2023年07月26日

【速報】東武東上線とも直通運転している東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線における有料座席指定サービス「Q SEAT」の詳細と開始日が東急電鉄さんから本日2023年7月26日に発表されました【2023年8月10日(木)より開始】

  【速報】
  東武東上線とも直通運転している
  東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線における
  有料座席指定サービス「Q SEAT」の詳細と開始日が
  東急電鉄さんから本日2023年7月26日に発表されました
  【2023年8月10日(木)より開始】

2023年8月10日(木)より開始される東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線の
有料座席指定サービス「Q SEAT」について本日、2023年7月26日に東急電鉄さん
から 『時刻表』 が発表されました。運行は平日夜の渋谷駅発「急行」元町・中華街駅
行きが5本。既存の「急行」での「Q SEAT」開始になるのでダイヤ改正はありません。

詳細は次の通りです。

▽『東急電鉄株式会社』 (公式)
 東横線有料座席指定サービス「Q SEAT(シート)」 より抜粋。
  こんな方におすすめのサービスです。
  ・帰宅ラッシュを避けてゆったりとした空間で帰宅
  ・仕事を頑張った自分にご褒美。ほっと一息で明日に向けてリフレッシュ
  ・お子様とおでかけした帰りに、疲れたお子様はぐっすり夢の中へ
 『「Q SEAT」(4・5号車)時刻表』(東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線)
 運行本数:平日 渋谷駅発 元町・中華街駅行き 5本 / 日
 運行区間:東横線 渋谷駅〜みなとみらい線 元町・中華街駅(種別:急行)
 サービス区間:
 【有料座席指定サービス乗車・降車可能区間】渋谷駅〜菊名駅
 【フリー乗降区間】横浜駅〜元町・中華街駅
 指定料金:500円(大人・小児一律)
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 (c)東急電鉄

 関連リンク)
  『東急電鉄株式会社』 (公式)
  東横線有料座席指定サービス「Q SEAT(シート)」

▽『東急電鉄株式会社』 (公式)
 2023年7月26日付公開「ニュースリリース」 PDF資料の写し(PDFはこちら)。
 2023年8月10日(木)より、
 東横線で有料座席指定サービス「Q SEAT」を開始します
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△『「Q SEAT」(4・5号車)時刻表』(東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線)
 運行本数:平日 渋谷駅発 元町・中華街駅行き 5本 / 日
 運行区間:東横線 渋谷駅〜みなとみらい線 元町・中華街駅(種別:急行)
▽サービス区間:
 【有料座席指定サービス乗車・降車可能区間】渋谷駅〜菊名駅
 【フリー乗降区間】横浜駅〜元町・中華街駅
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▽「Q SEAT」(4・5号車)クロスシート状態 内観写真
 指定料金:500円(大人・小児一律)
 ※「Q SEAT」ご利用には列車指定券のほかに、
  別途定期券などの乗車券が必要となります。
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 (c)東急電鉄

▽『東急電鉄株式会社』 (公式)
 2023年7月26日付公開「ニュースリリース」(PDFはこちら
 2023年8月10日(木)より、
 東横線で有料座席指定サービス「Q SEAT」を開始します
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 (c)東急電鉄

 関連リンク)
  『東急電鉄株式会社』 (公式)
  東横線有料座席指定サービス「Q SEAT(シート)」
  https://www.tokyu.co.jp/railway/ticket/types/q_seat/ty.html
  2023年7月26日付公開「ニュースリリース」(PDFはこちら
  2023年8月10日(木)より、
  東横線で有料座席指定サービス「Q SEAT」を開始します
  https://www.tokyu.co.jp/company/news/list/Pid=post_509.html
  『PR TIMES|プレスリリース・ニュースリリースNo.1配信サービス』
  2023年7月26日 14:00 付配信「東急のプレスリリース」
  2023年8月10日(木)より、
  東横線で有料座席指定サービス「Q SEAT」を開始します
  https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000861.000010686.html
2023年7月26日

