2018年05月10日

【再掲載】写真がきれいに撮れるデジタルカメラとは?

*以降の記事は約6年前の、2012年8月20付記事の再掲載です。

  写真がきれいに撮れるデジタルカメラとは?

写真がきれいに撮れるデジタルカメラとは?

大事な条件が1つあります。
それは、開発元や製造元、販売店などが
売った後も利益を得られるタイプの製品であること。
典型的なものが、次の2つのタイプです。

 1.レンズ交換式のタイプ
 2.スマートフォン

これらが利益を生み出す仕組みは実にシンプルです。
レンズ交換式の場合、お客さまが交換レンズを買い増しされるたびに
メーカーの利益になります。
カメラ本体は手がけず、交換レンズだけを製造、販売するメーカーも
あるほどです。
スマートフォンは言うまでもなく、アプリやコンテンツ等のダウンロード
販売料やクラウドサービス料などがスマホ用OS開発元の利益になり
ます。また、スマホ利用者への効果に期待したWEBCMの広告収入
から利益を得るOS開発のビジネスモデルもあります(googleさん)。

毎日、様々なタイプのカメラで撮影されたお客さまのお写真をプリント
させていただいていますが、やはりこの2つのタイプのカメラは写りが
リアルできれいです。

画像を捉えるレンズやセンサーの技術的水準は、コンパクトデジカメも
決して劣るものではありません。差が出るのは電子頭脳。ここが要です。
カメラに組み込むコンピューターやプログラムの開発は、とてもお金が
かかるものです。絶えず改良を続けようにもコンパクトデジカメのように
作って売るだけでは、誰もがそれを手に入れてしまうと市場が飽和して
売価が下がり、次第に開発費を回収しにくくなってきます。

スマートフォンで十分きれいな写真が撮れるようになった今、せっかく
それとは別にデジタルカメラを持つのならレンズ交換式が良いと考える
お客さまが増えてきているようです。
私も、そうした方がコンパクトデジカメだけを持ち歩くよりずっと沢山の
シャッターチャンスに出会えるような気がします。

かつて、レンズ交換式のカメラはどちらかというと写真を専門的に撮る
人たちが使うカメラでした。
魚眼レンズから超望遠レンズまで自由に選んで、表現力に富んだ写真の
世界をもっと多くのお客さまに楽しんでいただけたらと思います。

2018年5月10日追記)

スマホはそれ自体が元々携帯用のタブレット型パーソナルコンピューター
と呼べるものです。各種カメラアプリを後からインストールすることにより、
さらに変化に富んだ多彩な撮影がお楽しみいただけるようになります。

2018年5月21日追記)

商品を売るだけでなく、顧客から継続的に収益を上げるビジネスモデルの
ことを「リカーリング・ビジネス」と呼ぶそうです。

 関連記事)
  当ブログ『安瑠芭夢家 しゃしんのポップ』 2018年5月10付記事
  民生用コンパクトデジカメの草分け、カシオさんが
  「コンパクトデジタルカメラ市場からの撤退により赤字体質から脱却」
  する取り組みを公表
  http://poppop.sblo.jp/article/183194510.html

 関連記事)
  当ブログ『安瑠芭夢家 しゃしんのポップ』 2018年3月2付記事
  富士フイルム2018年大商談会改め、フォトイメージングフェア〔番外編〕
  “世界初” 衝撃の昭和のデジタルカメラからスマホ時代までの長い道のり

 関連記事)
  当ブログ『安瑠芭夢家 しゃしんのポップ』 2012年10月30日付記事
  これぞ“究極のデジカメ”!?
  「週刊 ダイヤモンド」の表紙に登場【注:「架空の商品」です…(^^;)】

 関連リンク)
  『デジカメ Watch』 2012年1月12日付記事
  【CES/PMA】富士フイルム、「FUJIFILM X-Pro1」の説明会を開催
*抜粋して引用

 初めに電子映像事業部次長の松本雅岳氏がXシリーズの成り立ちと現状について紹介した。

「レンズ交換式デジタルカメラを出そうと考えていたのは約3年前。しかし、ハイアマチュア向けを含むレンズ交換式の世界で実績のない富士フイルムが突然出しても、世の中の人に振り向いてもらえないのではないかという危惧があった。そこでFUJIFILM X100を企画、その後FUJIFILM X10、FUJIFILM X-S1を発売した」

