10月21日、翌年3月開業の相鉄・東急直通線を構成する相鉄新横浜線、東急新横浜線について、申請していた運賃が認可されたと発表しました。
 東急は、新横浜線のうち新綱島〜新横浜間に加算運賃を設定。同区間あるいは他区間をまたぐ1乗車につき70円が加算されます(日吉〜新綱島は加算運賃適用外)。
 相鉄は、相鉄新横浜線として開業する新横浜〜羽沢横浜国大間に、加算運賃として40円を設定。羽沢横浜国大駅から相鉄本線の西谷駅までの区間は、2019年の相鉄・JR直通線開業時に30円が設定されています。
 つまり、東急東横線から相鉄線まで直通する区間の加算運賃は、合計で140円。さらに直通線が開業する3月頃には、東急は全体での運賃改定、相鉄は「鉄道駅バリアフリー料金」として1回あたり10円の徴収を予定しています。
 これらを総合すると、渋谷駅から各駅までの運賃は次の通り(大人普通、IC運賃)。

●渋谷駅から
・新横浜まで:358円
・二俣川まで:637円
・海老名まで:752円
・湘南台まで:791円

乗りものニュース編集部

出典)上記、『Yahoo!ニュース』 2022年10月21日 17:02 付配信より

▽『東急電鉄株式会社』 (公式)
 2022年10月21日付公開「ニュースリリース」の写し。
 2023年3月開業予定の東急新横浜線の
 旅客運賃設定に係る申請が認可されました(PDFはこちら
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 (c)東急電鉄

 関連リンク)
  『東急電鉄株式会社』 (公式)
  2022年10月21日付公開「ニュースリリース」
  2023年3月開業予定の東急新横浜線の
  旅客運賃設定に係る申請が認可されました
  https://www.tokyu.co.jp/company/news/list/Pid=post_454.html
  (PDFはこちら
2022年10月21日

2023年3月開業予定の東急新横浜線の
旅客運賃設定に係る申請が認可されました

東急電鉄株式会社

 当社は、2023年3月開業予定の東急新横浜線(相鉄・東急直通線の新横浜駅〜日吉駅、営業キロ5.8km)の一部区間の旅客運賃について、2022年8月9日(火)に認可申請を行いましたが、本日、国土交通大臣より認可されました。
 主な認可内容は、以下の通りです。

<主な認可内容>

(1)運賃の設定内容

 新線建設などにかかった設備投資費用の一部をお客さまにご負担いただくため、東急新横浜線新横浜駅〜新綱島駅の区間、または同区間と他の区間とにまたがって乗車する場合には、基本運賃に加えて、以下のとおり加算運賃を設定します。

【加算運賃の金額】
・普通旅客運賃(大人) 70円
・通勤定期旅客運賃(大人1か月) 2,620円
・通学定期旅客運賃(大人1か月) 970円

(2)加算運賃の設定区間

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 新綱島駅は、東横線の綱島駅と非常に近接した位置関係にあるため、両駅から東横線・目黒線方面への運賃が同額となるように設定しています。また定期券についても、ご利用のお客さまの利便性を考慮し、東急新横浜線の開業にあわせて、以下のような取扱いを適用します。

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@日吉駅〜新綱島駅間を含む定期券をお持ちのお客さまは綱島駅でも乗降が可能
A日吉駅〜綱島駅間を含む定期券をお持ちのお客さまは新綱島駅でも乗降が可能

(3)実施日

 開業日(2023年3月)から実施

出典)上記、『東急電鉄株式会社』 (公式)』
    2022年10月21日付公開「ニュースリリース」より

▽『相鉄グループ』 (公式)
 2022年10月21日付公開「プレスリリース」
 相鉄・東急直通線の運賃認可について 【相模鉄道】
 (PDFはこちら
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 (c)相模鉄道

 関連リンク)
  『相鉄グループ』 (公式)
  2022年10月21日付公開「プレスリリース」
  相鉄・東急直通線の運賃認可について 【相模鉄道】
  https://www.sotetsu.co.jp/pressrelease/train/r22-153/
  (PDFはこちら
2022年10月21日