2023年8月10日(木)より、 
東横線で有料座席指定サービス「Q SEAT」を開始します

東急電鉄株式会社

 当社は、有料座席指定サービス「Q SEAT」(以下、本サービス)を、東横線で2023年8月10日(木)から開始します。
 当社は中期事業戦略で掲げている「都市交通における快適性の向上と課題の解決」を目指し、交通アクセスの改善のために2023年3月の東急新横浜線開業、車内空間の快適化のために目黒線8両化などに取り組んできました。今般、車内空間のさらなる快適化を実現するために、ご利用のお客さまが多く、着席ニーズの高い東横線で本サービスの提供を開始します。
 本サービスは、2018年12月から大井町線で開始し、平日夜帰宅ラッシュ時に多くのお客さまからご利用をいただいています。第2弾となる東横線では、平日夜の最混雑時間帯を避けた19:30以降の時間帯にサービスを提供します。本サービスを利用することで、ゆったりとした座席で読書の時間を過ごす、車内Wi-Fiを利用してパソコンなどでの作業時間に活用するなど、通勤時間を快適に、お客さまの自由な時間に有効活用していただけます。
 本サービスは、運行している5050系(10両編成)のうち、一部列車の4・5号車の座席を、ロングシートからクロスシートに転換し、急行列車として、渋谷発 元町・中華街行きで運行します。 既存車両よりも広い座席、電源コンセントとカップホルダーを設置しているほか、車内Wi-Fiサービスを無料でご利用いただけます。
 今後も、お客さまへのアンケートや利用動向を踏まえて、運行本数の見直しなどの継続的なサービス向上に取り組み、より利便性・快適性の高いサービスの実現を目指します。
 詳細はPDFのとおりです。

出典)上記、『東急電鉄株式会社』 (公式)
    2023年7月26日付公開「ニュースリリース」より

2023年8月10日(木)より開始される東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線の
有料座席指定サービス「Q SEAT」について本日、2023年7月26日に東急電鉄さん
から 『時刻表』 が発表されました。運行は平日夜の渋谷駅発「急行」元町・中華街駅
行きが5本。既存の「急行」での「Q SEAT」開始になるのでダイヤ改正はありません。

なお、気になる料金ですが
指定料金:500円(大人・小児一律)」とのこと。
   ↑ 
 リーズナブルですね(@▽@)♪

 リーズナブルですね(@▽@)♪
 リーズナブルですね(@▽@)♪

リーズナブルな(妥当な)料金だと思うのですが
気になる方は色いろ比較検証してみてください。
   ↓
 ご参考リンク)
  『東急電鉄』 (公式)
  指定券 S-TRAIN(Sトレイン)
  https://www.tokyu.co.jp/railway/ticket/types/s_train/

 ご参考リンク)
  『東武鉄道公式サイト』
  TJライナーのご案内
   座席指定券を購入してゆったり座れる
   人と環境にやさしい次世代型通勤・通学車両
  https://www.tobu.co.jp/railway/tj/

「Q SEAT」車両を4・5号車に組み込んだ10両編成は現在4本、東急東横線に就役
しています。2023年8月10日の「Q SEAT」サービス開始に際しては、それら4本の
うち予備の1本を除いた3本が当該「急行」の運用(ローテーション)に就く見通しです。

*次の記事は、
 当ブログの2023年5月7日付記事を再編集し、再掲載したものです。


  【続報】
  東武東上線とも直通運転している東急東横線における
  「Q SEAT(シート)」有料着席サービス車両組み込み編成が
  2023年5月中にすべて営業運転に入る見通しが立ちました
  【平日夜の渋谷発元町・中華街行「急行」で毎時2本位か?】

先日2023年5月3日頃東急電鉄さんで準備が進められている東急東横線における
「Q SEAT(シート)」有料着席サービス車両組み込み予定の4編成のうち最後の4編
成目の工事が完了し東急線内でその試運転が行われたそうです(詳細発表は未定)。
営業運転には、2023年5月9日頃から入っているようです(2023年5月10日追記)

すでに営業運転に入っている「Q SEAT(シート)」有料着席サービス車両組み込み済
みの3編成については以前から東武東上線への直通運転列車の運用にも充当されて
いて、例えば土休日運転の相鉄本線海老名駅5:14発東上線小川町駅7:39着速達
列車(営業距離115.4km)にも現時点ではロングシートで使用される場合があります。
〔↓後半へ続く〕

2022年10月21日付記事より再編集し再掲載。
 『東急電鉄株式会社』 (公式)
 2022年10月21日付公開「お知らせ」より画像の写し。
 【再掲】東横線におけるロング・クロス転換車両の導入について
 〜 一般車両としての運転開始日について 〜 (PDFはこちら
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 (c)東急電鉄