「スマートフォンの品質が良くなってきた。低価格なデジタルカメラとの差が縮まり、そうしたカメラが売れてなくなっている。特に米国では顕著。低価格帯のカメラを主に扱うメーカーは、売上を4割ほど落とすのではないか」

「3年前にも携帯電話の画質向上を危惧していた。安いカメラが淘汰される時代、残るのは中高級カメラ。今後、そういうカメラを作れるメーカーしか生き残れないのではと考えていた」

posted by 安瑠芭夢家 しゃしんのポップ at 03:59| フォトライフ

2018年04月25日

「光画部」の思い出 〜暗室よ永遠に〜 黒白フィルムおよび黒白印画紙販売終了のご案内が富士フイルムさんからありました

2018年5月5日追記)

2010年1月に販売終了した黒白(白黒)フィルム製品の、
日本での再販売開始のお知らせです。

  コダック アラリス ジャパン株式会社
  プレスリリース・お知らせ | 2018年4月27日
  KODAK PROFESSIONAL T-MAX P3200 販売開始のお知らせ

KODAK PROFESSIONAL T-MAX P3200 は
感度設定を変えられるパンクロ白黒フィルムです。
通常感度は800ですが、
3200またはそれ以上の感度への増感が可能な設計となっています。
近年のフィルム撮影需要の分析に於いて、
白黒フィルムの売れ行きが伸びている市場の傾向から判断して、
日本での再販売を開始いたします。
(ニュースリリースより要旨を抜粋)

2018年5月5日追記)

よくある話し、なのかもしれません。

▽No comment.
180428_BW film 135 Size orders canceled-edit.JPG
 (c)富士フイルム



  黒白フィルムおよび黒白印画紙販売終了のご案内が
  富士フイルムさんからありました

  黒白フィルムおよび黒白印画紙 販売終了のご案内
  お知らせ | 2018年4月6日 | 富士フイルムイメージングシステムズ(株)
  http://ffis.fujifilm.co.jp/information/articlein_0081.html

長年ご愛用いただきました黒白フィルムおよび黒白印画紙につきまして、
生産効率の向上や経費節減など懸命なコスト吸収につとめてきましたが、
需要の継続的な減少により安定的な供給が困難となりましたので、
(全種類)販売を終了させていただきます。
(ニュースリリースより要旨を抜粋)

  (↑ニュースリリースへのリンクが記事の見出しのサブタイトルって(´д`)?)

ゆうきまさみさん原作の学園コメディ漫画『究極超人あ〜る』の舞台、
私立春風高校の「光画部」を、皆さまもご存じでしょうか。
今回はその「光画部」に関するお話しです。長いです(適当なところまでskip↓)。

1932〜1933年にかけて日本で刊行された新興写真家の同人雑誌『光画』が、
「光画部」の名前の由来です(記事の最後に最新情報の関連リンクがあります)

同人雑誌『光画』は、かのドキュメンタリー写真の大家、
木村伊兵衛先生(1901年12月12日〜1974年5月31日)が
参加されていたことでも知られています。

「写真は英語で「photograph(フォトグラフ)」ですが、
その直訳を漢字で表現すれば『光画』になる、ということです。
今や「photo」だけでも「写真」という意味で世界中通用するように、
キーワードは何といっても「光」です。
「photograph」は中国語で「照片(ピンイン)」だそうです。
「光画」に近いですね。

19世紀初頭に発明され、1839年8月以降急速に商業化が進んだ写真ですが、
写真家たちの芸術的表現は絵画などの伝統的な美術の模倣から始まりました。
写真機材や材料が進歩すると20世紀初頭に世界中で新興写真が流行りました。
それが近代に通じる報道写真も含む写真独自の芸術的表現の契機になります。
もっともIT化が進んだ現代ではほとんど、「何でもあり」な感じではありますけど。

 ご参考)
  『朝日選書146 写真芸術』 1979年11月 朝日新聞社発行
   著者:金丸重嶺(1900年7月10日〜1977年12月7日)
    1939年、日本大学専門部芸術科写真科の主任となる。
    (現日本大学芸術学部写真学科を創設。)
    ヨーロッパの新興写真を基にした、
    新しい写真表現を中心とした写真教育を始める。

前置きが長くなりましたが、春風高校「光画部」のモデルになったのが何を隠そう、
私の母校である都立板橋高校の「光画部」(現在は「写真部」として存続中)です。
『究極超人あ〜る』作者のゆうきまさみさんには身近な人がモデルの作品が多く、
アンドロイドの主人公R・田中一郎や脇役OBたわば先輩(作家のとまとあきさん)、
同じく鳥坂先輩は皆、私の数年上の先輩方がモデルです。