電車 相鉄・東急直通線の運賃認可について 【相模鉄道】

相模鉄道株式会社

 相鉄グループの相模鉄道梶i本社・横浜市西区、社長・千原 広司)では、2023年3月開業予定の相鉄・東急直通線(相鉄新横浜線*1 羽沢横浜国大駅〜新横浜駅、営業キロ4.2km)に設定する加算運賃を、2022年8月9日に国土交通大臣に対して認可申請しておりましたが、本日(10月21日)、申請どおりに認可されましたのでお知らせします。

1. 認可された運賃の概要

(1)認可日
 2022年10月21日(金)

(2)加算運賃の上限設定
 相鉄新横浜線 羽沢横浜国大駅〜新横浜駅の区間、または同区間と他の区間とにまたがって乗車される場合の加算運賃が以下のとおり認可されました。

・普通旅客運賃 40円
・通勤定期旅客運賃(1カ月) 1,520円
・通学定期旅客運賃(1カ月) 580円

*1 
 相鉄新横浜線は、西谷駅-新横浜駅間の6.3kmを指しますが、
 西谷駅〜羽沢横浜国大駅間の2.1kmは、
 2019年11月の相鉄・JR直通線開業時に営業運転を開始しています。

【今回の加算運賃設定区間】

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※加算運賃は、新線建設などにかかった設備投資費用の一部
 をお客さまにご負担いただくため、相鉄・東急直通線利用の
 基本運賃に一定の金額を加算するものです。

(3)実施運賃の設定について
 相鉄・東急直通線の実施運賃は、上限認可運賃を適用します。
※相鉄・東急直通線にご乗車いただく場合の運賃は、
 基本運賃に加算運賃を加えたものとなります。

(4)実施予定日
 2023年3月

2. その他

 相鉄・東急直通線の開業日や運行ダイヤなどの詳細は、
 決定次第、お知らせします。

3. お問い合わせ

相鉄お客様センター
 電話045-319-2111
 平日9:00〜19:00、土休日9:00〜17:00
 定休日 年末年始〔2022年12月30日(金)〜2023年1月3日(火)〕

出典)上記、『相鉄グループ』 (公式)
    2022年10月21日付公開「プレスリリース」より

  【東武東上線と直通運転予定】
  新空港線(通称「蒲蒲線」)の整備主体となる第三セクター
  「羽田エアポートライン株式会社」設立

▽『鉄道チャンネル』 2022年10月21日付配信
 スクリーンショットは2022年10月21日17:38 現在のものです。
 新空港線整備に向けて三セク「羽田エアポートライン株式会社」設立
 大田区&東急電鉄発表
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 (c)エキスプレス

 関連ニュース)
  『鉄道チャンネル』 2022年10月21日付配信
  新空港線整備に向けて三セク「羽田エアポートライン株式会社」設立
  大田区&東急電鉄発表
  https://tetsudo-ch.com/12788074.html
 大田区と東急電鉄は2022年10月21日、新空港線(通称「蒲蒲線」)の整備主体となる第三セクター発起人として、2022年10月14日に羽田エアポートライン株式会社を設立したと発表しました。
 資本金は2億9500万円、出資比率は大田区が61%、東急電鉄が39%です。代表取締役社長には大田区副区長である玉川一二氏が就任しました。
 新空港線(蒲蒲線)は東急多摩川線を延伸して京急空港線に接続するプロジェクト。約800メートル離れている東急の蒲田駅と京急蒲田駅を地下路線で結び、羽田空港へ乗り入れるという計画です。
 東急多摩川線の矢口渡駅から地下へもぐり、東急の蒲田駅、京急蒲田駅を経て大鳥居駅まで向かう構想ですが、東急多摩川線は狭軌(1067ミリ)、京急空港線は標準軌(1435ミリ)と軌間が異なるため、直接乗り入れるには三線軌条化やフリーゲージトレインの開発などが必要となります。
 そこで、矢口渡駅〜京急蒲田駅間を第1期事業と位置付けて先行整備し、まずは京急蒲田駅と接続することで京急空港線と乗り換えられるようにします。大田区と東急電鉄は今後、新空港線の事業化に向けて、羽田エアポートライン株式会社を中心に同区間の検討の深度化を進めていくとしています。
 先行整備のメリットとして、交通政策審議会の『東京圏における今後の都市鉄道のあり方について』(第198号答申)では、「JR京浜東北線、東急多摩川線及び東急池上線の蒲田駅と京急蒲田駅間のミッシングリンクを解消し、早期の事業効果の発現が可能である」とされています。
 また、東急東横線などとの相互直通運転を通じて、国際競争力強化の拠点である渋谷、新宿、池袋などや東京都北西部・埼玉県南西部と羽田空港とのアクセス利便性向上も見込まれます。

