2011年03月29日

写真プリントが水や泥などをかぶったときの対処法について

写真プリントが水や泥などをかぶったときの対処法について、
富士フイルム(株)から手順の紹介がありました。
当店の写真プリントにも同じ対処法を用いることができます。
説明は同社公式サイトの写真救済プロジェクトのページをご覧ください。

なお、富士フイルムによると
上記サイトのページで紹介された写真プリントに関する対処法は、
主にフジカラーのお店(当店も該当)などでご注文いただいた
「銀写真プリント」の場合について有効とのことです。
家庭用プリンター等での「インクジェットプリント」や
店頭セルフプリント機等での「昇華型プリント」については
別に対処法が紹介されています。注意してご覧ください。

 当店でもご提供している「銀写真プリント」とは?

ある種の銀の化合物(銀塩=塩化銀、臭化銀などのハロゲン化銀)が光に
反応する性質を利用した、従来からある代表的な写真プリントの技法です。
原理は撮影用フィルムと同じで、
プリント用紙(感光紙や印画紙と呼ばれる)に写真画像を光線で焼き付けた
後は、現像液、次いで定着液の中へ潜らせることでプリントが完成します。
そのため印画紙も画像を形づくる色素も、
元もと水濡れに強い良質な素材が使われています。
また、ハロゲン化銀は光への感度を高く保つため、
ゼラチンと混ぜ合わせて印画紙やフィルムベースに塗布されています。
このゼラチンが現像処理の後半で用いる定着液中のミョウバンと結び付き、
硬く引き締まってカビが生じにくくなるとともに、
大切な写真をキズや汚れから守る働きもしているのです。

当店では銀写真プリントに、
富士フイルム製デジタルレーザー露光プリンター「フロンティア」を使用。
印画紙、現像用薬品、プリンター用消耗部品などはすべて純正の推奨品を
富士フイルム指定の商社から購入しています。
プリンターは富士フイルム純正の専用色濃度計を用い毎日調整。
富士フイルム総合現像所と同水準の品質維持に努めています。

 「銀」のリサイクルについて

カラー写真の場合、銀写真プリントの印画紙やフィルムに塗布されている銀は
現像の後、すべて定着液中に溶解されます。
当店では、この銀が溶解した廃液の回収を処理専門の会社に依頼しています。
処理会社では沈殿処理により銀を取り出し、資源としてリサイクルしています。
その会社も参加している日本感材銀工業組合の公式サイトもご参照ください。
posted by 安瑠芭夢家 しゃしんのポップ at 22:30| フォトテクニック