また、エピソードの多くは実話がネタになっています(信じられないと言われても)。
1985〜87年の連載終了後、最近も読み切り作品が発表されるほどの人気です。
光画部時間? はて何のことでしょう(当店の仕上り時間のことでもないですね〜)。
なお1年上の先輩に小説家の吉本ばななさんがいますが作中には登場しません。
(こわい先輩というイメージではなかったです。)

吉本ばななさんとは、学科は別ですが大学もご一緒させていただきました。大学
卒業後、吉本ばななさんがアラーキーこと写真家の荒木経惟さんとの某誌企画
の対談で「光画部」を話題に出し、荒木経惟さんが「光画、懐かしい」とおっしゃら
れていたのが印象に残っています。

「光画部」の象徴が『究極超人あ〜る』にも登場する、引き伸ばし機が置かれた
暗室です。部室も兼ねていました。もちろんエアコンなんて無いですよ。文化祭
の前など残暑厳しい中を泊り込みで、各自展示用の写真プリントに励むのです。
現像液の温度は上がる一方なので、写真の仕上がりもコントラスト高めでした。
(温度の影響の受け方は写真印画紙の特性や使用法にもよります。)

引伸ばし機は、撮影用コピースタンドに、カメラではなくフィルムの映写機を装着
したような構造で、台板に映写したネガフィルムの画像を写真印画紙へ焼き付け
(露光)する仕組みになっています。文字通り「光画」です。露光が済んだ印画紙
をバットに張った薬液で現像処理するまで、写真プリントの全工程が外部から光
の漏れない暗室内で行われます。一応、オレンジ色の薄暗いセーフライトは灯り
ますが、これは黒白印画紙専用で、カラー印画紙用のは点灯しているのか分か
らないほど暗い照明です。ただし、高校でカラープリントもできる写真部は稀で、
「光画部」も黒白専門でした。文化祭の展示では毎回「なぜカラー写真が無いの」
と、観客の方々から言われましたが。

文化祭前以外の暗室は放課後、部員たちの溜まり場になります。室内は外から
まったく見えないですが、先生方からよほど信用されていたのでしょう。おかげ様
で今なお「光画部」は漫画のネタに尽きません。

文化祭前以外でも写真を焼きたい(プリントしたい)部員がいればほかの部員は
暗室から退却する暗黙のルールがあったのですが、退却しない部員もいました。
逆に文化祭前だけ顔を見せ暗室で作業する「幽霊部員」と呼ばれる者もいました。
普通、活動しない者の方が「幽霊部員」と呼ばれるのですが(ちなみに文化祭用
の大判サイズの印画紙は本人負担でなく年度予算の部費で賄われていました)。
ともあれ、展示作品数が多いことは良いことです。

かつては高校だけでなく、小、中学校とも暗室を備えた写真部の活動が盛んで、
卒業入学の記念写真や学生証の写真、遠足や移動教室等の出張撮影で出入り
していた最寄りの写真屋さんが、暗室用品や材料を手配してくれていたものです。
写真の腕が良い生徒さんは卒業後その写真屋さんに就職し、経験を積んでから
独立して自分の店を開くこともありました。カラー写真の普及と指導できる先生の
減少で昔ながらの慣わしも40〜50年前には廃れてしまったのですが、中学1年
の夏休みに一度だけ、級友が有志を集め写真部の元顧問の先生にお願いして、
暗室を復活させていただいたことがありました。OBで、フリーの出張カメラマンを
しているお兄さんが指導に来てくださり、私も誘われて貴重な体験ができました。

私は中学時代から自宅の風呂場や自分の部屋の窓にダークカーテン(黒い幕)
を貼り、黒白写真の現像、引き伸ばしをしていました。それでも「光画部」の暗室
は日常よく活用した方だと思っています。「お前は部員じゃなく暗室利用者だろ」
と、暗室から占め出された同期からは恨めしそうに皮肉られもしましたけど。