<鉄道チャンネル 関連記事>
 新空港線実現に大きな一歩
 大田区と東京都の事業費負担割合まとまる 2030年代開業目指す
 https://tetsudo-ch.com/12473996.html 
 JR東、東急、京急が3社競演
 プロジェクト目白押しの羽田空港鉄道アクセス
 工事着手などに向け準備着々【コラム】
 https://tetsudo-ch.com/12417162.html

出典)上記、『鉄道チャンネル』 2022年10月21日付配信より

▽『東急電鉄株式会社』 (公式)
 2022年10月21日付公開「お知らせ」の写し。
 大田区と東急電鉄株式会社は新空港線整備に向けて
 第三セクター(商号:羽田エアポートライン株式会社)を
 設立しました(PDFはこちら
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 (c)東急電鉄

 関連リンク)
  『東急電鉄株式会社』 (公式)
  2022年10月21日付公開「ニュースリリース」
  大田区と東急電鉄株式会社は新空港線整備に向けて
  第三セクター(商号:羽田エアポートライン株式会社)を設立しました
  (PDFはこちら
2022年10月21日

2022年10月21日 大田区と東急電鉄株式会社は新空港線整備に向けて
第三セクター(商号:羽田エアポートライン株式会社)を設立しました

大田区
東急電鉄株式会社

 大田区(区長 松原忠義)と東急電鉄株式会社(取締役社長 福田誠一)は、新空港線の整備主体となる第三セクターの発起人として 2022年10月14日に羽田エアポートライン株式会社を設立しました。
 今後、新空港線の事業化に向けて、羽田エアポートライン株式会社が中心となって矢口渡〜京急蒲田間の検討の深度化を進めていきます。

■第三セクターの会社概要

○ 商 号 羽田エアポートライン株式会社
○ 設立年月日 2022年10月14日
○ 代表取締役社長 玉川 一二(大田区副区長)
○ 事業内容 鉄道事業法に基づく第三種鉄道事業 ほか
○ 資 本 金 295,000,000 円
○ 出資比率 大田区:61% / 東急電鉄株式会社:39%

■新空港線の概要

 交通政策審議会の 『東京圏における今後の都市鉄道のあり方について(平成28年4月20日付 第198号答申)』 において新空港線の新設(矢口渡〜蒲田〜京急蒲田〜大鳥居)は、以下の意義が答申されたものです。

・矢口渡から京急蒲田までの先行整備により、JR京浜東北線、
  東急多摩川線及び東急池上線の蒲田駅と京急蒲田駅間の
  ミッシングリンクを解消し、早期の事業効果の発現が可能。
・東急東横線、東京メトロ副都心線、東武東上線、西武池袋線
  との相互直通運転を通じて、国際競争力強化の拠点である
  渋谷、新宿、池袋等や東京都北西部・埼玉県南西部と
  羽田空港とのアクセス利便性が向上。

▽交通政策審議会第198号答申から抜粋した路線図。
221021_tokyu_news-1_301.JPG
▽第三セクター設立に関する協定書の調印式。
221021_tokyu_news-1_302.JPG

出典)上記、『東急電鉄株式会社』 (公式)』
    2022年10月21日付公開「ニュースリリース」より

*次の記事は、当ブログの
 2022年6月6日付記事の一部を再編集し再掲載したものです。


▽『大田区公式サイト』
 「新空港線(蒲蒲線)の事業計画(案)概要」 より、
 「計画の全体像」 画像の写し(公開は終了されたようです)。
 「新空港線は東急多摩川線矢口渡駅付近から同線を地下化し東急蒲田駅(地下)、
 京急蒲田駅(地下)を通り、大鳥居駅の手前で京急空港線に乗り入れる計画です」
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 (c)大田区 〔当ブログ管理人注:説明中の「京急蒲田線」は「京急空港線」です〕