 関連リンク)
  『東急電鉄株式会社』 (公式)
  2022年10月21日付公開「お知らせ」
  【再掲】東横線におけるロング・クロス転換車両の導入について
  〜 一般車両としての運転開始日について 〜 (PDFはこちら
 東横線における「Q SEAT」サービス(有料着席サービス)は、2023年度以降に開始する予定ですが、本車両の1編成目は、2022年10月24日に一般車両として運転を開始いたします。2編成目以降は2023年2月以降に順次、運転の開始を予定しています。
 「Q SEAT」サービス開始までは、ロングシートにて一般車両として運転をいたします。
 ※一部の10両編成のうち、4号車・5号車がロング・クロス転換車両です。
 ※4号車・5号車には、「Q SEAT」の車体ラッピングを行います。

 「Q SEAT」サービスの内容および開始時期(運行区間・運行種別・料金体系・購入方法等)は、改めてお知らせいたします。

出典)上記、『東急電鉄株式会社』 (公式)』
    2022年10月21日付公開「お知らせ」より

『Q SEAT』 サービスの内容および開始時期(運行区間・運行種別・料金体系・購入
方法等)は、改めてお知らせいたします。
   ↓
2023年5月10日現在、未発表です。

2022年10月21日付記事より再編集し再掲載。
 『鉄道ホビダス』(Rail Magazine)
 2022年8月6日 PM 配信のスクリーンショット。
 東横線に真っ赤な「Q SEAT」車登場…! しかも10両中2両!
 「東急電鉄では、東横線にロング・クロス転換車両による有料着席サービス
 『Q SEAT』を2023年度以降に導入することになり本日その専用車両が報道公開さ
 れました」(取材日:2022年8月6日 場所:東急電鉄 長津田車両工場併設検車区)
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▽車内は大井町線「Q SEAT」準拠。コンセントが東武東上線直通時も使えたら便利。
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 (c)ネコ・パブリッシング

 関連ニュース)
  『鉄道ホビダス』(Rail Magazine) 2022年8月6日 PM 配信
  東横線に真っ赤な「Q SEAT」車登場…! しかも10両中2両!
  https://rail.hobidas.com/feature/410169/

 関連記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2022年10月21日付記事
  【続報】
  東急電鉄さんから
  東武東上線とも直通運転している東急東横線における
  「Q SEAT(シート)」サービス車両として2023年度以降に
  運用するためのロング・クロス転換車両の導入について
  一般車両としての運転開始日(2022年10月24日)に関する
  正式発表がありました!
  http://poppop.sblo.jp/article/189881302.html

〔↓前半からの続き〕
すでに営業運転に入っている「Q SEAT(シート)」有料着席サービス車両組み込み済
みの3編成については以前から東武東上線への直通運転列車の運用にも充当されて
いて、例えば土休日運転の相鉄本線海老名駅5:14発東上線小川町駅7:39着速達
列車(営業距離115.4km)にもロングシート状態でですが使用される場合があります。
この折り返しは東上線小川町駅7:59発横浜高速鉄道みなとみらい線元町・中華街駅
10:01着の速達列車「Fライナー」の運用に充当されます。その後、元町・中華街駅と
東京メトロ副都心線和光市駅との間を「急行」(副都心線内は「普通」)列車として2.5
往復し、夜は相鉄いずみ野線湘南台駅19:20発東上線川越市駅21:32着の列車(
東急線内「急行」)になります。最後は、東上線川越市駅22:02発東急東横線武蔵小
杉駅23:25着の列車(東急線内「急行」)になり到着後車庫へ戻るスケジュールです。
いずみ野線湘南台駅19:20発東上線川越市駅21:32着の列車は途中東急新横浜
線新横浜駅19:55発で、JR東海道・山陽新幹線博多駅15:00発(新横浜駅19:37
着)「のぞみ40号」(定期列車)からの乗り換えが可能です。「Q SEAT(シート)」有料
着席サービスが提供されれば快適でしょう。江ノ島方面観光の帰路も座って帰れます。

 関連記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2023年5月3日付記事
  【東海道・山陽新幹線ダイレクトアクセス】&
  【湘南台駅とダイレクトアクセス】
  2023年3月18日(土)の
  東武東上線、越生線のダイヤ改正から1か月半経ちました
  【越生への東海道新幹線でお帰りプラン】&
  【越生への片瀬江ノ島からのお帰りプラン】

プラン(上記、2023年5月3日付記事より) <2023年3月18日改正>
 新大阪〜新横浜〜越生 土休日夕方〜夜(2023年4〜6月現在)
 JR東海道・山陽新幹線「のぞみ40号」(定期列車)から新横浜駅乗り換え