卒業アルバム用の校内行事のスナップ写真撮影も黒白で、伝統的に光画部員
のボランティアでしたが、「何だかお前の作品集みたいだ」とも冷やかされました。
そのアルバムは卒業式当日、式の後で配られたのですが、中学、高校を通じて
同級生だった女の子がいきなり私の席に来て「何これ。どうでもいい写真撮って。
こんな校内風景得意気に撮るのあなたね。どうして私の写真ちゃんと撮ってくれ
なかったの?」と言い捨てて帰ってしまいました。彼女とは卒業後も何度か仲間
内で再会の機会はあったのですが、結局話しをすることはもうありませんでした。
当事の私にはただ自己主張が強い気難しい女の子にしか思えなかったのです。
私自身の未熟さなど少しも顧みないで。

高校卒業後20年以上たって、各校の卒業アルバム撮影のお手伝いの仕事を
させていただくようになって、楽しそうな生徒さんたちを撮らせていただくたびに
彼女の言葉を思い出し、後悔で胸が苦しみました。卒業アルバムの制作費は
主に、生徒の皆さまの保護者の方々がご負担してくださるものです。そのお金
が私の生活のための写真撮影の収入源になるのでとてもありがたいことなの
ですが、「時は金なり」というのに、過ぎた時間はお金で買いもどせないのです。
今はもう私もお店の経営に専念する立場ですから、卒業アルバム写真撮影の
お仕事は、若手の新人カメラマンさんたちにお譲りしています。

高校を卒業し、日芸の写真学科へ通うようになってからも、実習や課題の制作は
黒白フィルムでの撮影がほとんどでした。大学でも自宅でもフィルム現像や写真
プリントの暗室作業はごく日常的な営みでした。写真学科棟に入った途端、現像
用の薬液の臭いが鼻をつくくらいでしたから。当時カラー写真は長期保存に向か
ないとされ、美術館収蔵用の写真作品は黒白プリントこそ価値があると考えられ
ていたのです。もちろん、カラー写真プリントの暗室実習もありましたが、時間は
少なく、経済面からも黒白写真の方がはるかに安上がりという事情が優先でした。

写真を学ぶということは、暗室作業から工程を逆にたどり撮影計画を組み立てる
術を身に付けることでもありました。これは今のデジタル撮影でも同じです。まず
パソコンを勉強しなければ、社会に出たとき周囲から迷惑がられてしまうでしょう。

お話しを「光画部」へもどしますね。何回見ても面白いと評判の、1991年に制作
された『究極超人あ〜る』OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)の劇中では、
クライマックスに至るJR飯田線沿線を巡る珍道中のエピソードが描かれています。
今なお本作の新しいファンを開拓し続けている伝説のエピソードですが、こちらも
実話がネタになっています。ただし飯田線(当時は国鉄)の撮影旅行は「光画部」
ではなく「鉄研(鉄道研究部、現在は廃部)」の恒例行事でした。もっとも「鉄研」の
前身は「光画部鉄道写真班」でしたから、部員の多くは兼部していて両方の行事
でもあったのです。そのような訳でどちらの部の顧問の先生も無干渉かつ放任で
(「鉄研」の顧問は私の担任の先生でもありましたが)、OBの諸先輩方が引率の
保護者代わり(?)でした。私も「鉄研」部長と「光画部」副部長とを兼任しておりま
したので、本作主役のモデルになった3人の先輩方には、何かと、色々な意味で
お世話になりました(「光画部」より「鉄研」でのご縁の方が多かった気もしますが)。

私が高校に入学して最初に迎えた春休みに、国鉄から「青春18のびのびきっぷ」
(現JR発売「青春18きっぷ」の前身)が発売され、高2の夏休みから大学卒業まで、
ほぼ毎回発売のたび普通列車や、当時まだ現役だった鉄道連絡船を乗り継いで、
沖縄県は除いて日本中を旅仲間と、時に一人で旅して周りました。旅が目的なの
か写真撮影の手段なのかはあまり深くは考えていませんでした。フィルムはほぼ
黒白で、自分で現像、プリントをしていたので本当に安上がりでした。夜行の普通
列車や鉄道連絡船、あるいは深夜もそれら夜行便の発着がある駅の待合室など
で寝泊まりし宿代を浮かせました。旅から帰ればまたバイトと暗室に入り浸ります。
バイト先の一つに今は無き某大手カメラ屋チェーンの川越マイン店があり、今でも
カメラのキタムラ川越マイン店さんとして存続しています。駅前は大変身ですが。