▽『大田区公式サイト』 より
 新空港線「蒲蒲線」整備事業のPRパンフレット
 「つながり はばたけ 新空港線(蒲蒲線)」 の写し(PDFはこちら
210401_kamakama-line_panfu-1.JPG
△「大田区まちづくり推進部都市計画課」作成の本整備事業のPRパンフレット表紙。
▽東急多摩川線(旧、目蒲線)の電車は3両編成で、東急池上線との共通運用です。
 「新空港線(蒲蒲線)」蒲田駅の地下ホームに直通するのは池袋・渋谷駅方面から
 の8・10両編成の速達列車。多摩川〜蒲田駅間を往復する各駅停車は3両編成
 のまま、連絡線経由で従来通り蒲田駅の地上ホームにて発着するのでしょうか?
210401_kamakama-line_panfu-2.JPG
▽4頁目の路線図のデザインが超天才的(>▽<)!東武東上線からの直通電車が
 羽田空港目指し一直線にまっしぐら!「事業費用の地方負担の割合について東京
 都が3割、大田区が7割で合意」との今回の報道ですが東武鉄道さんや東上線の
 沿線自治体との関係については触れられていません。東京メトロ副都心線は当初
 羽田空港への延伸も検討されていましたが、もう40年以上も前の話し。大田区の
 公式サイトの情報で「新空港線(蒲蒲線)」は東上線直通の10両編成の電車にも
 駅のホーム長を対応させるようです。半世紀以上時を経て空港アクセス実現です。 
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▽羽田空港と蒲田・京急蒲田両駅さらに東武東上線の川越・川越市駅、西武池袋線
 の所沢駅とが直結!2016年2月20日には西武新宿線本川越駅の西口が開設し
 東武東上線の川越市駅と徒歩5分(約350m)で乗り換えできるようになりました!
 約350mという距離はJR東海道新幹線の駅のホームの長さよりちょっと短いです。
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 (c)大田区まちづくり推進部都市計画課

▽「新空港線(蒲蒲線)構想の想定ルート図」 画像の写し。
 上のパンフレット「つながり はばたけ 新空港線(蒲蒲線)」4頁目掲載の路線図
 は池袋駅から羽田空港まで一直線ですが、次の路線図では羽田空港を出た時点
 で進路は大きくカーブを描いています。多分これ位は誤差の範囲内なのでしょう?
 なお、京急空港線の羽田空港国際線ターミナル駅は羽田空港第3ターミナル駅に、
 羽田空港国内線ターミナル駅は羽田空港第1・第2ターミナル駅に改称されました。
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 (c)大田区

▽【ご参考】 2022年5月16日付記事より再掲載。
 『鉄道ネットワークの拡充 東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転』の写し。
 羽田空港へとアクセスする東急・京急接続「新空港線(蒲蒲線)」もぼんやりと記載。
211022_tokyu-network_302.jpg
 (c)東急電鉄

 関連リンク集)
  『大田区公式サイト』
  新空港線(蒲蒲線)整備促進事業
  (こちらをクリック)
  新空港線(蒲蒲線)整備促進事業 に向け、大きな一歩を踏み出しました!
  (こちらをクリック)
  新空港線(蒲蒲線)の事業計画(案)概要
  (事業計画案、事業費、費用便益比等)
  (公開は終了されたようです
  新空港線「蒲蒲線」整備事業のPRパンフレット
  「つながり はばたけ 新空港線(蒲蒲線)」
  (こちらをクリック) (PDFはこちら


*ここまでの記事は、次の当ブログの
 2022年6月6日付記事の一部を再編集し再掲載しました。

 関連記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2022年6月6日付記事
  【速報】
  新横浜方面行きだけでなく
  羽田空港方面行きも東武東上線に登場? 
  東急・京急接続「新空港線(蒲蒲線)」
  地方負担の割合について東京都と大田区とが合意
  【2035年開業を目指す】
posted by 安瑠芭夢驛(アルバムステーション) 吉 川 写 真 店 at 21:15| 旅のヒント