 片道所要時間 4時間37分 (乗り換え3回)
 片道運賃合計 15,590円 (きっぷ 9,780円+新幹線指定席 5,810円)
  JR東海   新大阪〜新横浜 8,580円 (新幹線指定席 5,810円)
  東急電鉄  新横浜〜渋谷 360円
  東京メトロ 渋谷〜和光市 300円
  東武鉄道  和光市〜越生 540円 (TJライナー ふじみ野から乗車の場合無料)

  新 大 阪  17:30発 JR東海道・山陽新幹線「のぞみ40号」 博多15:00発
  新 横 浜  19:37着 (↓乗り換え18分、徒歩約10分、↓比較的着席しやすい
       19:55発 東急新横浜線〜東横線「急行」 湘南台19:20発
  渋  谷 20:22着 (↓途中経由駅、乗り換え不要)
       20:23発 東京メトロ副都心線「普通」 川越市行
  池  袋 20:39着 (↓途中経由駅)
       20:40発
  和 光 市  21:00着 (↓途中経由駅、乗り換え不要)
       21:01発 東武東上線「普通」 川越市行 川越市21:32着
  ふじみ野  21:17着 (↓乗り換え5分、同じホームの反対側、↓着席しやすい
       21:22発 東武東上線「TJライナー17号」 池袋21:00発 小川町行
  川 越 市  21:29着 (↓途中経由駅)
       21:30発
  坂  戸 21:37着 (↓乗り換え11分、隣りのホーム)
  参〔小 川 町  22:01着 (↓乗り換え4分、隣りのホーム)〕
  参〔小 川 町  22:05発 東武東上線「普通」 寄居行〕
  参〔東武竹沢 22:08着 (↓途中経由駅)〕
  参〔寄  居 22:21着〕
  坂  戸 21:48発 東武越生線「普通」 越生行
  越  生 22:07着

東武東上線と相鉄各線とを直通運転できるのは搭載されている保安システムなどの
仕様の関係で現時点では東急東横線所属の10両編成の車両だけですから土休日
はこの区間でロングシート状態の「Q SEAT(シート)」有料着席サービス車両に乗車
する機会が増えたと思います。関西方面や江ノ島、鎌倉方面のお出かけの行き帰り
に「Q SEAT(シート)」有料着席サービスを利用できたらと思うのですがどうでしょう?
もっとも2018年12月14日から実施中の東急大井町線の「Q SEAT(シート)」営業
は平日の夕方以降の下り列車のみなので東横線も同様の営業形態になりそうです。

平日に「Q SEAT(シート)」有料着席サービスが提供される列車は、ある程度見当が
つけられます。東急東横線渋谷駅〜横浜高速鉄道みなとみらい線元町・中華街駅間
を往復する10両編成の「急行」列車が夕方から夜にかけて毎時2本設定されていて、
それらの運転に必要な3編成に予備の1編成を加えれば「Q SEAT(シート)」有料着
席サービス車両が組み込まれた4編成分になるからです。詳細の発表が楽しみです。
この場合、渋谷駅でも元町・中華街駅でもホームでの折り返し時間はわずか3分です
から座席の方向転換は行われないかもしれません。元町・中華街駅〜渋谷駅間でも
「Q SEAT(シート)」有料着席サービスが提供されるかは不明ですが、クロスシート状
態での乗車になると思います(肘掛の後ろのレバー操作で座席を方向転換できます)。
渋谷駅から池袋駅までは同じホームで東京メトロ副都心線「急行」などが接続します。
池袋駅では東武東上線の有料座席指定速達列車「TJライナー」に乗り換えられます。
「TJライナー」も東横線の平日夕方から夜にかけての「Q SEAT(シート)付き急行」と
同様に毎時2本の運転です。横浜方面のお出かけの帰りが快適になると良いですね。

▽『東急電鉄株式会社』 (公式)
 各駅時刻表(PDF版) 2023年3月18日改正
 「東横線 渋谷駅 横浜 元町・中華街方面 新横浜方面」の写し(PDFはこちら)。
202303_ty01_shibuya2.JPG
 (c)東急電鉄

 関連リンク)
  『東急電鉄株式会社』 (公式)
  各駅時刻表(PDF版) 2023年3月18日改正 (ダウンロードページ)
  「東横線 渋谷駅 横浜 元町・中華街方面 新横浜方面」(PDFはこちら
  https://www.tokyu.co.jp/railway/timetable/index-pdf.html