思えば中学、高校、大学の10年間、私の青春はずっと暗室か線路の上でしたね。
その感覚がもはや当たり前のように、我が身に染み付いてしまっていたわけです。
当店「安瑠芭夢家 しゃしんのポップ」最寄りの越生駅は、古き良き国鉄時代の駅
の面影を現在に伝えていて、駅本屋(駅舎)の待合室は、まさに学生時代に旅先
で夜明かしした、懐かしい空間そのものです。「青春18きっぷ」のポスターが貼り
出されるといつも、そこに写っている情景からあの頃のことを思い出すのですが、
撮影者の方のご苦労は私の想像の範囲を超えています。「誰だって撮れるよ」と
思っているあなた、どうか一度代ってあげてくださいな!
(当ブログの2017年5月31日付記事も、あわせてご覧ください。)

さて、本題です。冒頭の見出しのタイトルにもどりますね。

  黒白フィルムおよび黒白印画紙販売終了のご案内が
  富士フイルムさんからありました

  黒白フィルムおよび黒白印画紙 販売終了のご案内
  お知らせ | 2018年4月6日 | 富士フイルムイメージングシステムズ(株)
  http://ffis.fujifilm.co.jp/information/articlein_0081.html

長年ご愛用いただきました黒白フィルムおよび黒白印画紙につきまして、
生産効率の向上や経費節減など懸命なコスト吸収につとめてきましたが、
需要の継続的な減少により安定的な供給が困難となりましたので、
(全種類)販売を終了させていただきます。
(ニュースリリースより要旨を抜粋)

富士フイルムさんの見込みでは今年、2018年10月頃から、黒白フィルムおよび
黒白印画紙の全種類が、順次出荷終了になるというお知らせです。1934年以来
の創業事業から、ついに“完全撤退”ですね。新興写真よ永遠に。暗室よ永遠に。

直接、富士フイルムさんの黒白フィルム、黒白印画紙製品のお世話になったのは、
先のお話しのように中学、高校、大学の10年間だけでした。それからちょうど30年
の時を経ての「販売終了のご案内」ですから、私自身は特に困ることはありません。
当店「安瑠芭夢家 しゃしんのポップ」でも、すでに8年近く前にお取扱いを終了させ
ていただいています。拡販に貢献しなくてごめんなさい、富士フイルムさん。ここは
今までの感謝の想いを語るべき場にしないといけないことは分かっているのですが。

黒白フィルム、黒白印画紙および現像用薬品などは、まだ他社の老舗ブランド品
がある程度は販売継続されるようです。『究極超人あ〜る』を読み返しながらまた、
ご自宅に「光画部」の暗室を復元してみるのも良いかもしれません。ただし。

引き伸ばし機については、私も愛用したLPLという国内メーカーの製品が、わずか
ですが販売継続中です。問題は引き伸ばしレンズで、最後とみらる製品がこの春、
生産終了になりました。引き伸ばし機とも中古品を探す方法もありますが、露光用
のランプは専用品のため入手困難が予想され、それ相当のリスクは覚悟する必要
があるでしょう。カラーフィルム用引伸ばし機とその付属品についても同じ状況です。

黒白フィルムもカラーフィルムも、透過原稿用スキャナーを通せばデジタル画像と
してデータ化できます。店頭に業務用フィルムスキャナーを設置し、当日仕上げの
サービスに対応している写真店さんもまだありますが、当店のフィルムスキャナー
は4年前に老朽化のため修理を断念し受注終了いたしましたのでご了承願います。

関連リンク) お急ぎください!
  東京都写真美術館公式サイト
  展覧会 『光画』と新興写真 モダニズムの日本
  3Fにて 2018年3月6日(火)〜5月6日(日)まで開催
posted by 安瑠芭夢家 しゃしんのポップ at 02:02| フォトライフ

2018年01月11日

2018〜2020年、これからのスマホプリントを占う。なんて言ってる場合じゃないですよ〜! で、5G(ファイブジー)とは?

  5G(ファイブジー)とは?

5G(ファイブジー)とは? あまりに専門的過ぎて私には説明できません(^^;
そこで(↓)こちらの、NTTドコモさんの最新TVCMですよ。

Perfumeの皆さんが出演するドコモ「FUTURE-EXPERIMENT」のTVCMです。
東京、ニューヨーク、ロンドンの3都市のステージを最先端の通信テクノロジーで
つないだ前例のないライブパフォーマンスに、目も耳も心も釘付け \(@o@;)/

*この記事は、当ブログ2016年1月30日付記事などからの続きでもあります。


FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 距離をなくせ。 TVCM (2017年12月28日に公開)
171228_IMG_1675.jpg
 (c)NTTドコモ

このライブパフォーマンスの全貌は、
NTTドコモさんの公式スペシャルコンテンツをご覧ください。
「FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 docomo × Perfume 距離をなくせ。」
http://future-experiment.jp

続きを読む
posted by 安瑠芭夢家 しゃしんのポップ at 21:14| フォトライフ

2017年10月18日

「USEN」さんの店内音楽放送で先日流れてきた美しい歌声2曲に寄せて

当店「しゃしんのポップ本店」ではいつも、
お客さまに店内で「USEN」さんの音楽放送をお楽しみいただいています。

2017年10月16日(月)は、雨の昼下がりに
チャンネルを「C-12 ラヴバラード J-POP」に指定していました。すると、
午後2時を過ぎた頃、私の好きな楽曲が続けて流れてきたのです。それは、
川嶋あい(かわしま あい)さんが歌う『Memorial Seasons』と、
MISIA(ミーシャ)さんが歌う『そばにいて...』でした。
どちらも、共にこの上なく美しい歌声です。

▽(左)「music.usen.com」のチャンネルの説明と、
 (右)2017年10月16日(月)14時10分前後の放送内容。川嶋あいさんが歌う
 楽曲『Memorial Seasons』の2つ後にMISIAさんが歌う楽曲『そばにいて...』
 が続いています。「シャッフル放送」との説明ですが、どこか深い意味を想わせて
 くれるようなプログラムです。スマホからも「music.usen.com」で検索できます。
171017_IMG_1348.jpg 171017_IMG_1350.jpg
 (c)USEN

続きを読む
posted by 安瑠芭夢家 しゃしんのポップ at 20:31| フォトライフ

2017年08月14日

30年前のフジカラー、50年前のフジカラーは? 「(フジカラーのお店プリントは)お店に手ぶらで」暫定宣言!(の、予告篇2)

【前回まで】

以降の関連記事は、
当ブログの2017年8月7日付記事の一部を再編集し掲載しています。



幸い、ケータイ内蔵カメラの画質も次第に向上して、大容量の安価なメモリーカード
も普及したことから、2010年頃にはだいぶ状況も変わってきました。写真屋さんの
プリント需要のうち、フィルムのお客さまより、デジカメやケータイのお客さまの割合
の方が大きくなり始めたのです。当店の前身になる山口写真館さん支店のPOP店
でも、店頭プリント受付機を3台に増設していただきました。ただ、デジタル化時代へ
向けて設備投資を無理に急ぎ過ぎたり、逆に見送った写真屋さんの中には、経営難
から撤退されたお店さんも少なくありませんでした(その影響は今も続いています)。

2004年から放映されてきた富士フイルムさんの人気TVCM、「長瀬店長シリーズ」
はその成果を見届けるように2010年前半に完結しました。同時に当店はスタートし、
多くのお客さまにとって今いちばん身近なカメラ、スマホの時代を迎え入れるのです。

▽フジカラーTVCM 長瀬店長シリーズ 「大きなケータイ」篇より(2007年放映)
 長瀬智也さん演じる店長さん、堀北真希さん演じる店員さん、そして長年にわたり
 親しまれてきた、樹木希林さん演じる綾小路さん(長年常連のお客さまという設定)。
 この3人がときにはお店を離れ公私共々繰り広げるドラマが人気のシリーズでした。
 このTVCMが放映された2007年のこと。米国のアップル社さんから今日のスマホ
 の元祖、「iPhone(初代)」が米国内で発売され、翌年は日本でも「iPhone 3G」
 が発売されました(2016年1月30日付記事参照)。
FullSizeRender.jpg
 (c)富士フイルム

そして2014年4月以降、多くのスマホやタブレットに「わいぷり(Wi-Fiプリント注文
ソフトの略)」こと「FUJIFILMおみせプリント」アプリが対応。店頭プリント受付機に
スマホ等から無線で写真プリントサービスをご注文していただけるようになりました。
その頃当店「アルバムの森 しゃしんのポップ」も駐車場付の現在地へ移転しました。

「長瀬店長シリーズ」TVCM放映開始の2004年4月から、多くのスマホやタブレット
に「わいぷり(Wi-Fiプリント注文ソフトの略)」こと「FUJIFILMおみせプリント」アプリ
が対応した2014年4月まで、その間10年です。「十年一昔」と言われますが、この
10年間は多くの写真屋さんにとって、体力を激しく消耗した10年だったと思います。
とすれば、それはあまりにも「永すぎた10年」だったのかもしれません(春? 冬?)。