 関連リンク)
  『乗換案内、時刻表、運行情報 - Yahoo! 路線情報』 (公式)
  https://transit.yahoo.co.jp/

なお平日夕方以降の「Q SEAT(シート)」有料着席サービスが提供される列車になる
可能性が高いことが予想されている東急東横線渋谷駅発横浜高速鉄道みなとみらい
線元町・中華街駅行き「急行」(10両編成で毎時2本設定)ですが、運用に充当される
3編成が1日を通じて使用される列車は、いずれも終点の駅での折り返し時間が短い
ことが多く、ダイヤが乱れた場合のことまで考えると、「Q SEAT(シート)」車両は初め
からクロスシート状態での出庫になり指定区間外は料金無しで座れるかもしれません。
ロングシート状態からクロスシート状態への転換にはある程度時間を要するためです。
東武東上線の「TJライナー」等も車庫以外でロング〜クロスの転換はしない方針です。

東武東上線とも直通運転する
「Q SEAT(シート)」車両組込編成の運用例 平日 <2023年3月18日改正>

  東急東横線、目黒線元住吉検車区出庫
    ↓    ↓    ↓
  武蔵小杉 05:34発 東急東横線「急行」 志木行
  渋  谷 05:50着 (↓途中経由駅、乗り換え不要)
       05:51発 東京メトロ副都心線「普通」 志木行
  東 新 宿  06:00着 (↓途中経由駅)
       06:01発
  池  袋 06:08着 (↓途中経由駅)
       06:10発
  和 光 市  06:29着 (↓途中経由駅、乗り換え不要)
       06:31発 東武東上線「普通」 志木行
  志  木 06:38着 (↓折り返し22分)
    ↓    ↓    ↓
  志  木 07:00発 東武東上線「普通」 湘南台行
  和 光 市  07:08着 (↓途中経由駅、乗り換え不要)
       07:09発 東京メトロ副都心線「普通」 湘南台行
  池  袋 07:29着 (↓途中経由駅)
       07:30発
  東 新 宿  07:37着 (↓途中経由駅)
       07:41発
  渋  谷 07:50着 (↓途中経由駅、乗り換え不要)
       07:52発 東急東横線、新横浜線「急行」 湘南台行
  武蔵小杉 08:08着 (↓途中経由駅)
       08:09発
  新 横 浜  08:19着 (↓途中経由駅、乗り換え不要)
       08:21発 相鉄新横浜線、いずみ野線「特急」 湘南台行
  湘 南 台  08:46着 (↓折り返し3分)
    ↓    ↓    ↓
  湘 南 台  08:49発
   相鉄いずみ野線、新横浜線「通勤特急」 川越市行
 「Q SEAT」営業期待?
  新 横 浜  09:15着 (↓途中経由駅、乗り換え不要)
       09:16発 東急新横浜線、東横線「急行」 川越市行
  武蔵小杉 09:26着 (↓途中経由駅)
       09:27発
  渋  谷 09:45着 (↓途中経由駅、乗り換え不要)
       09:47発 東京メトロ副都心線「通勤急行」 川越市行
  東 新 宿  09:55頃 (↓途中通過駅)
  池  袋 09:59着 (↓途中経由駅)
       10:01発
  和 光 市  10:19着 (↓途中経由駅、乗り換え不要)
       10:20発 東武東上線「普通」 川越市行
  志  木 10:27着 (↓途中経由駅)
       10:32発
  ふじみ野  10:40着 (↓途中経由駅)
       10:41発
  川  越 10:48着 (↓途中経由駅)
       10:49発
  川 越 市  10:50着 (↓折り返し20分)
    ↓    ↓    ↓
  川 越 市  11:10発 東武東上線「普通」 湘南台行
  川  越 11:12着 (↓途中経由駅)
       11:12発
  ふじみ野  11:19着 (↓途中経由駅)
       11:23発
  志  木 11:32着 (↓途中経由駅)
       11:33発
  和 光 市  11:40着 (↓途中経由駅、乗り換え不要)
       11:41発 東京メトロ副都心線「普通」 湘南台行
  池  袋 11:59着 (↓途中経由駅)
       12:00発
  東 新 宿  12:07着 (↓途中経由駅)
       12:07発
  渋  谷 12:16着 (↓途中経由駅、乗り換え不要)
       12:17発 東急東横線、新横浜線「急行」 湘南台行
  武蔵小杉 12:34着 (↓途中経由駅)
       12:35発
  新 横 浜  12:45着 (↓途中経由駅、乗り換え不要)
       12:46発 相鉄新横浜線、いずみ野線「特急」 湘南台行
  湘 南 台  13:21着 (↓折り返し4分)
    ↓    ↓    ↓
  湘 南 台  13:25発 相鉄いずみ野線、新横浜線「普通」 和光市行
            東急新横浜線、東横線内「急行」
            東京メトロ副都心線内「普通」
  和 光 市  15:15着 (↓折り返し39分)
    ↓    ↓    ↓
  和 光 市  15:54発 東京メトロ副都心線内「普通」 元町・中華街行
            東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線内「急行」
  渋  谷 16:33着 (↓途中経由駅)
  渋  谷 16:34発 東急東横線「急行」 元町・中華街行「Q SEAT」営業?
            横浜高速鉄道みなとみらい線内「急行」
  元町・中華街(以降、元町中華)