上記の関連記事は、
当ブログの2017年8月7日付記事の一部を再編集し掲載しています。

【ここからが今回】

フィルムやカメラなど撮影用品の会社、アルバムやフレームなど写真用品の会社、
それらと店頭用写真プリントシステムの会社とは、本来業種の異なった会社です。
富士フイルムさんのすごいところは、そのすべてを同時に手掛け、取扱店を地道に
開拓してきたことです。このような会社は今日、世界中どこにも類を見ません。元々
カラーフィルムを開発、生産できる会社自体が少なかったので無理もないでしょう。

続きを読む
posted by 安瑠芭夢家 しゃしんのポップ at 15:22| フォトライフ

2017年08月07日

1GBが39,800円 (@_@; )、14年前のメモリーカードの値段? 「(フジカラーのお店プリントは)お店に手ぶらで」暫定宣言!(の、予告篇)

【前回まで】

以降の関連記事は、
当ブログの2017年8月1日付記事の一部を再編集し掲載しています。



ふと思い立って、フジカラーTVCMの名場面を集めてみました!
(出どころは? どうぞ聞かないでやってください <(_ _)>)

  長瀬店長シリーズ(2004年4月から2010年上半期まで放映)
  (2017年8月1日付記事の一部を再編集して掲載)

デジカメ写真のお店プリントをさらに広めるべく、何と20本以上制作されたそうです。
長瀬智也さん演じる店長さん、堀北真希さん演じる店員さん、そして長年にわたって
親しまれてきた、樹木希林さん演じる綾小路さん(長年常連のお客さま、という設定)。
この3人がときにはお店を離れ、公私共々繰り広げるドラマが人気のシリーズでした。

  長瀬店長シリーズ 「大きなケータイ」
  ケータイからも、フジカラーでお店プリント
  (2017年8月1日付記事の一部を再編集して掲載)

2007年の放映です。10年前ですね。

2000年頃、写真付メール用にカメラ付ケータイが発売され若い人の間で大人気に。
2003年頃からカメラ付ケータイにminiSDカードが採用され、デジカメ写真のように、
より気軽にお店でプリント注文していただけるようになりました。

その後ケータイのカメラも画素数が100万画素を超え、「普通の写真サイズ」のL判
(89×127mm)ならデジカメと変わらない美しい写真プリントをお楽しみいただける
ようになりました。その需要拡大を図り制作されたTVCMが「大きなケータイ」篇です。

FullSizeRender.jpg
 (c)富士フイルム

 綾小路さん 「ケータイで撮っても、普通の写真サイズで楽しめるように、
       開発してもらったんです」
 長瀬店長 「お店プリントすればいいじゃないですか」
 綾小路さん 「え?」
続きを読む
posted by 安瑠芭夢家 しゃしんのポップ at 22:25| フォトライフ

2017年08月01日

フィルムもプリントもフジカラー♪ 樹木希林さんが40年以上にわたって出演 なつかしの、フジカラーTVCMをふり返って

  なつかしの、フジカラーTVCM名場面

なつかしい? それとも新鮮?
ふと思い立って、フジカラーTVCMの名場面を集めてみました!
(スクリーンショットの出どころは? どうぞ聞かないでやってください <(_ _)>)

  長瀬店長シリーズ(2004年4月から2010年上半期まで放映)

デジカメ写真のお店プリントをさらに広めるべく、何と20本以上制作されたそうです。
長瀬智也さん演じる店長さん、堀北真希さん演じる店員さん、そして長年にわたって
親しまれてきた、樹木希林さん演じる綾小路さん(長年常連のお客さま、という設定)。
この3人がときにはお店を離れ、公私共々繰り広げるドラマが人気のシリーズでした。
なぜか当店「アルバムの森 しゃしんのポップ」スタートと同時に完結してしまいました。

最初にご紹介するのは、このTVCMです。
長瀬店長シリーズの中でも特に発想がユニークで、私には深く印象に残っています。

  長瀬店長シリーズ 「大きなケータイ」
  ケータイからも、フジカラーでお店プリント

2007年の放映です。10年前ですね。
「十年一昔」と言われますが、この店内インテリアと銀色のユニフォームは今見ても
十分、“近未来的”な雰囲気が出ています(そっちの話し、ですか?)。

2000年頃、写真付メール用にカメラ付ケータイが発売され若い人の間で大人気に。
2003年頃からカメラ付ケータイにminiSDカードが採用され、デジカメ写真のように、
より気軽にお店でプリント注文していただけるようになりました。

その後ケータイのカメラも画素数が100万画素を超え、「普通の写真サイズ」のL判
(89×127mm)ならデジカメと変わらない美しい写真プリントをお楽しみいただける
ようになりました。その需要拡大を図り制作されたTVCMが「大きなケータイ」篇です。

FullSizeRender_3.jpg
 (c)富士フイルム

 長瀬店長 「でかっ!?」
 綾小路さん 「ケータイで撮っても、普通の写真サイズで楽しめるように、」
続きを読む
posted by 安瑠芭夢家 しゃしんのポップ at 22:06| フォトライフ

2017年07月10日

パシフィコ横浜で開催の「PHOTONEXT2017」へ行ってきました〔その5〕   「ソフトバンク」さんの写真セルフプリントコーナー「スマホプリントステーション」の製造元はノーリツプレシジョンさんでした(当店スタート7周年の所感にかえて)

パシフィコ横浜で6月20〜21日開催のフォトグラファーズ&フォトビジネスフェア、
「PHOTONEXT2017」(写真館、写真店向け関連用品展示会)レポート〔その5〕
です。

注)以下の記事は会場で感じた印象をまとめたものです。
  展示内容の詳細等をレポートするものではありません。
(「PHOTONEXT2017」の公式サイトはこちらをご覧ください。)

  実はアナログ派だった?
  「アルバムの森 しゃしんのポップ」店主の行動

今回の展示で私たちはまず、最初に富士フイルムさんのブースへ寄らせていただ
こうと考えていました。「FUJIFILM」の大きなロゴマークのサインは、会場の1番奥
に掲げられていたにもかかわらず、入口からも実に良く目立ちました。

「いや、なにも、あんなに威張らなくても・・・(@@;」

入口から真っ直ぐ「FUJIFILM」のサイン目指して歩いていた私たちでしたが、ある
展示の前でピタッ! と足を止めたのは私で、仲田を少し、戸惑わせてしまいました。

「・・・初めて見た」
(今話題の映画に、これとよく似たセリフがありましたっけ(^^;?)

「NORITSU QSS-2301」!?
本体にアクセントを添える、特徴あるストライプ。WEB上の写真でしか見たことは
なかったのですが、間違いありません。しかも、電源が入っています。なんで??

続きを読む
posted by 安瑠芭夢家 しゃしんのポップ at 23:56| フォトライフ

2017年03月05日

フォトアルバムは、ご家族のどなたがお作りになっていらっしゃいますか?

フォトアルバムは、
ご家族のどなたがお作りになっていらっしゃいますか?

当店のお客さまの場合は、お母さまやおばあちゃまが
ご家族のフォトアルバムを作っていらっしゃるというご家庭が
多いように見受けられます。

続きを読む
posted by 安瑠芭夢家 しゃしんのポップ at 19:17| フォトライフ

2016年08月18日

【祝】おめでとうございます。JSS毛呂山の瀬戸大也選手がリオ五輪で銅メダルを受賞! (そして、中継映像は高画質の写真に迫る4K/8Kの時代へ)

昨日の17日、リオデジャネイロから帰国された
毛呂山町(当店のお隣の町です)ご出身の瀬戸大也選手は、
今回のオリンピックの男子400メートル個人メドレーで見事、
銅メダルを獲得されました! 本当におめでとうございます。
4年後に控えた東京オリンピックに向けての抱負も熱く語って
いらっしゃいましたので、これからのご活躍も楽しみです(^^)。

地元後援会の皆さまもよく、こちらへご来店くださっています。
いつも、どうもありがとうございます。
当店としても写真プリントサービスを通じて、少しでも応援の
お役に立てればと思っております。

 シャッターを切る快感は視聴者のものに!?

ところで、
オリンピックといえば、競技と同じくらい白熱するものに、
報道関係者の取材合戦も挙げられますね。
特に新聞社の専用席から超望遠レンズを構える報道写真家
の方々の、決定的瞬間を逃すまいとする緊張感溢れる姿は、
テレビカメラの恰好のターゲットにもなっていました。
続きを読む
posted by 安瑠芭夢家 しゃしんのポップ at 19:05| フォトライフ