       17:15着 (↓折り返し3分)
    ↓    ↓    ↓
  元町中華 17:18発 横浜高速鉄道みなとみらい線「急行」 渋谷行
            東急東横線内「急行」
  渋  谷 18:02着 (↓折り返し3分)
    ↓    ↓    ↓
  渋  谷 18:05発 東急東横線「急行」 元町・中華街行 「Q SEAT」営業?
            横浜高速鉄道みなとみらい線内「急行」
  元町中華 18:48着 (↓折り返し3分)
    ↓    ↓    ↓
  元町中華
 18:51発 横浜高速鉄道みなとみらい線「急行」 渋谷行
            東急東横線内「急行」
  渋  谷 19:32着 (↓折り返し3分)
    ↓    ↓    ↓
  渋  谷 19:35発 東急東横線「急行」 元町・中華街行「Q SEAT」営業
            横浜高速鉄道みなとみらい線内「急行」
  元町中華 20:18着 (↓折り返し3分)
    ↓    ↓    ↓
  元町中華 20:21発 横浜高速鉄道みなとみらい線「急行」 渋谷行
            東急東横線内「急行」
  渋  谷 21:02着 (↓折り返し3分)
    ↓    ↓    ↓
  渋  谷 21:05発 東急東横線「急行」 元町・中華街行「Q SEAT」営業
            横浜高速鉄道みなとみらい線内「急行」
  元町中華 21:48着 (↓折り返し3分)
    ↓    ↓    ↓
  元町中華 21:51発 横浜高速鉄道みなとみらい線「急行」 渋谷行
            東急東横線内「急行」
  渋  谷 22:32着 (↓折り返し3分)
    ↓    ↓    ↓
  渋  谷 22:35発 東急東横線「急行」 元町・中華街行 「Q SEAT」営業?
            横浜高速鉄道みなとみらい線内「急行」
  元町中華 23:18着 (↓折り返し3分)

    ↓    ↓    ↓
  元町中華 23:21発 横浜高速鉄道みなとみらい線「急行」 武蔵小杉行
            東急東横線内「急行」

  武蔵小杉 23:47着
    ↓    ↓    ↓
  東急東横線、目黒線元住吉検車区入庫


*以上の記事は、
 当ブログの2023年5月7日付記事を再編集し、再掲載しました。

 関連記事)
  当ブログ『想い出を未来へ運ぶ始発駅*安瑠芭夢驛 吉 川 写 真 店』
  2023年5月7日付記事
  【続報】
  東武東上線とも直通運転している東急東横線における
  「Q SEAT(シート)」有料着席サービス車両組み込み編成が
  2023年5月中にすべて営業運転に入る見通しが立ちました
  【平日夜の渋谷発元町・中華街行「急行」で毎時2本位か?】

上記の当ブログの2023年5月7日付記事で期待された列車の本数より、
実際に2023年8月10日(木)から開始される有料座席指定サービス「Q SEAT」の
提供対象となる列車は制限された結果となりました。今後の動向次第で提供対象と
なる列車は再検討されることでしょう。

2023年8月7日追記)

朝日新聞グループの朝日インタラクティブさん運営の鉄道愛好家情報サイト
『Tetsudo.com(鉄道コム)』 さんが2023年8月10日(木)から開始される
東急東横線の有料座席指定サービス「Q SEAT」について貴重な取材記事を
2023年8月5日付で配信してくださいました。どうもありがとうございます(^^)

▽『Yahoo!ニュース』 2023年8月5日 12:05 付配信
 スクリーンショットは2023年8月7日 13:21 現在のものです。
 東横線「Q SEAT」、折り返し時間「3分」で座席をどうセットする?
 オペレーションを東急に聞く(鉄道コム)
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 (c)Yahoo!ニュース / 朝日インタラクティブ

 関連リンク)
  『Yahoo!ニュース』 2023年8月5日 12:05 付配信
  東横線「Q SEAT」、折り返し時間「3分」で座席をどうセットする?
  オペレーションを東急に聞く(鉄道コム)
  (こちらをクリック)
 東急電鉄では、8月10日に東横線で座席指定サービス「Q SEAT」の運用を開始します。
 Q SEATは、全車指定席の特急列車のようなサービスではなく、一般列車の一部車両を指定席として運用するもの。2018年に大井町線・田園都市線でサービスが始まり、今回東横線でのサービスも始まることとなりました。
 このQ SEATに用いられる車両は、「デュアルシート」などと呼ばれる、ロングシートとクロスシートを転換できる座席を設置したもの。Q SEATサービスを提供しない一般列車ではロングシートモードで、サービス提供時はクロスシートモードで運転されます。
 ところで、東横線でのQ SEATサービス提供に際して、気になるのが座席の転換作業。東横線では、3月の相鉄線直通開始にあわせてダイヤ改正を実施しており、この際に設定された平日夜間の渋谷駅始発急行列車が、今回のQ SEATサービス提供列車となります。
 しかし、時刻表を見てみると、これらQ SEATの対象列車は、渋谷駅での折り返し時間が3分のみという短時間。ロングシートからクロスシートに転換したり、クロスシートの向きを変えるには厳しい設定です。
 東急広報によると、座席の転換作業は渋谷駅ではなく、終点の元町・中華街駅で実施するとのこと。時刻表によると、元町・中華街駅の折り返し時間も3分程度とタイトな運用が続きますが、混雑する渋谷駅ではなく、元町・中華街駅で作業することにより、遅延を避ける狙いのようです。また、Q SEAT対象列車の折り返し列車と、いわゆる「送り込み」列車については、クロスシートモードでの運用で、進行方向と逆向きの状態でセットした状態で運転するということです。

西中悠基

出典)上記、『Yahoo!ニュース』 2023年8月5日 12:05 付配信より

上記の取材記事によれば、
東急広報によると、座席の転換作業は渋谷駅ではなく、終点の元町・中華街駅で
実施されるということです。当該編成が最初からクロスシート状態で出庫されるので
あれば東武東上線へ直通運転する時間帯も無料でクロスシート状態の「Q SEAT」
車両に乗車する機会も得られたのですが、その可能性は無いことが明かされました。
東上線内利用者にとって東急さんの「Q SEAT」車両はこれからも謎車両(?)です。

2023年8月10日追記)

『東洋経済オンライン』 さんも本日、2023年8月10日(木)から開始される
東急東横線の有料座席指定サービス「Q SEAT」について貴重な取材記事を
運行開始当日未明付で配信してくださいました。どうもありがとうございます(^^)

▽『Yahoo!ニュース』 2023年8月10日 4:32 付配信
 スクリーンショット(一部)は2023年8月10日 18:32 現在のものです。
 東急東横線の指定席「Qシート」は誰が乗るのか
 有料座席サービスで「沿線価値向上」、
 ターゲットは横浜市民?(東洋経済オンライン)
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 (c)Yahoo!ニュース / 東洋経済オンライン

 関連リンク)
  『Yahoo!ニュース』 2023年8月10日 4:32 付配信
  東急東横線の指定席「Qシート」は誰が乗るのか
  有料座席サービスで「沿線価値向上」、
  ターゲットは横浜市民?(東洋経済オンライン)
  (こちらをクリック)
 都市部の鉄道各線で導入が広がる、座席指定車両などの「座れる通勤列車」。渋谷と横浜を結ぶ首都圏の動脈、東横線にも「着席通勤」の時代がやってきた。東急電鉄は2023年8月10日から、同線に有料座席指定サービス「Qシート」を導入。平日夜間の渋谷発元町・中華街行き急行列車の一部で、10両編成のうち4・5号車の2両を指定席車として運行する。

〔中略〕

 東急電鉄鉄道事業本部運輸部運輸計画課の橋詰航季氏によると、検討を開始したのは大井町線でQシートの運行を開始した翌年の2019年冬ごろ。「大井町線で多くの方に利用いただいていること、東横線のトータルの利用者数を考えると同線でも着席ニーズは高いのではないか」としてスタートした。

〔中略〕

 導入を発表したのは2022年7月末。実際の運行開始より1年も早かったのは、車両製造のタイミングが関係している。Qシートの車両は、従来8両で運転していた編成に2両を新造して組み込んでおり、一部は同年中に一般車両として運行を開始した。「最初の車両が走りだす前にお知らせしたいと考え、かなり早いタイミングで発表した」と橋詰氏は話す。この時点では、具体的なQシートサービスの導入時期は示さなかった。
 2023年3月、東横線は東急新横浜線の開業と相鉄線直通開始に伴う大規模なダイヤ改正を実施した。新サービス導入には絶好のタイミングに思えるが、この際に導入しなかったのは「新横浜線開業で東横線を新たに利用するお客様も増える中、座席指定車両を同時に導入すると混乱を招く部分もあるのではないかと考えた」(橋詰氏)ためだ。8月のサービス開始は、新横浜線開業から一段落した時期を考慮したという。

■乗車率はどの程度になる?

 乗車率については、「恐らく70%程度になるのではないかと見込んでいる」と橋詰氏は話す。運行時間帯がラッシュのピークを避けた19時半以降であることから、大井町線Qシートの約8割よりやや低く見積もるが、「サービス開始前から指定券購入方法などの問い合わせをいただいている」といい、利用者の注目度は高そうだ。
 車両導入などの事業費は非公表だ。指定席料金が1人500円、列車1本当たり90席だと満席でも収入は大きくないが、橋詰氏は「稼ぐためというよりは、有料座席サービスという『帰り』の選択肢を提供することで、東横線の沿線価値を向上させることに増収以上の価値があると考えている。費用は十分回収できる事業設計」と話す。
 直通する他線への乗り入れなどは「検討はしていないが、必要があれば他社とも意見交換していきたい」と橋詰氏は言う。渋谷方面・横浜方面の両方向ともに終日利用者が多い東急東横線。同線に初登場の「座れる通勤列車」は、利用者にどのように受け入れられるか。

小佐野 景寿:東洋経済 記者

出典)上記、『Yahoo!ニュース』 2023年8月10日 4:32 付配信より抜粋

直通する他線への乗り入れなどは 『検討はしていないが、必要があれば他社とも
意見交換していきたい』
(東急電鉄鉄道事業本部運輸部運輸計画課 橋詰航季氏)」
   ↑
上記の取材記事によれば、
東急東横線と直通する各鉄道事業者さんとの「意見交換」の余地はあるようですね。

さて、東急東横線有料座席指定サービス「Q SEAT」開始当日の今日、
2023年8月10日夜には早速、「Q SEAT」車両に乗車された方々のレポート映像が
動画サイトにアップされています。私もありがたく視聴させていただいている最中です。
記念すべき初日の指定席を確保できた皆さま、本当におめでとうございます。それに
しても「Q SEAT」の乗客の方々は鉄道愛好家とおぼしき方々で占められていますね。
一般の利用者の方々は締め出されてしまったようで何故か私まで申し訳ない気持ち
でいっぱいになっています。なのでごめんなさい。誠にどうもすみません<(_ _)>

 連帯責任を負わされる私σ( ̄◇ ̄;?

東急東横線有料座席指定サービス営業中の「Q SEAT」車両の乗降口は1両につき
片側1か所だけで、残り3か所(2両分の両側を合わせると12か所)は布幕が張られ
ていてドアが開いても乗降できません(折り返し駅で「Q SEAT」車両のシートをロング
シート状態からクロスシート状態へ転換する際も作業中はドアに布幕が張られます)。
「この電車はワンマン運転を行っております」と車内放送で案内されても、「Q SEAT」
営業中は検札の係員さんが乗務されていますので不届き者が不正乗車する心配は
ありません。直通運転先の横浜高速鉄道みなとみらい線内はフリー乗降区間なので
ドアの布幕はすべて乗務中の係員さんが手で素早く巻き取って収納してくださいます。
有料座席指定サービス「Q SEAT」の予約はデジタルですが現場はアナログでレトロ。
これから連日どうもおつかれさまです。お手伝いできなくてごめんなさい<(_ _)>

 指定料金:500円(大人・小児一律)で納得(@-@)!

直通する他線への乗り入れなどは 『検討はしていないが、必要があれば他社とも
意見交換していきたい』
(東急電鉄鉄道事業本部運輸部運輸計画課 橋詰航季氏)」
   ↑
上記の取材記事によれば、
東急東横線と直通する各鉄道事業者さんとの「意見交換」の余地はあるようですね。
意見交換」の加速に期待したいと思います(^-^)
posted by 安瑠芭夢驛(アルバムステーション) 吉 川 写 真 店 at 20:51| 旅のヒント